台北速攻(1)

2007-09-10 00:00:04 | たび
先週の初めに台北に行っていた。最近、大流行の夏休み後倒し作戦。理由は主に二つ。「安い」&「すいてる」。想像のとおりである。

ところが、横浜の北の方に住んでいると、成田は遠く、かつ高い。横浜-都内間は別にして、都内から成田までのおよそ5種類の方法と必要時間と費用は次の通り。公称(自称?)の早い順に書いてみる。

 1.JR 成田エキスプレス (東京発) 54分  2940円
 2.リムジンバス     (箱崎発) 55分  2900円
 3.京成 スカイライナー (日暮里発) 56分 2000円
 4.京成 特急      (日暮里発)72分  1000円
 5.JR 快速        (東京発) 86分  1280円

そして、もちろん「4」を選ぶのだが、そうすると、渋谷駅から山手線外回りに乗らなければならない。機内持ち込み可の小型のスーツケースにしているが、それでもかなりの邪魔者。まあ、気にしない。新宿を過ぎ、池袋からは、スーツケースの男女が徐々に増えていく。そして、問題のJR日暮里駅で、別のホームの京成線に乗り換えるのだが、顧客を奪われたくないJRは乗り換え階段にエスカレーターを取り付けていない。きれいなエスカレーターに乗ってしまうと、そのままサヨナラになる。池袋から山手線に乗ってきた、東京タワーの表紙のハングルのガイドブックを読んでいたお行儀の悪い二人連れのコギャルは、無事に韓国に帰れただろうか?

そして、京成線の特急は、空港専用でもなんでもないのだが、特にアジア系の方に人気で、スーツケースが車両内に林立していて、普通のお客様には大迷惑だ。かといって、実は、京成が成田からの高速鉄道を都心まで引き込む工事を進めているのだが、たぶん経営的には大失敗になるような気がする。要するに、安いから京成を使っているのだからだ。

そして、今回はある旅行会社の設計した格安プランのチケットなので、団体専用カウンターに向かう。各社の窓口が並んでいるのだが、そのうち一社の窓口だけに長蛇の列ができている。HIS社である。元株主。そして、私もその列の最後部に並ぶのである。何しろ、2泊3日、半日観光付で19,800円!と恐怖の価格破壊である。もっとも、その他に1万円以上の燃油サーチャージがかかるというのが理解できない。サーチャージは同じ飛行機の同乗者は均一料金らしいが、もともと航空運賃の一部なのだから、航空券の価格に比例すべきではないだろうか。

そして、台湾と言えば、先日の那覇空港で派手な立ち回りをした中華航空だけは嫌だなと思っていたら「日本アジア航空(日本航空)」だった。まあ、・・

そして待合室では、薄型テレビに、政府広報の宣伝ヴィデオが流れる。「美しい国へようこそ」の英語版。アナウンサーは安倍ちゃんである。かなり暗いイメージでボソボソと英語でしゃべっているが、「日本でこのヴィデオ流してどうするんや」、「本心では、観光客も移民も難民も歓迎したくないくせに」とか思ってしまう。

そして、定刻通りジャンボに乗り、エプロンに向かうのだが、先行機がいて、待たされる。中華航空のジャンボだ。後ろから見ていて思ったのだが、那覇空港の時は、中型機のB-737だったのだが、ジャンボの定員は400人以上。果たして90秒で逃げ出せただろうか。一部は二階建てだ。そして、737の操縦席の窓から脱出して台湾で英雄になった優柔不断のパイロットは、ジャンボの場合、とても飛び降りられないほど高いところにコックピットがあるので、どういう方法で脱出しようと企むのだろう、と考えたがわからない。

中華航空の飛んだ後の気流の乱れの中を飛ぶのは不安だなあ、とか感じているうちに、先行機の2分後に飛行機は動き出したのである。

さっそく、機内誌を読むと、オセロの二人が台湾キャンペーンを張っていて、「台湾、台湾、行きタイワン」だそうだ。一方、PUFFYがやっているのはANAの中国キャンペーン。なんだか、ゴチャゴチャになってしまう。そして、台北到着は既に夜。先に飛んでいった中華航空機はどこかに消えてしまったようだ。南無。

3b732458.jpg『ホテル』キャンペーン価格なので文句つけられないが、ホテルは英語ではMEADOWというのだが、日本名は「ミット」?。変な読み方だなあ、と思っていたら漢字では「密都大飯店」と書くようだ。いかにも怪しい名前で、室内の天井の一部は鏡張りとさらに怪しい。でも、実際に怪しいことは何もなかったわけである。以前、ソウルでも聞いたのだが、怪しい商売の方々の多くは、取締りが厳しいので、日本に行ってしまったのだろう。治安は日本と同じ位だそうだ。それよりも、このホテル、6階までの部分と7階から上の部分は、外観が少し異なる。もしかして、元々6階建てで、儲かったカネで7階以上を増設したのではないだろうか。アネハ氏もオツトメが終わったら、こちらで職を探せばまったく問題ないだろう。

まだ、台湾の話は何も始まっていないのだがイントロが長くなりすぎたので、次回・・



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