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ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

ベテランの味?…上市川ダム

2019-10-23 07:52:00 | 富山(ダム/堰堤)
富山市中新川郡上市にある上市川(かみいちがわ)水系の上市川ダムに向かっています。ここは富山県土木部が手がけた2番目のダムで、1964年8月竣工。洪水調節と発電を目的としたダムとして知られています。

まあ、それはともかく、カーナビに任せて向かっているとなかなかの細道を案内されてしまいました。そして広い道のある管理事務所側でないほうからアクセスという始末。

見えてきました、あれですね。



素晴らしい眺めです。



で、ダムへ近づこうとしたら、なんと狭いトンネルが! 恐る恐る進み、出たところがダム上。もうね、スリルとサスペンスの世界ですってば。



ダム下の景色です。



対岸にある管理事務所。





年月を感じさせるプレート。





ここに墨を塗ってその上から和紙を乗せてバレンで擦りたい気分。拓本かっ!



先ほど通ってきたトンネルです。ね、狭そうでしょ?



別の角度から。



意外だったのは展望する場所があったことです。管理事務所前の階段を登ると…



そして、ナイスなビューポイント。いいねぇ。

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昭和的な?…角川ダム

2019-10-22 20:14:50 | 富山(ダム/堰堤)
富山県魚津市にある角川(かどかわ)ダムに向かいます。これは富山県土木部が管理する7番目のダムで、1978年10月竣工。洪水調節と河川環境の保全のために作られたものです。

見えてきました。あれです。



墓碑銘みたいですが…







まあフツーはこういう案内板なんですがね。



ダム上に来ました。歩いてみます(車両通行不可)。



下流側の景色



上流の貯水側の景色



対岸に来ました。振り返ると…



水はこのゲートを通り、



下流のこちらへ流れていきます。



管理事務所は少し下流側にあります。このパターン、よくありますね。



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新人の尾山砂防堰堤

2019-10-22 08:30:29 | 富山(ダム/堰堤)
布施川ダムを見終えて、県道125号を日本海方面に向かって走っていると、日吉社という神社を過ぎたあたりで目の端に何かが見えました。

「ん?霊園か?」

気になったので近づいてみると、なんと砂防堰堤。早速調査開始です。



なんだか、とても初々しい感じです。



プレートを見て、納得。この片貝川水系寺谷敷谷川の「尾山砂防堰堤」は今年1月に竣工したばかり。砂防堰堤界(そんな世界があるか知りませんが)からすれば赤ん坊みたいなもの。



幸いにも、まだ「仕事」はしていないようですが、来るべき時が来たら活躍してね。



堰堤の上はこんな感じ。



いうまでもありませんが、この砂防堰堤はまだグーグル先生の地図には載っていません。なんせまだ若葉マークなんだもんね。
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ちょいイレギュラーの布施川ダム

2019-10-21 19:40:13 | 富山(ダム/堰堤)
富山県黒部市の布施川ダムに来ました。これは富山県土木部が管理する11番目のダムで、1992年竣工。



布施リバーパークイラストマップ。いやいや、何もそんなに英語に直さんでもいいのに。単に「布施川公園案内図」でええやん。



管理事務所です。





で、ダムは? と思ったら、少し離れたところにあるんですね。

水の流れを追っていきましょう。

山から流れてきた水は…



ダムに向かって流れていきます。



水はダムで堰き止められます。





これが「布施のみどり湖」というらしい。水が緑色だからでしょうか。



多くのダムは排水口がダムの真ん中か、もしくは管理事務所の側でない対岸側にあるんですが、このダムの排水口は管理事務所側の通路に面してあります。

ここから水が流れて…



ここを通り、



布施川となって、



下流に流れていくわけです。



ダム上を歩いてみます。ここは一応舗装されていますが自然の力がすごくて草ボーボー。ダム上の真ん中あたりから下流を見ると、



対岸近くからの景色です。真ん中に白く見えるのが管理事務所。あそこからならダム全体を見渡せるんでしょうね。



布施川ダムは洪水調節と消流雪用水の確保のために作られたものなので、似たような目的をもって作られた大谷ダムとなんとなくイメージがダブります。大谷ダムのほうはダム上が舗装されてますけどね。
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ほのぼの大谷ダム

2019-10-16 08:37:54 | 富山(ダム/堰堤)
富山県黒部市にある大谷ダムは富山県土木部が管理する14番目にできたダムで、1998年完成しました。大谷川の洪水防止と消流雪用水などを目的とするものなので、他の重力式コンクリートダムとは雰囲気が違います。ちなみに消流雪用水とは雪国の冬に道路や屋根に降り積もった雪を処理するために使われる水のことです。





「小規模生活ダム」という表記は地域の治水・利水を目的としたダムという意味らしいですが、なんかこう字面的には小市民的な奥ゆかしいダムという感じがします。もっとも、小規模生活ダムという表記は山口県の真締川(まじめがわ)ダムのケースですが、1997年からは「生活貯水池」と改称されているようです(参考)。因みに小規模があるなら「大規模生活ダム」というのもあるのかと思いますが、どうやらこれはないみたいですね。…たぶん。



ダムの脇にはあずまやがありますが、ここは単なる休憩するための場所で、景色を楽しむことはできません。



では、ダム上を歩いてみましょう(車両通行不可)。



貯水側の景色です。



下流側の景色です。言われなければ単なる草地にしか見えません。遠くのほうにはかすかですが日本海が見えます。



対岸にきました。振り返ると…



少し離れたところに管理事務所があります。





管理事務所からは、こんな風にダムが見えます。



ほのぼのするダムでした。
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頷ける宇奈月ダム

2019-10-15 08:10:55 | 富山(ダム/堰堤)
富山県黒部市にある宇奈月ダムに向かっています。宇奈月といえば温泉が有名ですが、今回目指すダムへ行くには温泉へ行く道の途中で脇道に入らなければなりません。

