ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

どっちやねん!

2019-04-14 03:16:22 | 長野(ダム/堰堤)
今回訪れたのは東筑摩郡筑北村にある「ひがしじょうダム」。なぜダム名を平仮名で記したのでしょうか。まずはダム近くに建立されている石碑をご覧ください。



「ムダ條東」…もちろん右から読みます。でもパッと見、「無駄上等」を想起するのはワシの心が汚れているんでしょうね。まあ、そんなことはどーでもいいんです。注目していただきたいのは次の写真の文章(写真をクリックすると別タブが開き、拡大したものになります)。



その冒頭に「東条川は…」とありますね。これは最初の写真の石碑の裏側にあるものです。あれれ、「條」なの?「条」なの? どうなの? (最後のはボケです)。ちなみに長野県公式観光ウェブサイトの表記は「条」になってます。なので、「東条ダム」が正しい表記なんでしょうね。それにしても石碑の表と裏なのに、石碑を作る際に誰も気づかなかったんでしょうか。それとも完成してから

「やっべー、違ってるやん!」
「いいよ、いいよ、もう出来上がったんだから。気にしない、気にしない」

そんな会話が関係者のなかであったかどうかは知りません。

1971年に完成したこの砂防ダム。ご丁寧に釣り人のための看板があります。



遊漁? 不勉強で、この単語を知らなかったので帰宅してから調べてみました。すると…



ちょいちょいちょい、何ですか! 英語表記のところを見てください。

fishig

ど、ドイツ語ですか!いやいや、仮にドイツ語なら「fischig」のようになるはず。でもドイツ語にそんな語はないし、そもそも英語表記となっているのだから、当然正解は「fishing」。そう、明らかな誤植です。写真にあるように、同じ誤植を2度もしています。きっとコピペしたんだろうな。それにしてもですよ、事典サイトなのにこうした誤植は恥ずかしいね。きっとこの入力作業をしたのは英語のできない人なんだろうなあ。
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夜景に向かって進め?

2019-04-13 03:12:40 | 夜景スポット
思いがけない夜景に出会うと「ひゃっ!」と言うてしまうワシです。



この夜景、どう見えますか? 写真だと遠近感がわかりにくいですかね。説明しましょう。街路灯が照らしているのは道路。その先にドーンと見える夜景は、まるで道路の上にあるかのようです。もちろん道路の上に夜景があるなんてあり得ません。

つまりは、こういうこと。この道はめちゃくちゃ勾配がきついのです。おむすびを転がしようものなら絶対に追いつけないほどの傾斜。住人には失礼ですが、よくもまあこんな場所に家を建てたものだと感心します。

場所は諏訪市の尾玉(おだま)町。町と付いていますが、とんでもない。急斜面を切り開いて宅地にした比較的新しい住宅地です。この場所までクルマで登るのにエンジンが悲鳴をあげるほど。雪の降った後には絶対に行きたくないところですよ。いや、下手すると登れないかも…。

でも、一度はナマでみていただきたい夜景です。

撮影後、坂を下っていたら、おじいさんらしき人が暗い道端でうずくまっていました。ソォーッと近づくと携帯の画面と睨めっこ中。言うまでもなく時間は深夜。そして互いに顔を見合わせた瞬間、

「ひゃっ!」
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使わせてください!

2019-04-12 18:01:42 | 脳みその日常
夕方のお散歩。

公衆トイレには違いないのですが「バス専用」の文字が…。



一般の観光客は利用しちゃいけないのでしょうか。それとも「専用」とあるからには何か特殊な装置があるのかもしれん…んなわけないな。
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戻らんでええっちうねん!

2019-04-11 01:37:20 | ドライブ関連
昨日は所用で上京しました。そんなことより何ですか、この冬返りは!

4月10日ですよ!入学式・入社式も終わって、気持ちは春真っ盛りだというのに。





撮影した場所は中央道の小淵沢と須玉あたり。この景色、間違いなく冬ですよね!

なんだかなぁ。
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ナゾの建物

2019-04-10 02:38:57 | ドライブ関連
内村ダムをあとにして、鹿教湯温泉を横目に見ながら国道254号を東京方面にクルマを走らせていました。すると「霊泉寺温泉入り口」の文字が目に。う〜ん、なんか気になる名前だな。行ってみるか。

というわけで、入り口を曲がったすぐのところで何やら怪しげな建物を発見。何だろう、トイレかな? いや、こんな小さなトイレはないな。近づいてみました。



待合所! え?なんの? 写真を拡大すればわかりますが、「霊泉寺温泉にはバスが運行していないので、中にある有線電話を使ってかけていただければお迎えにあがります」とのこと。なんか、す、すごい…。



で、恐る恐る待合所の中に入ってみると…



おおっ、これか。この電話で連絡するんだな。でも電話機はずいぶんホコリがかぶってるけど本当に使えるんだろうか。もちろん実験なんてしませんでしたけどね。
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親しみのある内村ダム

2019-04-09 03:01:04 | 長野(ダム/堰堤)
鹿教湯温泉からさらに松本方面に行ったところにあるのが内村ダムです。内村川沿いの家屋や農地が度々水害により打撃を受けたことから治水目的で作られました。14年の歳月をかけて1986年に完成。



付近にある看板はどれも親しみやすい。



カッパもおるでよ!



