三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

2017年2月5日に、海南島近現代史研究会第19回定例研究会を開きます

2016年12月26日 | 海南島近現代史研究会
 来年(2017年)2月5日に、海南島近現代史研究会第19回定例研究会を開きます。
 主題は、「証言・記録・伝達」です。
 みなさんの参加を待ってます。
                       海南島近現代史研究会

 アジア太平洋侵略戦争敗北後も、日本国家は、朝鮮戦争・ベトナム戦争・湾岸戦争・アフガニスタン戦争……に加担し、日本政府は2015年9月に「戦争法」を公布しました。日本の他地域他国侵略の時代は終っていません。
 侵略犯罪の加害者の真実の証言はあまりに少なく、日本の国家と社会が隠し消し去ろうとしている過去の侵略犯罪の事実は、犠牲者・被害者の証言によってのみ明らかにされる場合が少なくありません。
 日本は侵略犯罪を他地域他国だけでおこなったのではありません。日本国内でおこなった侵略犯罪の事実もまた十分には明らかにされていません。
 証拠資料(日本政府文書、日本軍文書を含む)と証言に基づいて日本の侵略犯罪の事実をできるだけ具体的に明らかにし、それを伝達するにはどうするのか……について共に、話し合いたいと思います。

と き:2017年2月5日(日)13時00分~17時(開場12時30分)
ところ:国労大阪会館 第二小会議室 大阪市北区錦町2-2  電話06-6354-0661
                 JR大阪環状線天満駅北口を出て右へ300メートル
参加費:500円(会員は無料です)

主題:証言・記録・伝達

■主題報告 証言を聞き、記録し、伝達する主体のありかたについて
                                    佐藤正人

■主題報告 海南島・アイヌモシリ・沖縄・日本……に連行された朝鮮人の証言
                                    金靜美

■主題報告 海南島における日本の国家犯罪と日本民衆の歴史的責任
                                    斉藤日出治

■主題報告 2002年、2003年、2006年の海南島での聞き取りのこと
                                    日置真理子

■主題報告 海南島で日本軍が爆死させた抗日戦士の妻の証言
                                    竹本昇

■主題報告 海南警備府特別陸戦隊兵士だった湊健一さんと大橋敏太郎さんの2016年の証言

■討論 日本国家の侵略犯罪の犠牲者の記憶と加害者の記憶
     日本の侵略犯罪を、被害者の証言と加害者の証言によって明らかにしていく民衆
    運動について。

■報告 加害展示を消し去った‘ピースおおさか’に対する訴訟の現段階
                                     竹本昇

■報告 『忘記過去意味着背叛』、『控訴 採訪九位海南慰安婦実録』、『海南省重要革命遺祉
   通覧』、『海南省抗日戦争時期人口傷亡和財産損失』
       
■調査報告 第17回(第30回)海南島「現地調査」(2016年11月)          
    文昌市玉堂村・秀田村・坡頭村、澄邁県永跃村・龍楼村・加丙村・排坡園村・雅頌村・
   雅頭村・新村、海口市演豊村・美良村・新橋村・美桐村、臨高県美吉村・親仁村・和伍
   村……での証言を報告します。

■2017年4月の海南島近現代史研究会の18回目(31回目)の海南島「現地調査」について

               海南島近現代史研究会 http://www.hainanshi.org/
                【事務局】 奈良市中山町200-191  斉藤日出治方
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする