脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

1月の右脳訓練―書と花と

2018年01月30日 | 私の右脳ライフ

戸畑高校同窓生の幕田魁心さんの展覧会にも行きました。数寄屋橋泰明小学校横のいつもの会場で幕田さんと同門の方々の展覧会。
今年、初めてのおもしろい試みがありました。案内状によると「好きな文字をその場で幕田魁心が色紙に書くというイベントを期間中毎日開催しております」
私は「私を見たときの幕田さんのイメージで書いてください」とお願いしました。
IMG 6290
「宇宙人みたいだろう。楽の篆書体なんだよ」と教えてくれました。

頼んだのではないのですが「楽」とは!
「楽しく生きる」ことが大切だといつも皆さんにお話ししてるのですから、ベストチョイスです。

「息子がね『ピカソくらい、作品を世に残そうよ』ってけしかけてきたんだ。ピカソの全作品は15万点って言われてるけど、よっしゃやってやるかと思ってね。書くことに決めた」といつものようにニコニコしながら解説がありました。
幕田さんの作品がほしくて、会期中に遠くからもお客さんが来られたそうです。
何しろ幕田さんはフランス政府からフランス社会功労月桂冠奨励勲章3等勲章をもらっている、書の大家です。日本の書道界で初めての受賞です。

長男が、雅号として「槻屋」を使い始めたという知らせがありましたので、こちらは注文して書いてもらいました。

長男は国内外を飛び回っているビジネスマンですが、趣味の一つがいけばな(池坊)という変わり種。
会社でも率先して、メンズだけの華道部を続けています。多分もう10年を超えたのではないでしょうか。お教え戴いている先生のブログにインスパイア華道部として紹介されています。
「経済界の華道人」として紹介されているなあと思っていたら、何かのイベントの折に、いけばなを生けるようになってました。その時の名前が「槻屋」。
つい先日、南青山のグラスギャラリー・カラニスでの「春の光を呑みましょう ガラスの酒器展」にお花を添えているという知らせが届きました。

明日までの開催という丁度いいタイミングでしたから、ギャラリーに持って行ってやりました。もちろん、喜びました(笑)
写真の真ん中のいけばなが長男がいけたものです。枝の向きと花器の直線がクロスしている交点との関係とか、陰陽とかいろいろ話してくれました。
写真右側の棚は、香肆きざし乃さんの源氏香。初めて解説を伺いました。
「調香はいくつかの香りを組み合わせて作るのですが、本当にうまくいったときは、もともとから一つの香りだった風に感じられると、僕は思います」
フーン。香りは脳にダイレクトに入ってくる刺激ですからプリミティブなものと思われがちですが、ここまでくるとやっぱり芸術性が。たしかに源氏香をわかるには総合的な素養が必要です。
花器は仁清写しの不思議な風合いのガラス器でした。初めて誕生秘話を聞きました。きざし乃さんと長男が、まずこの形に惹かれ仁和寺まで見学に行って、サイズを教えていただいて、ガラス作家馬越寿さんにお願いして作っていただいたとか。明治時代の国宝図鑑のようなものも見せてもらっての解説で、ちょっと見直しました。

長男の初生け作品です。


1月の右脳訓練ー国立科学博物館

2018年01月30日 | 私の右脳ライフ

国立科学博物館、日本館は建物もすてきです。1930年竣工のこの建物自体が重要文化財です。
中央ホール上部のステンドグラス

博物館は子供と一緒に行くところのような感じがありますが、とんでもない。大人も十分に楽しめます。
前回は2015年「生命大躍進ー脊椎動物のたどった道」に行きました。内容には触れていませんが、「単語の理解―目で読む、声に出して読む」としてまとめてあります。
同じ年、1月の「ヒカリ展」もおもしろかったです。ブログ記事は「1月の右脳訓練ー法事ついでにヒカリ展、書道展、宮島まで」です。
と言っても、美術展ほどには行かない所ですね。
脳リハビリのプログラムとして、春秋には公園や植物園、動物園。夏や冬には、気候が厳しいので水族館や展覧会とよくお話ししますが、博物館も候補に入れましょう。
展示物は幅広く、どのテーマかに興味を覚えるときもあれば、建物そのものに興味を惹かれることもあるでしょう。
回廊

