ZOFFで一本

2005-05-30 09:39:59 | マーケティング
7df5600f.jpg先日、中原透さんのブログで紹介されていたメガネやさんの「ZOFF」に行く。実は、私は普段はワンデイ・アキュビュー(使い捨てコンタクト)を使っているのだが、週末には、なるべくメガネにしている。もちろん角膜を休めるのと、使い捨ては高いから。

ところでメガネとコンタクトにはそれぞれに長所や短所があるのだが、コンタクト派の弱みの一つに、コンタクトだけではなく、メガネも併用するということがある。短時間使うにはメガネは便利だ。そして、ワンデイにたどりつくまでには試行錯誤を繰り返した人が多く、結構、私もメガネには、心を配る。

また、土曜日に月二回の割で小学生低学年を対象とした「こども将棋教室」を開いているのだが、ぺヨンジュン型のメガネをかけていたところ、最近、こどもだけでなく、その母親まで教室にいらっしゃるようになってしまい、ちょっと困ってきた(親子20人を超えると教えるのは難しい)。そして、直接的には、ゴルフ場で火花が出るほどのハードヒットした衝撃でフレームがゆがんでしまったのだ。

ZOFFは現在、全国21店。HPで探して、渋谷マークシティ店に行く。あまり広くない。種類も多くない。しかし、5人位のお客さんがあれこれ探している。そして明朗会計だ。すべて込みで、5,250円(プラ)、7,350円(メタル)、9,450円(チタン)の3種類。紳士服の2プライス店はあるが、それと同じような感じだろう。あまりに安いので、将来必要となる老眼鏡も含めて10年分を買いだめしようかと思ったが、思いとどまり、後で、中原さんに笑われないようにチタン製9,450円にする。フレームを選んでから検眼して、会計して待つこと45分だ(その間はどこかに消えていること)。21店舗でも資本金は2億2千万円とやや大きい。資金繰りに配慮して、現金で払ってあげた。


しかし、この店もどんどん増えていきそうな予感がする。レンズデータを持っていけば、すぐにメタルでもプラでも作ってくれる。ところが、実は同じような価格帯のチェーンもある。「フランクリン」だ。行ったこともある。こちらは、店舗の高級感を高める戦略で、蒲田店ではクラシックが流れていた。案外、ZOFFが増えると、こういうところが苦しくなるのかもしれない。

そして、調べてみると、ZOFF社は、ZOFFの上位店舗も始めていた。「コンソメ」。渋谷に一店だ。こちらは、12,600円から25,200円まで3,000円きざみで5プライス。ZOFF店の価格帯はおかない。結構、正しい戦略なのだろう。正体不明のユニクロプラスよりは戦略が明確だ。そして、将棋教室の母親の数が減ってきたら、次は「コンソメ」の方に行くことにしておく。