前回お伝えした「大阪バードフェスティバル」には鳥関係だけではなく里山や森林の保護団体も出展していて、それぞれが工夫して木と遊ぶ楽しいプログラムを展開していました。
ドングリで作った動物を展示していたのは「寝屋川市自然を学ぶ会」。一人の熱心な会員が自分で考案し、作り方のパンフレットも自費で作成したそうです。
クリ、ドングリ、トチの実の殻で作った熊
ドングリの亀
「久米田池愛鳥会」という団体では、同じドングリを使っていろいろな野鳥を作っていました。こちらもある会員が自分で考案して始めたようで、当日はその方の指導で子どもたちが作っていました。
ドングリがキンクロハジロになるまで
いろんな鳥がドングリで作れます
木の実の万華鏡を展示しているグループもありました。写真のようなカラフルな木の実や種を万華鏡に入れて楽しむという趣向です。実際に覗いてみると、自然な色のやさしい万華鏡でした。
淀川の干潟を保護する団体は、川で収集したオニグルミやソテツの実を使った釣り堀ゲームで子どもたちを集めていました。木の実に紐とクリップを取り付け、それを釣り糸の先の磁石で釣り上げるというゲームです。
電熱線でコルクを焦がしながら鳥を描くというコーナーもありました。本来は板材を使うバーニングアートという手法ですが、普通の板は無理でもコルクなら素人でも簡単にできそうです。
そうした楽しいプログラムが見られた一方、これまで当ブログで取り上げた団体との出会いもありました。大文字山のナラ枯れ防除でご紹介したグループも出展されていて、久しぶりに再会できました。また、以前セキスイの「5本の樹」プロジェクトをご紹介しましたが、その担当者と知り合うこともできました。ネットでの繋がりがリアルでの繋がりに発展したことが素直に嬉しかったです。