回廊部分のステンドグラス。

こんな窓も。

さすがに古い建物です。仕切り戸のガラスがゆがんだ手延べガラスでした。
地球館は特別展では行ったのですが、2015年にリニューアルしたそうで、展示が一新されていました。

最新の科学情報を子供にも大人にも提供しようとする工夫された展示が続きました。時間がなく、駆け足で一巡りしました。

友人のK子さんの息子さんが、小笠原聟島にわたってこの事業計画に参加したことを知っていましたから、2012年に3000羽に復活という数にびっくりしました。
推移を知りたくてちょっと検索してみました。
「アホウドリは150年ほど前には北大平洋西部の島々に分布していて、個体数は少なくとも数十万羽いたと考えられていますが、現在、全世界で伊豆の鳥島と尖閣諸島および小笠原諸島聟島列島でしか繁殖に成功しておらず、長谷川博(東邦大学)や米国研究者によると種としての総個体数は4500羽と推定されています。尖閣諸島の総個体数は300〜350羽程度と考えられ、全世界の個体数の大部分は鳥島に生息しています(長谷川, 2006)。アホウドリが減少してしまったのは、19世紀後半から20世紀前半にかけて人間が羽毛を採取するために乱獲したのが原因です」山科鳥類研究所HPより
2012年以降も順調に増え続けているのですね。
博物館に行った後にもう少し知りたいことがあったら、人に尋ねる必要もなく、書物を探すこともなくすぐに調べることができる便利な世の中になっています。ネットで検索できる能力は、高齢者には必須ではないでしょうか?

博物館も楽しみましょう!


1月の右脳訓練ー南方熊楠展

2018年01月29日 | 私の右脳ライフ

いくつかの用事が重なったため、26日に1か月ぶりに上京しました。上野駅公園口には除雪された雪がまだ残っていました。

国立近代美術館では「北斎とジャポニズム」開催中で、どちらにしようかと考えたのですが、今回は国立科学博物館の「南方熊楠」展に決定。以前和歌山白浜町に仕事で行ったときに、南方熊楠の博覧強記、天才ぶりを知ったので、興味がありました。
開場前にちょっとだけ並びました。その時係りの方が「常設展は65歳以上の方は無料です」とアナウンスしてくれ、なんだかうんと得した気分。南方熊楠展は常設展でしたから無料。

会場出口にあった最後のパネルですが、南方熊楠はこの解説に尽きると思いました。
私達は、社会が持っている膨大な「智」の部分はパソコン(の検索)に頼りますが、熊楠はその「智」が自分の頭の中に全部入り込んでいたことと、必要に応じて取り出すことができた天才です。

南方熊楠は、驚異的な記憶力の持ち主だったということはよく言われますが、それだけではなかったようで、8歳で「和漢三才図絵」をすすんで筆写し、知識を集めることに大きな喜びを感じたというような特別の能力に恵まれていたのです。
上がお手本、下が熊楠写。

早熟ぶりをいかんなく発揮しながら、大学予備門入学。博物学的な興味関心はさらに深まったのですが、代数で落第点を取り退学。
これは本当に興味深いことです。
ある能力があまりにも突出しているために、他の能力が人並みまで至らない…モーツアルトがあれだけの音楽的な才能を持ちながら、生活処理能力に大問題があったことを彷彿とさせますね。(てんかんなど心身不調が原因との説もあり)
この退学がきっかけで、アメリカ留学の道が広がりました。
19歳で「商売の勉強のため」に渡米するときに作った都都逸。
「僕も是から勉強を積んで、洋行すましたその後は、ふるあめりかを跡に見て、晴る日の本立ち帰り、一大事業をなした後、天下の男と言われたい」

明治20年に渡米。商業の勉強を始めるのですが、当然のことながら(!)続かず、採集生活に入ります。上図のようにキューバまで足跡を残し、地衣類の新種を発見しています。
その後はロンドンへ。大英博物館で膨大な資料を抄写した「ロンドン抜書」は52冊、10,000ページ以上になったそうです。ロンドン時代は「ネイチャー」へ幅広い分野の論文を多数投稿し、人脈も深まります。

