言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

「時事評論」最新号

2017年02月20日 13時09分45秒 | 日記

 今年最初の「時事評論」である。

 今月号の内容は次の通り。 どうぞ御關心がありましたら、御購讀ください。
 1部200圓、年間では2000圓です。
(いちばん下に、問合はせ先があります。)

 トランプ大統領の登場に、今月号ではいろいろな方が触れてゐる。いづれも好評価である。ここらあたりも、一般紙とは違つてゐて興味深い。

 松原正全集第三巻の刊行を機に、お弟子のお二人が文章を寄せてゐる。いづれも「振幅の大きさ」に触れてゐる(「二元論」とは書かれtてゐないが、哲学的にはさういふことだらう)。振幅が大きくできるためには、その支点となる何かがなければならない。その支点を持つた人物として、永井荷風や松原正がゐるといふことである。


                    ●



 

   ☆    ☆    ☆

『偽善』から『本音』へ

    トランプ大統領就任に思ふ

           宮崎大学准教授 吉田好克

            ●

米中関係は緊張の時代へ

    トランプの対中外交への懸念と不安

           平成国際大学教授 浅野和生

   
            ●


教育隨想

 アメリカの軋みと日本の針路(勝)

            ●

「この世が舞台」

  「散柳窓夕栄」永井荷風

       早稲田大学元教授 留守晴夫

            ●

類ひ稀なる戦争論

 「戦争は無くならない」『松原正全集』第三巻刊行に寄せて

       早稲田大学准教授  岡田俊之輔

            ●

コラム

  崔順実のタブレットが偽者だったとしたら (紫)

  「自国・地元第一」の是非・善悪(石壁)

  「シンゴジラ」考考(星)

  正義に他人を巻き込むな(騎士)



問ひ合せ

電話076-264-1119
ファックス 076-231-7009

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする