ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

「新国」を探検

2008-01-23 06:04:46 | 音楽あれこれ
昔からどうもオペラは苦手である。そのため、これまで新国立劇場に行くことはなかった。ところが、知り合いの編集者から「オペラのチケットがあるのでどうですか」というアリガタイ(?)お言葉が。当初この編集者はその公演に行く予定だったが、急遽行けなくなったので「ぜひ行って欲しい」と。そんなわけで、今更ながら新国立劇場に足を踏み入れることに。

用意された座席は、何とステージに最も近く、オケ・ピットが真下に見えるところ。ここからだとハッキリ言って舞台はロクに見えない。つまり側面の席だったのだ。

でも演目なんて仕事柄よく知っていたから別に舞台が見えなくても関係ない。むしろこんな席で聴くことはまずないから、この機会にオケや指揮者の観察をしようと思い立つ。そして案の定、色々な発見があった。この意味で今回はとても有意義な時間を過ごせたと思う。

ここでその演奏については語らない。ある時からこのブログでは語らないことにしたから。その代わり、建物についてちょっと紹介しようと思う。最初の写真は建物のイニシャルが見える正面のもの。この正面の内部がロビーになっていて、その窓からは甲州街道とその上を走る首都高速4号線が見える。



甲州街道側の壁面の写真がこれ。つまりロビーの窓からはこれが真ん前に見えるというわけだ。そしてよく見てみると真ん中当たりに数字らしきものが。



それを拡大したのが次の写真。これは何かというと休憩の残りの時間を示すためのもの。オペラの公演では何回か休憩時間がある。お客はその都度ロビーで寛ぐことになる。そうした場合に休憩時間があとどれくらいあるのかがわかるようにこのインジケーターが設置されているというわけだ。なかなかよく考えられているぢゃあないか。



まるで「おのぼりさん気分」(笑)
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