明治33年、父の死去により帰国。帰国後は生誕地ではないものの那智、田辺がその活動の場となり、ほとんど紀伊半島を出ない生活を送ったと解説されていました。
熊楠は隠花植物に特に興味を持ったそうで、藻類や地衣類そして菌類の膨大な(この単語を頻出させるしかないのです)標本研究があります。
微細藻類。ユーグレナはここに位置するんですね。長男が関わりを持っているので、おもしろいもので目に飛び込んできました。

昭和天皇に変形菌標本を差し上げ、特に変形菌研究で有名です。
変形菌の勉強(笑)アメーバ=動物、キノコ=植物。考えたら不思議な存在ですね。

膨大な智とフィールドワークは、また別の成果を生み出します。
明治39年明治政府が神社合祀令を出します。廃止された神社の森林資源を売却して日露戦争の戦費を捻出するためだったということは知りませんでしたが、納得できました。
神社の森が消えていくことに危機感を覚えた熊楠は当然反対運動に立ち上がります。エコロジーの先駆者と言われるゆえんです。
森林伐採が生物絶滅につながること、日本の文化や民俗にまで影響を及ぼす恐れがあることを、ただ主張するだけでなく膨大な智を総動員して訴えることになりました。(南方二書)

これは、一番最初の展示物です。熊楠といえば、コケやキノコの研究者。環境保全運動の先駆者として理解していましたので、曼荼羅とは!ちょっとびっくりしました。
ロンドン時代に外遊中の真言宗の高僧土宜法龍と知己を得て、そこから智の集積とは別の哲学的な深化が始まったのでしょう。神社合祀反対の主張には、人間社会へ対する深い洞察もあったに違いありません。
熊楠は民俗や文化に関しても多くの調査や聞き取りをしていました。柳田國男が情報を求めたところから交流が始まり、熊楠が「欧米に民俗学の研究団体がある」と柳田國男を民俗学へ引き入れたというエピソードも紹介されていました。
深く複雑な南方熊楠展でした。


「上手」と「下手」を超えたもの

2018年01月17日 | 左脳の働き・失語症


何の能力でもいいのですが、上手な人と下手な人がいますよね。
運動能力がわかりやすかと思います。普通に走っても早い子と遅い子がいる。もちろんうまく指導してやると、それぞれに結果がよくなることは確かですが、どう見ても早めの子と遅めの子がいる事実は残るでしょう。どの子でもすばらしい指導者や環境を整えたら、例えばオリンピック出場ができるかというと…それはあくまでも遺伝的素因が関与しているだろうとみんな思っています。
音楽の世界でもしかり。創造的な世界でもしかり。

上の図は、右によるほどその分野の能力にたけているということを表しています。
左によるほど、下手or苦手(というか、できない)ということです。
そして、だいたいの人たちはちょっと上手なレベルから、ちょっと下手なレベルまでの幅の中にいます。そこを外れて「それにしてもすばらしい!」とか「並じゃないよね」といわれる人達がちょっといて、そのさらに上をいく、天才といわれるほんの一握りの人たちがいる。
西伊豆新名所 馬ロック(1月10日)

今は、右の方向で話しましたが、当然左の方向でも同じです。こちらはほんの一握りの人たちのことを「天才」とは言いませんけどね。
(実はこの図は、小ボケ(前頭葉機能がうまく働かなくなった状態)になった時に、性格が先鋭化したり問題行動が目立つ人たちの解説のために使っているものです)
伊豆市東府や(1月10日)

さて、エイジングライフ研究所の二段階方式では脳機能を決められた手技で測定して数値化します。テストの方法も採点基準もキチンと決められているのです。
テスト時間は20分以内を目標にするという短さですから、ほんの少しだけ採点基準が甘いところも設けています。
例えば「文を書く」という課題があります。失語症の本格的なテストだと厳密に採点するところを、偏や旁の誤りは-1/2点。一字以内の誤りはノーカウント。送り仮名や濁点などの誤りもノーカウント。かな・漢字交じりでも問題はないなどとしてあります。
ほとんどペンを持つことがない高齢者が検査対象にいらっしゃることも考慮してあります。つまり最初にあげた図の左に寄っている人たちもいることを前提にしてあるのです。

「べんきょうしてます」→「ベンきョます」2字の間違いです。
どんなに贔屓目に見る判定基準であっても、これは不合格ですよ。「下手」なのではなく「書けない」ことをわかってあげるべきです。
「平成」→「干セう」になってますね。
この人は「書くのが下手」なのではなく「書けない」のです。そこを見つけてあげるために検査をしているのです。

テストをする側に、「この人はできない」ということをなるべく認めたくないという気持ちがあります。「できてほしい」とか「できて当たり前」と思うものだから「なんだかちょっと変だけど、まあ、とにかく一応書いてあるし。字を書かない生活かもしれないし」とできない事実から目をそらしてしまうのでしょうね。
「下手」ということを通り超えている、はずれのはずれということに気づいてください。

半年後。
4月のテストの時に「」をきちんと書けていることにも注意してください。今回は最初と次の2画は縦つながりではなく横つながりです。すると「」と書くつもりより「」と書きたかったのかもしれませんね。3画目は下からですから「」の可能性が高くなりますけども。
どっちかはわかりません。書かれた直後に読み上げてもらってもよかったかもしれません。
「町のテスト[ツorシ]トる」これが「町のテストスシトる」ならば「ス」を「ヲ」の一字の間違いととらえると(失語症検査ではこれははっきりまちがいにカウントしますが)この文は書けていることになります。
「町のテススツトる」これだと2字の間違いがあって文にもなっていませんから、文は書けないことになります。
それ以上に、日付を見ると「書く」ことそのものにとても困難があることがわかります。書きたかった日付は「平成29年12月1日」だったのです。とにかく書けないことに困り果てている状態がこの結果からわからないといけません。
点数化する時には、客観的に正確に評価しなくてはいけませんが、「目の前に示される情報のすべてはその人の脳が働いた結果である」ということを、謙虚に時には感動しながら受け取りましょう。

ケアマネさんからの情報として
「うまく書けないので、書く内容はご本人が考えて、実際に書くのは奥さん。という状態がずーと前から続いていた」そうです。
確かに書くことそのものが苦手な人はいます。でも書かなくてはいけない状態になったら、下手でも苦手でも書くのが社会人としての生き方です。
この方は社会人として、人並みに生活してこられなかったのでしょうか?そんなはずはありません。
書くことがとても苦手で書けないのだとしたら、それだけで普通の社会生活は無理だということになるのですよ。
病気かケガか。この方の人生のどこかで、「書く」という脳機能にダメージが起きたに違いないのです。とこの検査結果は訴えています。

12/7に「0点と1点の間」というブログをあげました。
二段階方式を使いこなすには、やはり経験も積んで、その人を理解できるツールだと自信を持たなくてはね。
がんばってください!

 

 

 


HAWAII-見~つけた②

2018年01月10日 | ハワイ紀行

ホテルの中を悠々と歩いてた!鶏よりちょっと大きいくらいでしたが、どなたかなんという鳥か教えてください。

ハワイといえば亀。ホテル遊歩道から。

遊歩道をどんどん行ったら、「出会い」がありました。よろしくお願いします。

ヒヨコ。パンダシャンシャンもかわいいけど…

動物ではありませんが、ネコノヒゲ。

ハワイ島ヒロの熱帯植物園のまだ紹介していないランの花ですが、12月に戸外で普通に咲いてます。ヒロは気温も湿度も高いのです。



このオンシジュームは、甘いおいしそうな香りがしました。


こうして、木に着生させられているのも多かったです。植物園ですから人の手が入ってます。





S保健師さんが「南国の花があることは知っていましたが、あんなにすごい、素敵な、一部グロテスクな…」とコメントをくださいました。そうですよね。Sさんのところは寒いところですもの。なかなか目にする機会はないでしょう。
「グロテスク」って気に入りました。ほんとに微妙なところですから。
ただ鮮やかな色は南国の花の特徴ですね。




