ピストンエンジンは永遠か!な?

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インテークマニホールド取り付け

2006年03月19日 | 吸気系
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今回はエボリューションエンジンにS&SのEキャブを取り付ける作業の一部ですが、インテークマニホールドやシールの交換に役立つと思います。

黒いリングは断面が三角形の専用シールです。キャブのキットには付属していますが、他の形状のものでは代用はできませんので、必ず純正部品かそれに準ずるものを用意します。
ショベルのマニホールドシールより長持ちはしますが、所詮ゴム製なので永久に使えるわけではありません。

ゴム製シールの例にもれず、組み込む前にシリコングリースを塗布しておくと、マニホールドの角度を合わせるときのトラブルを防ぐことができます。

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キャブ側のボルトを締めるときは、先がボール状になったヘックスレンチを使うと便利です。

しかし最後にトルクを掛ける時には、ワタシはボルトを傷めたくないのでストレート形状の工具を使います。

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そして反対側のボルトを締めるときには、ワタシの残り少なくなった秘技の一つです。

カットして適当な長さにしたヘックスレンチをボルトに差込み、メガネレンチを使って締めます。

これは他の狭いところにも応用が利きますね。

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各種の特製レンチ!です。


ハーレーダヴィッドソンの整備やカスタマイズには経験と知識は不可欠ですけれど、創意工夫もなくてはなりません。
日本車の部品は標準化されて、ホトンドの部品は精度も良くそのまま使えるし、イザとなったら製造元に日本語で問い合わせることや返品も可能です。
それに、日本製のものは時系的に幅が狭いのに対し、ハーレーでは50年前の設計の部品まで未だに使われています。
日本の短期間におけるスクラップ&ビルドは伝統的文化?とも言えますね。

創意工夫を迅速に行うためには、感性も磨く必要があるのです。
優れた感性により創意工夫されたものは、違和感を生じることなく丈夫で長持ちするものを作れます。

ワタシもハーレーばかりイジルようになってからは人格が変わったような気がします。

悪魔のように大胆に、天使のように繊細に?









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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あ~プロも一緒なんですね。 (ジャイアン)
2006-03-21 05:55:43
あ~プロも一緒なんですね。
オイラもヘックス切って、切った先も使うので取ってあります(笑。

最近は普通のヘックスレンチは使わずに携帯用の10徳ナイフみたいな折出すヤツを普通に使っています。
プロから見れば何だよと思うかもしれませんが(ツールマニアも思うかな? 笑)
まっすぐ使えて、握りやすく、強度がないのでオーバートルクが掛け辛く、締めすぎや舐めることが少なくて済みます。
バラして無くさないで済むし。
トルクスも同じタイプの携帯用(笑。

道具選びはそれぞれですが、使える道具って決まってきますから、
ないときは隣の20年来の行きつけのバイク屋いって借りてきます(笑。

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jaiさんのパワーではね・・・(笑)。 (ピストン)
2006-03-21 19:48:38
jaiさんのパワーではね・・・(笑)。

ワタシのソケットのヘックスレンチセットは30年使っているプロトですけど、3/16だけはスナップオンなんです。
なぜかと言うとコレだけ捩れてしまうのですよ。勿論緩める方向です。年に1回は交換ですね。
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