言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

『漢文法基礎』復刊!

2010年10月15日 22時15分39秒 | 日記・エッセイ・コラム

漢文法基礎  本当にわかる漢文入門 (講談社学術文庫) 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門 (講談社学術文庫)
価格:¥ 1,733(税込)
発売日:2010-10-13
 『漢文法基礎』がやうやく復刊された。復刊のいきさつについてはあとがきでたつぷりと書かれてゐる。ああさういふことだつたのかと納得した。作者の二畳庵主人が加地伸行先生であることを今回は明かした上での出版である。

 漢文が大學受驗から消えつつある今日であるが、この本はさういふ次元とは別に、漢文を讀んでみたいと思ふ人には必見であらう。

   もちろん、センター試驗を受ける人、東大阪大九大を受ける人、是非とも讀んでみてほしい。

 加地先生の肉声が聞えて來さうである。

コメント
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