これはホテルの道端に植えこまれていました。
もっと、もっとたくさんの種類の花が咲いていましたが、うまく写真がとれません。すこ~し暖かくなってくださいましたか?
ホノルル空港で搭乗手続きをしていた時に、わたしの前の方のトランクに目が釘付け。撮らせていただきました。
時間切れで片側だけですが、両側いっぱいホノルルマラソン参加ステッカーが。しかも2002年から毎年欠かさずですよ!
「あと2個でいっぱいになります。その後どうしようかなって考え中なんです」こういう生き方も、最後の最後で見~つけ。

お付き合いありがとうございました。


HAWAII-見~つけた①

2018年01月09日 | ハワイ紀行

植物が続きました。もちろんその他にも「おっ!」と心を動かされたものはたくさんありました。
毛槍。大名行列が進む時、その先頭で長槍の鞘がすっぽりと白く覆われているのが毛槍です。
カラカウア王が来日した時に毛槍を知って、ハワイでも「王族の座」の象徴として使い始めたのだそうです。ハワイ語ではカヒリと呼ばれます。

カヒリは王族ごとに違うデザインを誇ったそうで、そのカヒリやマントや扇などに多くの鳥の羽を使ったために、鳥の数が激減したとか。

ペトログリフ。大雑把な解説しかないのですが、描かれたのは比較的新しく数百年前ぐらいといわれています。紙も文字もなかったハワイアンにとっては「柔らかい溶岩にこのような図形を描く」ことは自然なことだったでしょうが、何を目的にし、何を意味して描かれたのかもまだ解明されていないとのことです。宿泊したところから歩けるんですよ。

遊歩道を歩くと、そこここに見つけることができます。ほんとに何か伝えたいことがありそうです。
遊歩道の終点は、池。海まで400mくらいなのに真水です。マウナケアやマウナロアの雪解け水が伏流水となって湧き出るのです。
たまたま虹、発見。

ハワイ島ヒロで見つけた古い建物に表示されていました。なんだか心惹かれました。

太平洋津波博物館。

ヒロのアーケード通りのそばにあるプランテーションの鐘。砂糖プランテーションで使われていたものです。

オアフ島、特にワイキキビーチのまわりは高層ビルがどんどん建ってます。散歩道で見~つけた。
新しい高層ビル。金色じゃなかったですが、ワイキキのトランプ・タワー。画面左手前がハレクラニ。

ワイキキの隣にあるアラモアナショッピングセンターにあるアップルストア。普通のお店の3倍くらいあります。日本では通り過ぎるのですが、ちょっと入って見ました。

せっかくだから挑戦。ハワイのショッピングセンターにあるパソコンから、夫のブログ画面が出てきました!
表示は日本語なのですが、検索をする時には日本語で記入できないのです。夫のブログは「kinukototadao」で検索できるので成功したという訳です。それでも何だか感動。

感動ついでにもうひとつ。
成田で、飛行機を待つ間に思いついて「グーグル翻訳」の機能を調べてみたら、「カメラ機能を追加したら、文字入力しなくても、英語⇔日本語が自動的に表示される」「えっ!ウッソ~!ほんと?」
疑問符たくさんのまま、成田のラウンジで一応、日本語→英語を確認しました。

ホテルの回廊ギャラリーにたくさんの美術品が展示されていました。説明板があるものがあったので、実験、実験。

ここに私のiPad-miniで「グーグル翻訳」の画面を出して、画面中央にある窓に文章をはめ込みます。

このようになるのです!
画面下の緑の眼ががんばってるらしいです。
訳は、あれこれ考えてるみたいでなかなか固定されませんし、レベルも…でもすごいでしょ。
便利な世の中になったものです。


