Recommend blogについて

2005-05-18 10:03:09 | 市民A
ブログを書き始めて、もう少しで1年になる。そのあたりは、きちんと1年経過してから書こうと思うが、他人様のブログについて、書いてみる。といってもプラス方向のリコメンドである。というのも、

  世間にはネクラジャーナリストがいて、「ブログブームは去った」とか騒いでいる声もあるが、
  1.社会現象には波動性がある、という一般原則を知らない。
  2.自分にオリジナリティがなく、他人のブログの評論だけの人が、ブロガーの目が肥えてきて
    飽きられたことが理解できない。
  といった事情で、自分で筆を置けばいいものを、他のブロガーも道連れにしようというのだから、
  そら恐ろしい。
  集団自殺サイトではないのだから、一人で退出すればいい。

さて、リコメンドを始める前に、本稿では、おもに当ブログ右下のお勧めLinkの欄を解説予定。ただし、全てが同列に極上ブログなのだが、順序は、重要性ではなく、話の筋の順になる。もしかして、落としたら申し訳ないが他意はない。それと、どちらかというと「宝探し」的紹介なので、メジャーブログの方は、なるべく触れないことにする(あるいは1行とか)。ここに書く意味がないからだ。さらに、実際に、メジャー(アルファ)かどうかは調べるのは面倒なので、「メジャーだろう」との推定による。そして、並べてみて感じているのは、自分には、好みの長さがあるということ。1500字から2500字のブログをよく読んでいるような気がする。リズムか・・ では、さっそく、

1.職業人が、結構ゴリゴリ突っ込んでいるハード物。
 「THE EYE FORGET」、写真家、横木安良夫氏がガンガン書いている。技術論はほとんどわからないのだが、彼の美しいPhotoが毎日見られる。と極楽気分だったのだが、突如、新しいことを始めた。ベース基地のcocologの分室をlivedoorに作った。livedoorのPhoto画質が粗いことを逆利用して、自らの作品のプリント販売用のカタログとして使っている。livedoorベースの画像でも、L版くらいにPrintしてPhoto Standに入れておくなら十分だろうが、拡大して、本人の自筆サイン入りとなると、ブログを見てからメイルして注文するようになっている。しかし、本人も頭を捻られているが、作品の妥当なプライシングも難しい。

 「法と常識の狭間で考えよう」、は非常に専門的で重い。裁判について、あらためて考えるといろいろなことが見えてくる。例えば、名張赤葡萄酒事件として、死刑判決が再審となったケースでは、地裁無罪が高裁死刑となったことから、三審制は誰のためだという主旨のエントリがある。手鏡教授が裁判中にもかかわらず、大学をクビになったのは正しいのか?とか問題提起は一つ一つ重い。

 「ふじすえ健三ウェブサイト」は代議士ブログだ。彼は、”挑戦型代議士”なのでブログは熱っぽい。本人の談では、”単なる安上がりの選挙運動”と言われていたが、事態は違う方向に走っていくだろう。妙な勢力とトラブらないことを切に祈る。

 「渡辺明ブログ」。20歳、将棋の新竜王のブログだ。将来は将棋界のリーダーとなると思われている。職業ブログは一歩間違えば、業界内部の暴露型に陥るのだが、超人はなんとかしてしまうのだろう。

2.ご当地奮闘型
 「ブラジルサンパウロから世界へ、そして渋谷」さんはパワフル。サッカーフリークならさらに楽しいだろう、読んでいるとブラジルのことが見えてくる。”プロジェクトX”がブラジルでも放映されているとの段で、”暗く重い主題歌”がブラジルにまったく似合っていないとの説には深く同意。レオン監督の神戸入りの話なんか、さすがに現地である。本人は10万アクセスまでは続けると書かれていたが、よく見るともうすぐ10万になってしまう。みんなに紹介すると、逆に早く終了してしまうのではないかと心配になる。私だけが読者ならあと数年は書いてもらえるのだが・・

 「vagabondの徒然なるままにinネリヤカナヤ」さん、は都会派の管理人が突然奄美大島での生活を始めることになった。どうなるのかな。

 「puramuざつがく」さんは名古屋にこだわる。私も名古屋の味にはまっている。

3.有名人ブログ
 「finalventの日記」さんは、アルファの”極東ブログ”の別バージョン。極東ブログが左脳で書いているとすれば、finalventの日記は右脳書き。読み過ぎると、自分の文体に影響が出るほど、味が辛い。いつかおそろしいことが書いてあった。”遺書のつもりでblogを書いている”とのこと。敬服。

 JUKE Blogさんは、面白い話を形式にこだわらず書き飛ばす。

4.同好の香り
 「ある活字中毒者の日記」さんと「中原透」さんと「吟遊旅人のつれづれ」さんは気分が落ち着く。波長の問題なのだろう。どこかに似ている筋があるのだろう。

5.日記的であるような、ないような
 毎日書くことが日記であるなら、大部分のブログは日記といってもいいのだが、他人に読まれる日記というのは、エッセイであろう、というのが私の考えなのだが、「明日は明日のホラを吹く」さん、「TANEの日常」さん、「あんなこと、こんなこと、どんなこと?」さん、超長めの天声人語派だろう。日常のできごとと、自分の主観をぶつけていくという書き方は意外と定石で手堅い。

6.応援系
 「経済オンチ、日経を読む。」まずオンチは差別用語だ。毎日の日経から記事を一つ切り抜き、自分で解説を書く。書き続けるうちに、経済通になったのがよくわかる。さすが日経、続ける日経?

そして海の外日記」さま、就職内定おめでとう。「ぶまの見る世の中」は結構有名派だが、意見がしっかりしている。ちょっとハード。

7.有名系のかたがた
 リンク集にノミネートしているのに、きょう書かなかった方々は、あえて言うことなしってことでお許しを。毎日、覗いて楽しんでいるので今後とも良質ブログの供給サイドよろしく。
では・・