その脇道を黒部川沿いに進んで行くと…



お〜、見えてきました。あれです。

ダムを見渡せる場所にはこんなものがありました。これは下のハンドルを20回ほどまわすと電気が蓄えられ、上のボタンを押すとガイドが聞けるというもの。ハンドルに猿のイラストがあるのは周辺に猿が生息しているからです。



宇奈月ダムの説明書き。



では、もっとダムへ近づいてみましょう。脇道をさらに登って行くと真っ赤な橋がお出迎え。湖面橋です。ダムへはここを右折します。





そして、ジャ〜ン、到着しました。後ろに見える建物が管理所です。





貯水池側から見たダム。



いよいよダム上を歩いていきます。



ダムの真ん中から見た下流の景色。左側の建物がホテル黒部で、右下のは宇奈月発電所です。



上流側の景色。先ほどの湖面橋が見えます。



これは貯水池の石がどのようにダムを通り抜けて下流に行くのかという実験の説明。下の石が無事「難関を突破した」勇者です。触るとご利益があるかは知りませんが。





対岸のほうから管理所を見た景色。こうして見ると本当に山の中にダムを作ったんだなと感心させられます。ちなみに管理所の建物には「大夢来館(だむこんかん)」が併設されていて、ダムの情報資料館の役割を果たしているそうです。寄りませんでしたが。



このダムは観光地に近いだけあって、「見せるダム」としてのアピールが良くできていると思います。
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末っ子です…舟川ダム(下)

2019-10-14 19:36:56 | 富山(ダム/堰堤)
(つづき)

管理所のほうへ戻り、道をさらに登ると見晴らしどころがあります。石積みの丁寧な作りです。



そこへ行ってみると「舟川湖」のプレートが。ああ、このダムの貯水湖はそういう名称なんですね。



さらに上に行ってみると小さな堰堤がありました。



そこから下流を見ると、ダムが見えます。



ダムを見終えて道を下ってきたら、またまた堰堤を発見。来る時には気づきませんでした。



近づいてみます。



舟川第5号堰堤。昨年改築したんですね。でも、第5号ということは他にもあるんでしょうねえ。探しませんでしたが。



(おしまい)
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末っ子です…舟川ダム(上)

2019-10-14 08:00:50 | 富山(ダム/堰堤)
下新川郡入善町にある舟川ダムは富山県土木部が管理しているダムの中で最も新しい16番目に作られたダムです(2012年8月竣工)。舟川とは文字通りそこを流れる川のことで、朝日小川ダムから流れ出た小川に合流し、最終的に富山湾へ流入します。

場所は入善町の舟見山自然公園を目指し、そこから坂道をどんどん登っていきます。そして…

お〜、見えて来ました。あれですね。



到着です。



「はじめまして!!」…う〜ん、なんか初々しくていいね。



管理所はすぐ脇にあります。





ダム本体の定礎は2009年6月なんですね。それにしても味のある筆跡だなぁ。



では、ダム上を歩いてみます。



下流側の景色です。



上流側はこんな感じ。



対岸に来ました。振り返ると…



ダム下の水が流れ落ちる様子。



別の角度から見ると、こんな感じ。



このダムの周囲には他に見所があります。それについては次回。

(つづく)
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朝日小川ダムとその周辺(下)

2019-10-13 19:20:50 | 富山(ダム/堰堤)
(つづき)

対岸の向こうに赤い橋が見えます。あとで行ってみましょう。



対岸に来ました。振り返って管理事務所のほうを見ると、



下流側の景色。



上流の貯水側からの景色です。



さて、先ほど見た赤い橋を渡ると相ノ又トンネルがあります。短めのトンネルですが、照明がないので中は真っ暗。恐る恐る進みます。対向車が来たらどないすんねん!





トンネルを抜けて見えてくるのが「北陸電力 朝日小川第一発電所」。



その入口。門の苔むした感じがいいねぇ。





さらに道があるので進んでみると、これは堰堤なのかな。



そこから振り返って見た景色。発電所が見えますね。



山間の、なかなか見ごたえのあるダムでした。

(おしまい)
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朝日小川ダムとその周辺(上)

2019-10-13 08:16:49 | 富山(ダム/堰堤)
いや〜、ついに富山県のダムに手を出しちゃいました。まず目指すは下新川郡朝日町にある朝日小川ダム。

お〜、見えてきました。あれですな。



到着です!





これが管理事務所。





事務所の定礎は1989年8月(ダム完成は1990年)。



管理事務所の横のスペースには謎の柱が立っています。一体それは…



柱に記された説明によると、このダムを含め富山県土木部が管理しているダムは平成3年(1991)現在で10あるのだそうです(平成24年[2012]時点では16)。その10のダムそれぞれの高さと長さを50分の1のスケールで10本の柱に刻んでダムの規模をイメージしてもらうという意味らしい。ん〜、今ひとつイメージが湧かんなぁ。



ダムの案内「盤」。なぜ「板」でなく「盤」なんですかね。



それではダム上をクルマで進んでみましょう。



ダムの中程から見る貯水側の景色。



一方、下流側の景色はというと、お〜、素晴らしい。



で、なぜかダム上の真ん中のところに「水利使用標識」がありました。



とりあえず、今回はここまで。次回は対岸の様子を書きます。

(つづく)
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