HAWAII-花々

2018年01月06日 | ハワイ紀行

白花ネムノキ。♪この木何の木気になる木♪のモンキーポットってネムノキですよ~正確にはアメリカネムノキ。

ハイビスカスは、蕊が長いほど原種に近いと聞いたことがありますがさてどうなのでしょうか?花びらが咲きわけで園芸種としか思えませんね。

これ以下は、みんなヘリコニアの種類みたいです。
ヘリコニアはトリニダードトバゴの国花です。

花穂が上がるのも。

花穂が下がるのも。

アップしてみました。

歩いている人と比べてください。長~い花穂でした。

黄色もありました。

このくらいの方がかわいい?でもよく見るとちょっと変わってますね。

これは可憐なヘリコニア。

これも花。大型多肉植物の雄花。

トーチジンジャー

これも花ジンジャー


これも多分、花ジンジャーの仲間でしょう。

ルリマツリ。花だけアップにしてありますが巨大な株でした。

アンスリュームも多様でした。

プルメリア

ランもたくさんありました。一足先にご紹介してあります。
「レビー小体型認知症」って増えてますが。この記事中の花は全部ハワイ州ヒロの植物園で撮りました。12月の戸外に咲き乱れていました。

H本保健師さん。お待たせしました。ようやく「花々」まで報告しましたが、あともう2テーマお付き合いください(笑)


HAWAII-木と実

2018年01月06日 | ハワイ紀行

本歌取りで、ひそかにニックネームを付けました。美人ヤシ。ハワイ島のハプナプリンスのエントランスですが、今年の2月からウエスティンに名称変更されるそうです。
本歌は十日町市松之山の美人林。樹齢100年近いブナがすらりとした姿で林を作っているのを、地元の人たちが美人林といい始めたのです。ブナの樹皮は白っぽいですから。

もちろん、曲がったヤシにも魅力があります。

足元に目をやると、いかにも南洋らしい景色が広がります。これは多分「木」ではないと思いますけど。
追記。Jガーデンの石井さんのところにも同じものがありましたので名前を教えていただきました。「メキシコザミア」

高い木のことは「高木」や「喬木」といいますが、私の語感でいえば「喬木」の方が高い感じがします。
まちがいなく「喬木」の南洋を代表する花木といえる火焔木。
10メートルをはるかに超える中空に広がる樹冠に、その樹冠を覆うように赤い花が年間通して咲き続けます。

南洋には喬木は多いですが、珍しいものを紹介しましょう。
10メートル近くもあるソーセージの木に実がぶら下がっていました。実は3~40センチでしょうか?見上げるばかりで下に落ちた状態では見たことがありません。普通に食べることはしないそうですが、手を加えて食用にすることもあるそうです。

これも喬木のキャノンボールツリー。幹から直接実が成るのです。幹もごついし樹形も木の下部には葉がほとんどなく、実をつけるための花梗がニョロニョロ出ているというユニークさ。
実は直径20センチはありますね。熟すと食べられるそうですが、あまりおいしそうではない?木全体にたくさん実がついているのを見た時にはびっくりしました。
キャノンボールは大砲の弾丸という意味だそうですよ。武器に使うのではないのですが、落ちてきた実に直撃されたら危ないので「樹上注意」の看板がついていました。

たべられる実も紹介しなくてはいけません。ハワイ島でしか採れないコナコーヒー(高価です!)だんだん熟してくるので、手摘みだそうですよ。

バナナ。こういう角度は珍しくないですか?

高さは3~4メートルはありましたが、バナナは「木」ではなく「草本」です。

ハワイらしくヤシの実。ヤシの実だって直撃されたら痛いでしょうね。

これもハワイらしいでしょうか?ドトールコーヒー農園マウカメドウズ。(有料になっていました!)




2017年後半の記事一覧

2018年01月05日 | 年度別記事一覧

6月の右脳訓練ー修善寺虹の郷

料理教室を楽しむ

治療済みの歯にトラブルが!ー上京は右脳刺激のチャンス1

治療済みの歯にトラブルがー上京は右脳刺激のチャンス2

実務研修会(9月2~3日に浜松で開催)の準備

創作活動の鍵は前頭葉

治療済みの歯にトラブルがー上京は右脳刺激のチャンス3

7月の右脳訓練ー東京証券取引所

中ボケを教えてもらいました

戸畑高校天籟同窓会―右脳刺激の場として考える

8月の右脳訓練ー宗像大社参拝

認知症高齢者が140キロで高速道路逆走はムリー「やすらぎの郷」8/21~22放映

8月の右脳訓練ー中津の旅

中津の旅―後日編

小布施町 林・中扇地区脳のリフレッシュ教室10周年記念お茶会

小布施町講演会ー若返りは、脳が決め手!(認知症は防げる・治せる)

