人気blogランキングへ 先日の暖かさは、まるでウソのように寒くなりました。
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改正案の解説を追加します。原文はコチラ。
公布日:平成19年7月
適用時期:
平成20年1月注8以降に形式を取得する自動車及び原動機付自転車(輸入車は除く。)に適用
輸入車を除く新型車がこのスケジュールということです。
平成21年12月注8以降に製作される自動車及び原動機付自転車(輸入車を含む。)に適用
輸入車は排ガス規制などでも1年の猶予期間が設けられるのが通例です。
消音器についての装置型式指定は、平成20年1月注8から適用
注8 自動車(専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車及び二輪自動車を除く。)の適用時期にあっては、次期排ガス規制の適用時期と整合を図ることとする。
青字は筆者が書き加えたものです。
大きな音はウルサイ!
写真は弊社の隣のカーディラーの整備工場です。設備を新しくするため?に何やら工事が始まりました。
コンクリートブレーカーが結構賑やかなので、音量を測ってみると90db前後です。20mも離れていてもウルサイですね~。電話を使っては会話が成り立たないほどです。
近所付き合いがあるので1日なら我慢できますが、続けて何日もとなると我慢できないレベルです。
これに似たような事が毎朝毎晩起こっていたら?
その騒音の元が道路を走っているクルマやバイクであれば、誰でも苦情は言わなくてはなりません。
こうした事の積み重ねが?
これはある外国のバイクメーカーのアクセサリーカタログの一部です。
確かに保安基準に適合していないことは明記してあります。しかし、キャプションは日本語でシッカリと”公道仕様のハイフローマフラー”とか”(これを付けると)お楽しみいただけます”と書いてあるではないですか!
このメーカーの言い分は「こうした部品の輸入は控えているし、基準に適合していない旨を知らしめている」のかもしれませんが、それなら欲しくなるようなキャプションは消しておけ!と・・・・。
こうした所業は法令違反をしているわけではありません。しかし、排気音を見えない売り物の一つにしているメーカーとしては「アレもダメ、コレもダメ、全部ダメ」というふうに踏ん切りがつかないのは想像できますが、深読みをすると・・・・・。
とてもココでは書けませんね。今回の改正案がこのまま通ったら、装飾品として売るのかも。
ハーレーダビッドソンの事情の一つ?
ワタシがいわゆる”3拍子”の解明をして早くも1年が経とうとしていますが、当時の反響も大きく、一つの都市伝説?を葬ることが出来たと達成感もあります。
高回転エンジンでは決して味わうことが出来ない、ユッタリと楽しむ方向では、ある意味交通安全に貢献しているともいえる、超重量級のフライホイールを持ったハーレーVツインエンジンならではの成せる技です。
しかし、弊害があることもココで明らかにしなければなりません。勿論、解明当時も分かっていたことですが、ショックを和らげるため敢えて強調いたしませんでした。
TC88エンジンのデビューは、ヨーロッパなどにおける高い巡航速度での性能確保のためのものであると思っていたら、ユーロ3などの排ガス規制適合のためであり、ストロークアップによるエンジン拡大の余力まで備えていたのには少々驚かせられました。
’07モデルに関して熟成が足りないと感じるのはワタシだけではないと思いますけれど、空冷エンジンの先行きの可能性がゼロではないでしょう。
そのようなTCエンジンでも”いわゆる3拍子”を楽しもうというのは自然の成り行きかもしれませんが、それが今回の改正案の出る要因の一つであるのは否めません。
”いわゆる3拍子”をより楽しもうと思うと
- 低回転でも大きな音がするマフラー
- 低回転で安定する、排ガス処理を無視した点火マップと空燃比
厳しいことですが、これらを楽しむライダーが全国に数百人であれば、こんな問題にはなりませんでしたけれど、年間に数千人の規模で増え続ければ、何時かは問題になるのは当たり前です。
たとえ話はレベルと事情が異なりますが、最近消費者金融などのグレーゾーン金利が廃止になりましたけれど、大きな利益を今まで上げてきた大手貸金会社も、貸倒引当金を計上すると利益が残らないそうです。将来を担保にリスクを犯した例です。
続きます。
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