満月ではない中秋の名月

2007-09-26 00:00:44 | 市民A
9d1de183.jpg2007年9月25日は旧暦で8月15日。つまり中秋の名月である。朝方の予報では、曇りか雨だったのだが、一転して夜空は晴天となる(横浜の話)。月と言えば、先の8月28日の皆既日食は全国のほとんどの地域が曇りで、「赤い月」を撮影しようと、デジ一眼にとりつけようと超望遠レンズを購入された人は悔しい思いをしたはず。思いがけずの中秋の名月に恵まれ、さあ、と不意に撮影しようとしたら、バッテリー充電を忘れていて、充電が終わったときには、月が雲間に隠れてしまった、などという方もいるのだろう。そういうのを運のツキと言うのだろうか。

さて、ありあわせのカメラとレンズで撮影したのだが、三脚まで使う気にならなかったので、それなりにしかならない。現物の月は白っぽいのだが、寂しいのでちょっと着色してみた。月の表面の凹凸が映らないのは、特に満月の時には太陽の光が正面から当たるので、クレーターなどの陰影がつきにくいためだそうだ。人間の顔もそうだが、正面写真だけでなくサイドビューもいいものだ。

そして、よく見ると、月は円形ではない。つまり満月ではないわけだ。この旧暦8月15日と満月が一致する方が少ないらしい。ことしの中秋の名月は十三夜である。二日後の新暦9月27日が満月にあたる。

太陽と地球と月という各一個ずつの天体だけでも、それほど割り切れないのだから暦の世界というのも面白いと思うのだが、うかうかしていると、地球温暖化がすすんでいくと、海水が宇宙空間に蒸発していって、やがて地球も月のようになってしまうのだろう、とちょっと心配してしまうのである。

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