台北速攻(4)

2007-09-13 00:00:16 | たび
514cdbbe.jpg『小籠包』そして、朝から続いた臨時組み合わせのツアーは解散し、有志によって、夕食の小籠包を食べに行く。店の前には大勢が並んでいるが、やっとのことで6人テーブルに座ることができた。向かい側の老婦人二人は、食卓の上の山のような小籠包に恐れをなしたようだ。どうもコトバに癖があるので、「名古屋からですか?」と聞くと、正解。すかさず、違う席にいた若い女性が、千葉に住んでいるのだが、名古屋出身であることをカミングアウトする。まずい・・。名古屋人たちを悔しがらせるために「19,800円のツアーです」と言ったら、本当に悔しがり、きょうのツアー料金は内数なのか外数なのかとか、小籠包レストラン代は別なのか・・とかカネの話ばかりだ。名古屋人の祖先は台湾から来たのかもしれない。

『名古屋人おそろし』そして、一人当たり8個の割り当ての小籠包を食べきれない名古屋の老夫婦はしきりに、私に残り物を片付けるように薦める。そして、なんとか全部始末したと思って立ち上がろうとすると、「野菜も残ってます」と鬼の一言が追加される。例の隠れ名古屋の若い女性だ。名古屋怖ろしだ。

514cdbbe.jpg『士林観光夜市』その後、もっとも有名な夜市(よるいち)、士林観光夜市へ。さらに何か食べようと思ったが、満腹。名古屋人のせいだ。急に大粒の雨が降ってきて、たまたまカバン店の軒先に入ると、店内から威勢のいい若い男の声で、「ビトン!ビトン!ビトン!ビトン!!」って・・これでも日本国よりも国債の格付けが上の国なのだから嫌になる。


『足踏みマッサージ』次は台湾式足踏みマッサージ。90分で1500円元(5500円)と日本より割安だ。だいたい台湾の物価は、一次産業(農作物)は日本の1/2程度。そして二次産業・三次産業では2/3程度。要するにうつぶせにした背中の上を、足で踏んで痛めつけるマッサージ法だ。ところが、日本のマッサージと違って、最初は仰向けにされ、頭の皮をマッサージする。そして腕や肩も前からもみ始める。そして、次々にマッサージ以外の余計なサービスを薦められる。例えば、足の爪の手入れ、足裏の角質の除去、そして耳のそうじ(湿度が高く、大陸から土煙が飛んでくる)各付加サービスは2000円ずつ位。全部断る。

で、売り込み失敗のあと、うつぶせにされ、足踏みが開始される。個人的には、肩凝りで患っているのだが、腰のマッサージは大変よく効くのだが、肩こりは今一だ。マッサージ終了で目を開けると、コンタクトレンズがどこかに飛んでいってしまい、何だか視力が定まらない。店の名前をよくみると「豪門世家」と書かれている。ゴーモン的だったわけだ。

そして、疲れた頭で、明日の帰国前に行く予定の、世界最高の501メートルのビル「台北101」への道順と時間、さらに残り僅かな所持金を補充するためのシティバンクのATMの場所を確認し、夢の中に沈んでいく。

そして二日目は終わり、三日目が始まる。
続く


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