9月の右脳訓練ー谷中散歩

9月の右脳訓練ー朝倉彫塑館

小布施講演会の余波が続きます

たった一字から右脳障害を疑う

桂花醤作りに挑戦ー前頭葉機能を考える

10月の右脳訓練ー韓国の「娘」一家の来日

「認知症が死因」?―日経新聞記事より

10月の右脳訓練ー銀座で(同窓会)

10月の右脳訓練―江之浦測候所その1

10月の右脳訓練ー江之浦測候所その2

慢性硬膜下血腫にご注意

続 慢性硬膜下血腫にご注意

11月の右脳訓練ー戸畑高校18回生古稀同窓会

かくしゃくヒント34-「公務員時代は変わり者と言われ続けました」

11月の右脳訓練―ふるさと北九州

0点と1点の間

脳機能でいうと、小ボケって?

12月の右脳訓練ーホテルニューオータニでデート

「レビー小体型認知症」って増えてますが。

大切なむかし話

HAWAIIー日の出と日没

HAWAIIークリスマスツリー

HAWAIIーこういう生き方も

 

 


2017年前半の記事一覧

2018年01月05日 | 年度別記事一覧

喪中のお正月です。

1月の右脳訓練ー幕田魁心書展 at 銀座鳩居堂

続1月の右脳訓練ー中山光晨 明粋書画展を楽しむ

正常圧水頭症の診断には「急激な変化」が必須条件

1月の右脳訓練ー幕田魁心書展 at 銀座鳩居堂(写真追加)

かくしゃくヒント31-彫刻家 重岡建治先生

大室山を歩く

歌会始入選歌から脳機能テストを考える

認知症予防で文化的な町づくりは可能ですーまちとしょテラソ(小布施町)

1月の右脳訓練ー料理と認知症予防

春となり

沈黙ーサイレンスー

今日はバレンタインディ

伊東自然歴史案内人講座ー伊東小室桜

ボケと認知症

応急手当講習から右脳・左脳の働きを考える

2016年前半の記事一覧

2016年後半の記事一覧

第1回アジア国際映画祭

 小布施便りー都住地区10周年

小布施便りー第11回脳のリフレッシュ教室交流会その1

小布施便りー脳のリフレッシュ教室交流会その2

認知症予防教室で生き方は変えられる。その1

認知症予防教室で生き方は変えられる。その2

遅ればせですが、2月の右脳訓練ー善光寺お朝事

遅ればせですが。2月の右脳訓練ー水戸偕楽園

遅ればせですが。2月の右脳訓練ー東山魁夷展

例外ですが、左脳=デジタル・右脳=アナログに当てはまらないこともあります

石原慎太郎さんは、左利きー右脳梗塞で失読症に

3月の右脳訓練ー浅草で遊ぶ

3月の右脳訓練ー日本橋でスーパー浮世絵展を見る

小布施便りー都住地区10周年

4月の右脳訓練ー東京の桜を楽しむ

またまた、右脳と左脳の話

「物忘れがあるから認知症」というけれど

before & after

4月の右脳訓練ー伊豆高原たけのこ村

4月の右脳訓練ー桜づくし

ヒロ画廊伊豆大川 ギャラリー

ハルシオンとヒメジョオン

認知症予防講演会 at 魁心書法院

世界アルツハイマー大会

5月の右脳訓練ー茶の湯展&茶碗の中の宇宙展

宣誓記述書ーターミナルの迎え方

かくしゃくヒント32-楽しく生きる辻 博さん

友人が書いた本式のLiving Will

5月の右脳訓練ーなんといっても伊豆高原アートフェスティバル

5月の備忘録

MORI'S W CELEBRATION PARTY

6月の右脳訓練ー1泊2日東京の旅

脳卒中の後遺症ー右脳でできること・左脳でできること

かくしゃくヒント33ー「作品展の後、若返ったって言われます」

75歳以上のドライバー認知症の恐れ1万人(6/24付け日経新聞)


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