その価値は・・金貨か銅銭か?

2005-05-19 10:01:58 | マーケティング
19982bd1.jpg数年前に、今の家に引越したのだが、未だダンボール箱に入ったものもあるという不精者が、待望のコレクションケースを買ってみた。長い生活の垢のように、ごちゃごちゃとおもちゃが溜まってきているのだが、まとめて並べてみようかと思ったわけだ。もちろんゴルフや将棋のトロフィーなんかは永久に箱の中に封印。コンペ優勝記念の金の延べ板20gは貸し金庫の中に転がっているので、数えてみれば並べるほどのものは1ケタ以内なのでどうってことない。

そしてほこりを払って箱から出したものに、古いウィスキーがある。何と「大阪万博記念ウィスキー」だ。箱の一部に傷があるが、中身は美しい琥珀色。1970年と書いてある。なぜ、これがダンボールに入っているかというのは、初代の持ち主が下戸だったから手を付けなかったからだ。そして下戸はウィスキーを買ったりしないのだから、何らかの理由で誰かから貰ったのだろう。そして、今、私のところにある。

そして、コレクションケースの下段の隅に箱入りで収められたというのは、きわめて妥当な行為だったのであるが、数日後、NET上で、おそろしい記事を見つけた。asahi.comの記事だ(2005年05月13日02時33分)。

 100万円ウイスキー、1日足らずで売り切れ
  サントリーが売り出した100万円ウイスキー「山崎50年」=サントリー提供

  11日に限定50本で売り出された1本(700ミリリットル)100万円(税別)の国産ウイスキー
  「山崎50年」が1日で売り切れた。販売元のサントリーは「ウイスキーとしては破格の高さ
  なのに、こんなに早く売り切れるとは」と驚いている。
  山崎50年の熟成期間は50年以上と国産で最も長く、値段も最も高い。11日午後2時、同社の
  ホームページに酒屋などを通じて注文を受け付けると告知したところ、12日朝になって注文
  票が次々とファクスで舞い込んだ。午前11時に50件に達した。個人のほか飲食店からの注文
  もあったという。

  同社は「ウイスキーは長い年月をかけてじっくり寝かせるが、ウイスキーファンはこんなに
  も決断が速いんですね」。

50年で100万円ということは1年で2万円である。そして私のウィスキーは1970年製。35年である。35年×2万円はいくらかというような計算も欲望の前には困難になる。よく考えれば70万円ではないか。なぜか1センチほど液面が下がっているが、決して飲んだわけではない。惜しむらくは樽醸造ではないのだが、逆にビンに入ったままということは本物の証明でもあるわけだ。

実は、これからどうすべきか良く分らない。とりあえず、銀行の貸し金庫に入らないことだけは間違いないので、またダンボールに詰め直して目立たない場所に隠してしまい15年後を待つことになったのである。そして、コレクションケースに空いてしまったスペースには、沖縄サミット記念泡盛のビンがダンボールから一軍昇格することになったが、こちらの価値はいつまでたっても2000円札並みなのだろうと予測しておく。
追記:週末にはトランクルームへ移送予定。

紀宮様の結婚式は11月15日に

2005-05-19 10:01:19 | 市民A
宮内庁の発表によると紀宮さまと黒田さんの結婚式は11月15日(大安)になったとのこと。当初は確か10月ということだったかと思うが、「○○れた」というのは禁句だ。

最近の一般公式「三低」をあてはめてみよう。
低依存・・うーん???違うかな。
低リスク・・これはそうだ。公務員。
低姿勢・・知るすべなし。

ところで、紀宮さまについて、JUKEさんがある法則をNET内で見つけていた。ご参考に。