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ピストンエンジンは永遠か!な?

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カートリッジ オイルフィルター

2006年12月22日 | オイルその他

人気blogランキングへ 今日は冬至です。

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S63_4

写真はリメイク中のショベルチョッパーに元々付いていたSPIN-ONオイルフィルターです。

S64_4

外してみてビックリですね。オイルラインが逆に付いていました。

S61_6

このブラケットには親切にIN,OUTが書いてあります。

S62_3

ハーレーダビッドソンの純正タイプオイルフィルターは「取り付けが可能か」という分類では2種類です。

63782-80だけ青矢印の取り付けスクリューの径が小さく、他は同じです。

中央の63798-99Aは3.540円(また値上がり?)とスコブル高価ですが、TWIN-CAMエンジン専用にリリースされましたけれどエボエンジンにも代替可能だそうです。

特徴は赤矢印に示す通路から見えるオレンジ色のアンチドレンバックバルブです。つまりオイルラインを逆につけて、このフィルターを使うとオイルが流れません!

幸い?に一番右のフィルターが使ってあったので、事故は起きませんでした。

起きる可能性のある事故は、

  1. オイルホースが圧力に負けて破損するか抜ける。 
  2. オイルがクランクケースから戻らず、タンクが空になって油圧がなくなる。 
  3. クランクケースに溜まったオイルがブリーザーから噴出す。

これらの何れか複合かというところですね。

ではアンチドレンバックバルブが付いていなければ良いかというと、リリーフバルブの方向も逆になりますから、フィルターが目詰まりした場合には同じ結果になるでしょう。

他の工場で行った仕事は”信用してはいけません”

是非、教訓にしてください。

車両のコンディションにもよりますが、寒い季節はショベルエンジンにもマルチグレードのオイルを使ったほうが良い結果が得られます。

気をつけなければならないのは5ミクロンフィルターにシングル#50のオイルは、リリーフバルブを開いてしまう危険性です。リリーフバルブは開いてしまっても分かりませんから。

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