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Vツインの起源③の補足

2005年10月11日 | consideration
Vツインの起源③のなかで、BMWのヘリオスについて「へんてこバイク」と書きましたが、仲間がたくさん居たのにはビックリしました。
最近はバイク雑誌をあまり読まなかったので今頃気付いたのですが、先月発売のHOTBIKE誌86号を今日みていたら1920年ハーレーダビッドソンW sportの記事が掲載されていました。ご存知船場モーターのコレクションだそうです。しかもハーレーダビッドソン本社から請われて売却され、アメリカに里帰りするのだそうです。
このWスポーツがヘリオスと同じ横置きフラットツインで、記事には英国ダグラスのコピーと書いてあります。
調べてみると確かに1931年ダグラスE31という横置きフラットツインはありましたが、それ以上のことは分かりません。
BMWはヘリオス以前につくったのは2サイクル単気筒で、ヘリオスのすぐ後には普通の縦置きフラットツインになっていますので、横置きフラットツインはヘリオスのみです。
ハーレーも本社に保存されていないくらい希少なものですから、あまり売れなかったようです。
ダグラスが本家で、ハーレーWスポーツ以前から31年までずっと作っていたのかは分かりませんが、3つのメーカーが大西洋と英仏海峡を跨いで、この超ヘンテコなバイクが市販されていたとは本当にビックリです。
しかし、、難儀でコストが高くつくと思われるシャフトドライブを使わないで、振動の少ないフラットツインを採用するには、横置きクランクシャフトは素晴らしいアイデアと思えたのかもしれませんね。
興味のある方は是非HOTBIKEを購読してください。


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