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4速T/M ラチェットトップ

2006年04月13日 | トランスミッション

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’78年前期まで使われていた”ラチェットトップ”です。シンプルなリンケージは磨耗や故障が少なく、ハンドシフトにもカスタマイズしやすいので人気があります。

ミッションの上部のカバーですけれどシフト機構が組み込まれているので、単なるカバーではありません。

何回も言うように、こうしたアッセンブリーの経歴は分りませんので、できれば手に入れた時点で分解整備をしたいものですね。

やはりココにも・・・・!

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ココはシフターカムの位置をフォロワーで押さえる部分です。今は1速と2速の間のニュートラルです。

シフターカムと位置決めカムは一体構造になっていますので、シフターカムの位置もニュートラルです。

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矢印はニュートラスイッチと接触する突起です。当然シフターカムのニュートラルと一致しなければナリマセン。

ところが、チョット考えれば分かりそうなものですが、ニュートラルランプが点くタイミングは3速ギアの付近になっていました。まったくナンテコッタイ!!

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シフターカムにFLの浮き文字があるのに注目です。

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分解するのには、まず矢印のスクリューを外します。

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シフターカムのシャフトを抜く事ができます。因みにOリングが見えますが、この奥にシールを付けるのでコレは蛇足です。こんな余計なモノをつけるのならシフターカムをチャンと組めよ!て感じですよね。

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シフターカムが外れます。

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ラチェット部分を外して・・・・・・。

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矢印のところにあったコッターピンを抜き取れば・・・・・。

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シフターシャフトがシフターギアから抜けます。中にはこの挿入部分が硬くて抜けにくい場合がありますので、その時はコジッたり引っ張ったり苦労させられますね。

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  トップカバー本体をガラスビーズで仕上げてから組み立てます。

注意事項はその時に・・・・・。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
分解整備 (じゅん)
2021-01-21 15:44:42
失礼します。
ラチェットの分解整備(スプリング交換)について模索したところたどり着きました。
過去の内容にて大変恐縮なのですが、「4速T/Mラチェットトップ頁」の上から10枚目の画像のように分解したいと考えております。
ラチェット部はミッション本体につけたままで、ギアはニュートラル時に分解した場合、ストッパーピンが外れノッチの位置がフリーになるので回転して変わったりするものなのでしょうか?
お忙しい中大変恐縮ですがお時間のあるときにでも対応くだされば幸いです。
Unknown (ピストン)
2021-01-24 00:23:23
コメントありがとうございます。しかしながら、当時のショップは閉じてしまい、記事のような作業は10年以上もしていないため正確なことを申し上げる自信はありません。申し訳ありませんが悪しからずお願いします。。
Unknown (じゅん)
2021-01-25 12:30:10
お忙しい中大変恐縮です。
ご丁寧なご返答ありがとうございました。
こちらこそ突然申し訳ありませんでした。

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