ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

富士見町落合西比良付近の床固たち

2023-08-22 07:07:36 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、前々回の釜無川周辺の堰堤巡りに戻ります。武智川が釜無川に流入するあたりには堰堤(実際には床固)がドドドーンとあります。それは国土地理院の地図を見る限り6つほどあるようです。ここでは目視できたものだけを載せたいと思います。

国道20号から釜無川釣り堀センターへ向かう道を入ってしばらく行ったあたりにあるのが、これ。

左岸側の本体に嵌め込まれたプレートを見ると「西比良下流第二床固」とあります。完成は昭和56年(1981年)12月。高さは3.5mで、長さは108m。プレートにある「西比良」とはここの地名(長野県諏訪郡富士見町落合西比良)に由来するものと思われます。


続いて、国道20号に戻り山梨方面へ。「机(つくえ)」信号の先の左カーブのところの脇道を入って行きます(山梨県北杜市の看板が目印)。この道をチョイスするのは釜無川へアクセスする方法がこれしかないから。

橋を渡り、釜無川右岸にきました。そこから少し上流にところに堰堤らしきものが見えます。

本体には「西比良下流第五床固」の文字。昭和62年(1987年)3月に完成。高さは3.5mで、長さは108.5m。


そこからさらに上流へ行ったところにも堰堤が…。

右岸側にはざっくりとした魚道があります。

本体右岸側には「西比良下流第四床固」と記載されたプレートが嵌め込まれています。昭和62年(1987年)2月完成。高さは2.4mで、長さは128m(?)。


(まとめ)
今回確認したものを上流から列記すると次の通り。

西比良下流第二床固:1981年12月完成。高さ:3.5m/長さ:108m
西比良下流第四床固:1987年02月完成。高さ:2.4m/長さ:128m
西比良下流第五床固:1987年03月完成。高さ:3.5m/長さ:108.5m

これらのデータだけみると、西比良下流の一連の床固は昭和時代後期に築造され、上流から下流へかけて順番に築造されていったことがわかります。

さらに続きます。
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