ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

治水専用ダム?…安富ダム

2023-01-18 06:56:47 | 兵庫(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は兵庫県姫路市安富町皆河(やすとみちょう みなご)にある揖保川水系の安富ダムを訪れます。アクセスは国道29号の「安志南(あんじみなみ)」信号のT字路を夢前方面へ曲がり、県道23号に入ります。そのまま直進し、県道430号へ進み、そのまま道なりにドンドコ行くと目的地に到着します。

地名の安富町は1956年7月1日に安師村(あなしむら)と富栖村(とみすむら)が合併して発足したもので、各村から1文字ずつ取って命名されたもの。その当時は宍粟郡(しそうぐん)に属する町でしたが、2006年3月27日に姫路市に編入したことで宍粟郡は消滅。安富町の名称はそのまま姫路市の地名として残っています。また、皆河の由来はミナ(水)ゴウチ(河内)が元の意味で、水の豊富な河谷という意味だそうな(参考)。

そうこうするうちに到着。まずは左岸から見た「ご尊顔」をご覧ください。治水ダムなのかな。


順を追って見ていきます。県道430号沿いの、ダムの入口のところにある建物は「兵庫県姫路土木事務所 安富ダム管理所」。



管理所の前には兵庫県のダムではおなじみのロボット型のタイムカプセルがあります。カプセルにはダム建設に関する資料が詰め込まれているそうな。それにしてもロボットが泣いてるように見えますね。



ダム横には「安富ダム」と記されたモニュメントがあります。これは何を表現したものなんでしょうね。



右岸のダム上の入口のところにも「安富ダム」とレリーフされたものが。昭和59年(1984年)9月竣工。


右岸、下流側から見た「勇姿」。


では、ダム上を歩いてみましょう。


ダム上、中央から見た貯水湖の様子。国土地理院の地図によれば、この貯水湖名は「富栖湖(とみすこ)」。名称の由来はおそらく安富町と、その隣にある宍粟市山崎町母栖(しそうし やまさきちょう もす)から1文字ずつ取って命名されたのではないかと思われます。

ふと、目を落とすと吸い込まれそうになる穴が!ちょっと足がすくみます。


一方、ダムの真下を見下ろしてみます。

そして、下流側の遠景。


対岸(左岸)に来ました。振り返ると、こんな感じ。


左岸、「富栖湖」側から見たダムの様子。あの穴は上のリンク先の説明によれば半円越流オリフィス形式による常用洪水吐らしい。



県営ダムでありながら現場に築造の経緯や諸元などの案内板がないのは残念。見学者には優しくないなぁと思ったり…。

さて、次回からはしばらく淡路島のダムを巡りますよ〜。お楽みに!
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