生き物もたくさん!



上の4つの看板はすべてダム下にあるものですが、管理事務所は緩やかな坂を登ったところにあります。



事務所入り口。実際は真っ暗ですが、見やすくするために明るく編集してあります。

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鹿と体育館

2019-04-08 04:33:53 | ドライブ関連
上田市といえば別所温泉が有名ですが、他にも鹿教湯(かけゆ)温泉が知られています。鹿教湯温泉は国道254号からちょっと入ったところにあります。まあ国道254号は東京都文京区から埼玉・群馬を抜けて松本市まで続くのでこの説明ではわかりませんね。大まかに言うと、この温泉は東京を背にして松本市の三才山(みさやま)トンネルの手前にあります。

それにしても鹿教湯ってのは珍しい名称でしょ。この名称の由来は、こうです。昔信心深い猟師がいて、ある時、鹿の姿をした文殊菩薩から温泉の場所を教えられたというもの。これがここの開湯伝説だそうです。

温泉は少なくとも今から1,200年前にはあったとか。真言宗の僧、円行(799-852)が法相宗の僧、行基(668-749)の彫った文殊菩薩像をこの地に持参した際には既に開湯していたとされるからです。ただ、Wikipediaの記述によれば円行は行基の弟子と書かれていますが、どうなんでしょうね。だって円行が生まれる50年前に行基は没しているんですよ。それに両者は宗派が違いますよね。もしかすると円行は行基の文殊菩薩像をかっぱらってきたんですかね。知りませんが。

でもどうですか、さすがは鹿教湯です。見てください。温泉街の橋にもちゃんと鹿がデザインされています。実際、少し山に入ると鹿がゾロゾロいました。残念なのは写真が撮れなかったこと。



温泉街を流していたら「中村旅館体育館」の看板が!何とも不思議な組み合わせじゃありませんか。調べて見たらこの旅館がスポーツの合宿のお客のために用意した体育館だそうで。なるほど、納得。

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どちらの道で行くか…

2019-04-07 03:15:16 | 長野(ダム/堰堤)
新年度が始まり、「冬季通行止」も解除されたことでしょう(たぶん)。なので、また長野県内のダム巡りをしようと思います。

今回訪れたのは上田市にある「沢山(さやま)池ダム」。なんと竣工したのは1938年。昭和13年ですよ!(リンク先のデータは違ってます。理由は下記)

ここに辿り着くには2つのルートがありますが、現在前山側からの道はダムのほんの直前まで行けるものの「がけ崩れのため」そこから先は行けません。腹が立ちますが、行けないものは行けないのです。くそ〜。

仕方ないので別の道からダムへアクセス。すると、何やら前方に見えてきました。



近づいてみましょう。



「産川之泉澤山」と書かれています。産川はこのダムから千曲川へ流れ込む川ですが、この碑を揮毫したのが県知事の吉村午良?あれれ、あれれですよ。だって彼が知事だったのは1980年から2000年なんですから。一体何のためにこの碑が建てられたんでしょうか。

改めて調べてみると経緯が判明しました。つまり、こうです。ダムが老朽化したため県営防災ダム事業として1987年に改修工事が開始。そして1996年に完成します。その時の知事が吉村だったというわけ。なるほど、なるほど。

碑のすぐそばには沢山池の説明が。



近寄って読んでみます。



あぁ、これを最初に見ていれば…



この暗闇の奥が通行止なんですな。クルマ1台半くらいの幅です。



ダム上の真ん中まで歩いて、振り返るとこんな感じ。



可愛らしい民家に見えますが、これが管理事務所(らしい)。



So Cute!
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藤村の旧宅

2019-04-06 08:50:11 | ドライブ関連
佐久市を走っていたら、こんなものを見つけました。



へぇ〜、小説家の島崎藤村(1872-1943)が住んでいた家かぁ。調べてみると、1899年に小諸義塾の英語教師として赴任し、1905年に上京するまでここに住んでいたようです。この時期に書かれたのが『千曲川のスケッチ』や『破戒』だそうで。

写真の図を見ればわかりますが、住居は貞詳寺の敷地内にあり、深夜なので近くには行けませんでした。



その貞詳寺は1521年に開山した曹洞宗の寺院。ふむふむ、歴史がありますな。

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いつ行っても「よじ」

2019-04-05 03:43:05 | 長野(ダム/堰堤)
今回向かったのは南佐久郡佐久穂町にある余地(よじ)ダムです(リンク先はpdfデータ)。前に近く(?)の南相木ダムで痛い目にあったので無事ダムに辿り着けるか心配でしたが、全くの杞憂に終わりました。

到着!



