ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

農業用に築造…長原ダム

2024-03-20 06:54:59 | 岡山(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。いや~、ここ半年くらいは諸事情で県内のダム関連施設だけを回っていましたが、さすがに遠くへ行きたくなりました。そこで、途中になっていた岡山県のダム巡りの続きをやろうと奮起。でも、まとまった時間もなく、天気の状況も考慮した結果、日帰り巡りとなりました。それにしても、あちこち回って日帰りで1,300kmは疲れましたよ!

ま、そんなこちらの事情はさておき、最初に訪れたのは岡山県久米郡美咲町越尾(くめぐん みさきちょう こよお)にある吉井川水系新城川に築造された長原ダム。ダム名はここの地名に由来します。アクセスは県道352号と新城川が交差する落合橋の右岸側の道を登っていくと到着します。

この道を進んでいくとダムの右岸に到着するのですが、まずはダム下へ行って「御尊顔」を拝みます。写真右側に見えるのは洪水吐の水路です。

ダム下に見えるクリーム色の建物は長原揚水機場。


では、続いて右岸のダム横へ行ってみます。おー、ダム下から見るよりも大きく、迫力があります。

上流側から見るとこんな感じ。

ダム上です。行ってみましょう。

ダム上、中央から見たダム湖の様子。

一方、ダム下はこんな感じ。先ほどの揚水機場が見えますね。

そして、下流方向の遠景。

洪水吐は左岸側にあり、ダム湖から溢れ出た水はこの水路を通って下流へ向かいます。

左岸へ来ました。振り返るとこんな感じ。ガードレールの下が洪水吐の水路になっています。

グーグル先生の地図や国土地理院の地図には「長原ダム」という表記はありますが、当該ダムに表示板はありません。しかし、訪れた時は補修工事の期間らしく、「安心安全の長原ダム」の看板が!確かに安心しました(笑)ただし、訪れた時間は早朝だったため、まだ工事は開始されておらずラッキー。

左岸、上流側から見るとこんな感じ。

すぐ近くにはほとんど廃棄されかけている表示板が。そこには「県営農地開発事業」とか「農業基盤整備事業」の文字が見えることから当該ダムは農業用に築造された県営ダムであることがわかります。

左岸側にあるこの建物は管理所でしょうか。その表示もなく、まるで住宅のよう。

その付近から見たダムの様子。橋の下に越流式の洪水吐があるのがわかりますね。


長原ダムには公式サイトがないので諸元はわかりません。ダム便覧によれば、高さは27.0m、長さは101.8mのロックフィルダムで、1971年に岡山県により着工され、1981年に竣工したそうな。(参考

ほぉ〜。
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