樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

鳥で遊ぶ

2010年11月22日 | 野鳥
土日に大阪市立自然史博物館で行われた「大阪バードフェスティバル」に「日本野鳥の会京都」も出展したので、そのお手伝いに行ってきました。
主に大阪府内のバードウォッチング団体、里山や河川の保護団体、双眼鏡メーカー、図鑑出版社など45団体が出展し、シンポジウムやワークショップも行われる大規模なイベントです。東京では毎年こうしたイベントが開催されているようですが、関西では2回目。
今回特に新鮮に感じたのは、それぞれが鳥で楽しく遊んでいること。例えば、主催側のスタッフが下の写真のような鳥の被り物を付けて会場内をウロウロしています。


チュウシャクシギ?の被り物

また、白鳥の被り物を付けた小さなバレリーナが「白鳥の湖」を踊りながら会場内を巡回しています。自然史博物館の子どもクラブのメンバーらしいですが、来場客やイベントスタッフに大受けでした。


白鳥のバレリーナ

これまでの環境系や生物系のイベントはもっと堅苦しい雰囲気でしたが、こういうエンターテインメント性があると会場が盛り上がります。
隣の「河内長野野鳥の会」では布製の鳥の顔に竹のピンセットで作った嘴を付けて、ドングリが何個つまめるかというゲームをやっていました。鳥の気分になって餌を取る疑似体験です。


数種類のドングリを嘴でつまむゲーム

この会は石に鳥を描いた作品も展示していました。リアルな鳥を描くのは難しいですが、石の形に合わせて鳥の象徴的な模様や色を描くのは私にもできそうで「やってみようかな」と思いました。


ストーンペインティングの鳥

「堺野鳥の会」がやっていたのは、鳥の模様や色を印刷した紙を使った折り紙教室。鳥の折り紙は私たちのグループでもやっていますが、使うのは普通の無地の紙。完成した時の参加者の感激は印刷された紙の方が大きいでしょうね。


折り紙のカワセミやカルガモ

この折り紙はネットからダウンロードして自分で作れます。興味のある方はこちらをどうぞ。
私たちの展示は調査の結果報告やパワーポイントによるタカの識別講座という生真面目なもので一般の人や子どもたちにはとっつきにくかったようですが、本格派のバードウォッチャーやタカに関心のある若い初心者が来てくれました。


日本野鳥の会京都のブース
コメント (4)
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