いつものことですが、真っ暗なのでクルマのライトを照らして撮影しています。ダム上はクルマ1台がかろうじて通れる幅。でも行けません。



このダムのトレード・マークなのでしょうか。



竣工は2003年度。なので、管理事務所もまだ新しいです。



ダムの概要



駐車場や見学場所はいくつかあります。こんなあずまやとか…



案内板とか…って、中身が抜けとるやん!



ちなみに余地という名称は付近の余地峠に由来するものです。
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アクセスの良い広瀬ダム

2019-04-04 04:10:40 | 山梨(ダム/堰堤)
多くのダムが山奥のクネクネした道を登っていかないとたどり着けないのですが、今回の広瀬ダムは違います。国道140号を山梨側から秩父方面へ行く途中にあるからです。
 
到着しました。
 
 
ダムの案内図と説明です。
 
 
 
1975年竣工のダムですが、完成するまでには多くの人々の協力があったことがわかります。そうでしょう、そうでしょう。そりゃそうだよね。
 
 
ダム上の道は車両が十分通行できる幅がありますが、この時は通れませんでした。なので徒歩で対岸へ。
 
 
ダム下を見ると、真っ暗の中、そこだけ灯りの点いているところが。何だろう。
 
 
このダムの管理事務所は対岸にあります。
 
 
きちんと手入れされた敷地。
 
 
それにしても気になるのは、あのダム下の灯りの場所。近くまで行って見ると発電事務所なのでした。
 
 
広瀬ダムはとてもアクセスしやすいので、運転の不慣れな人でも行きやすいところだと思います。国道の交通量も比較的多いですし。
 
笑ったのは、真っ暗の中で何か看板とかがないかなと国道沿いを歩いていたら、カッ飛んで来たトラックが急に減速。そして運ちゃんが
 
「おいっ、大丈夫か?」
「は? 何が?」
「いや、なんでもねえよ
 
そのままトラックは走って行きました。たぶんこんな深夜時間にダム付近をうろついているから、きっと自殺でもするんじゃないかと心配したのでしょう。うんうん、その判断は間違ってないです。でも、こちらはワクワクしながら遊んでいるフリークにすぎません。誰が自殺なんぞするかいな。あほくさ。
 
まぁ、他人から見ればワシはきっと変なヤツなんでしょうね。それは自覚しています。時々思いますよ。でも別に他人に迷惑をかけているわけじゃないからねえ
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初々しい琴川ダム

2019-04-03 03:56:09 | 山梨(ダム/堰堤)
今回向かったのは「クリスタルライン」沿いの乙女湖にある琴川ダム。夏季であればクリスタルラインから行くことができますが、冬季は通行止になる箇所があるので山梨市を通る国道140号から登りました。

到着です。



ダムの概要と案内図。





2008年に完成しただけあって、あずまやも新しいです。



落下防止のためか、ダム上には行けませんでしたが、



その脇から見ると、こんな感じ。



管理事務所も初々しい感じがしました。



国道140号からアクセスしましたが、その道は結構細く、タイトです。でも、新しく立派なダムを見ると「あぁ、来てよかった」と思えますよ。
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年寄りだらけの場所?

2019-04-02 15:02:37 | 脳みその日常
ドライヴばかりしていると脚が弱るので、たまにはお散歩。

ふと目にした標識がこれ。



ここは姥捨山ですか!
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テキトーな表記

2019-04-01 02:52:37 | 長野(ダム/堰堤)
山梨県に近い南佐久郡の南相木(みなみあいき)ダムを目指し、延々と山道を走ってきました。ところが、ダムまであと4kmというところで…ん?なんだ?



近寄って見れば「冬期間通行止」



ちょいちょいちょい、ここまで来て、そりゃないぜ。だいたい冬期間って表現が曖昧でしょ。職員が「いえ、まだ冬期間ですから」って答えたら夏でも冬期間になるやん。おかしい、おかしい。期限を示すならちゃんといつからいつまでと明確にしなけりゃ。



とほほの巻
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