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フライホイールエンドプレー

2007年06月11日 | ハーレーの構造

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純正部品番号”9028”のこのベアリングセットは、ショベルヘッド・エボ・TCと1969年から2002年までの長い間に渡って使われていました。

テーパーベアリングを2個対に使って、中間のスペーサーでエンドプレーを設けるのはホイーイルハブと同じ構造です。

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ベアリングはスプロケットシャフトに圧入されるので、エンドプレーを確認したり調整するためにシュミレーターを使います。

市販のものもありますが、青矢印はジャンクのフライホイールから外したスプロケットシャフトの外径を5/100mm程度研磨して、ベアリングをユルユルにして使いました。

黄色矢印はベアリングの間に入るスペーサーで、厚みの異なるものが用意されていますから、交換することによりエンドプレーを調整します。

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このように仮組みしてダイアルゲージで測定します。

ダイアルゲージのマグネットベースは、当然アルミニウムのクランクケースには直接取り付けられませんから、プライマリーケースの取り付け穴を利用して鉄のフラットバーをボルト止めします。

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サービスマニュアルの指定値は1/1000~4/1000インチ、つまり0.0254mm~0.1016mmです。

この場合は5/100mmです。

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