ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

悪を懲らしめてみた

2008-01-04 16:35:51 | 脳みその日常
世の中は仕事始め。こういう日に限って何かと重なるもの。なんだろうねえ、まったく。

年末から今日まで睡眠らしい睡眠をとっていないワシとしては、休日明け締め切りの仕事が今や追い込みの状態。まさに焦っている最中。そんな時、ケータイに一通のメールが。

見てみると、なーに、いつもの架空請求のお知らせ。まったくコイツら、ヒマだねえ。…と、よくよく見れば文面に初めて振込先の口座が具体的に書かれていた。今までは「○○円払え」だけだったのに。ほう、遂に始まったか。

もちろん、そんなのにホイホイ引っかかるワシではない。むしろこれを待っていたのだ。自分の仕事も大切だが、こうなるとカネをウッカリ払い込んでしまう人が出ないとも限らない。それは何としても避けなければならぬ。

そこで指定振込先の銀行の支店に早速電話。事情を説明し、速やかに当該口座の凍結を告げた。オペレーターのオネエチャン、「では、すぐにでも確認・検討させていただき、問題のある場合はすぐに口座を閉鎖させます」との返答。よしよし、これで少しは被害者が出ないで済む。ほっとひと安心。

さて、自分の仕事に戻ると、今度は電話がかかってきた。出てみると聞いたことのない老婦人の声。間違い電話であることを告げ、電話を切る。

しばらくすると、また同じ人からかかってきた。声のトーンから悪気のないことは明らか。年寄り相手に激怒しても仕方がないので、なぜ間違い電話であるのかを優しく説明してあげる。

二度あることは三度あるというが、またもや同じ人。仏の顔も三度というわけじゃないが、グッと我慢。「あのね、おばあちゃん、よーく番号を確認しながら電話してみてね。そうすれば間違わずに済むからさ」

それにしても緊急を要するのだろうか。忙しいクセに老婦人の事情を聞いてやることにした。あぁ、なんとお人好しなのだろうか。思わず自分に苦笑。

老婦人は少し痴呆気味で、話の通じないことも幾度かあった。粘り強く聞いてみると、どうやら実の娘さんに話があるらしい。といって、そこから先、ワシはどうすることもできない。老婦人に代わってワシが電話してやるわけにもいかず。「とにかく落ち着いて電話してみて下さいね」となだめて会話は終了。幸い、もう電話はかかってこなかった。

というわけで、現在も自分の仕事は終わらず格闘している最中。でも焦ったところでどうにかなるものでもない。そういう時はドライヴ…ではなく、こうしてブログを書くことで気分転換をしたという次第。

ま、とにかく架空請求にうろたえてはならない。奴らにカネが渡らぬ前に先手を打つことが大事。さあ、みんなで協力して悪徳業者を撲滅させようじゃないか!

面白いことに、銀行に電話してから現在まで請求メールが一通も来ていない。さては当該の口座、強制的に閉鎖されたのかもしれない。善きかな、善きかな。
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