どーも、ワシです。今回は長野県下伊那郡阿智村智里(ちさと)を流れる園原川に築造された堰堤を探します。アクセスは中央自動車道の園原インターチェンジを下りて県道477号を左折し、すぐの橋の手前を入っていきます。坂を登って行くとT字路になるので右折して行くと園原川に沿った道になります。
園原川には15.0m以上の砂防堰堤が2つ(園原砂防ダム[15.0m:1964年竣工]、園原川砂防ダム[15.0m:1983年竣工])あるようです(参考)。ところが園原川に沿った道を行ってみたんですが、それらしきものは見当たらず。あれれ〜、おかしいなと思いながら元来た道を引き返し、先ほどのT字路のところに来た時、視界の隅にちらっと何かが見えました。
「ん? なんだ?」
そのT字路の近くに園原川が流れているんですが、それを横切る橋のところから上流方向を見ると堰堤がちょっと見えていたんです!「こ、これは…」
すぐさまクルマを停め、川に沿って登って行くと…おおー、なんですか、これは!
表示板。「園原川砂防堰堤」。令和5年12月に改築竣工。おー、先月竣工したばかりなんですね。こりゃ国土地理院の地図に載っていないわけだ。
この案内板によると、当該堰堤はもともとは約60年前に築造されたもので、それを改築したものらしい。
本体に嵌め込まれた銘板。
堰堤の落水部と副堰堤の様子。
そこから下流側を眺めます。
この築造物は上に記した2つの砂防ダムのどちらかに関係するものなんでしょうか。名称は園原川砂防ダムと似ていますが、当該堰堤は築造してから約60年が経過しているという説明からするとこれではなさそう。また、園原砂防ダムは1964年竣工ということで今年築造60年を迎えます。じゃあこれかなと思うんですが、案内板の説明ではオリジナルの砂防堰堤の高さを嵩上げしたとあり、その高さが12.0mとあるのでやはりこれでもなさそう。
そうしたことから考えると当該堰堤は上の2つの砂防ダムとは別の築造物と考えるのが妥当のようです。つまり園原川砂防堰堤というものが1964年前後にこの場所に築造されていて、それを改築したものが現在の砂防堰堤ということのようです。
今回は当初の目的である2つの砂防ダムが見つけられらなかった代わりに「発見した産物」で、それはそれで有益な経験となりましたが、じゃあ、それら2つの砂防ダムはどういうものなのか余計に見たくなりました。いつか見ることができればいいなあと思います。
園原川には15.0m以上の砂防堰堤が2つ(園原砂防ダム[15.0m:1964年竣工]、園原川砂防ダム[15.0m:1983年竣工])あるようです(参考)。ところが園原川に沿った道を行ってみたんですが、それらしきものは見当たらず。あれれ〜、おかしいなと思いながら元来た道を引き返し、先ほどのT字路のところに来た時、視界の隅にちらっと何かが見えました。
「ん? なんだ?」
そのT字路の近くに園原川が流れているんですが、それを横切る橋のところから上流方向を見ると堰堤がちょっと見えていたんです!「こ、これは…」
すぐさまクルマを停め、川に沿って登って行くと…おおー、なんですか、これは!
表示板。「園原川砂防堰堤」。令和5年12月に改築竣工。おー、先月竣工したばかりなんですね。こりゃ国土地理院の地図に載っていないわけだ。
この案内板によると、当該堰堤はもともとは約60年前に築造されたもので、それを改築したものらしい。
本体に嵌め込まれた銘板。
堰堤の落水部と副堰堤の様子。
そこから下流側を眺めます。
この築造物は上に記した2つの砂防ダムのどちらかに関係するものなんでしょうか。名称は園原川砂防ダムと似ていますが、当該堰堤は築造してから約60年が経過しているという説明からするとこれではなさそう。また、園原砂防ダムは1964年竣工ということで今年築造60年を迎えます。じゃあこれかなと思うんですが、案内板の説明ではオリジナルの砂防堰堤の高さを嵩上げしたとあり、その高さが12.0mとあるのでやはりこれでもなさそう。
そうしたことから考えると当該堰堤は上の2つの砂防ダムとは別の築造物と考えるのが妥当のようです。つまり園原川砂防堰堤というものが1964年前後にこの場所に築造されていて、それを改築したものが現在の砂防堰堤ということのようです。
今回は当初の目的である2つの砂防ダムが見つけられらなかった代わりに「発見した産物」で、それはそれで有益な経験となりましたが、じゃあ、それら2つの砂防ダムはどういうものなのか余計に見たくなりました。いつか見ることができればいいなあと思います。