上松川地区。
ここは4人の小世帯ですが、全員皆勤賞。
去年も「昔の農作業」の寸劇で会場から喝さいを受けました。「顔が見えないから頑張れた」といわれてましたけど、さて今年は・・・
「昔のお母さんの一日」手作り赤ちゃんをおんぶして、洗濯、うどん作り(伸した状態や切った状態の工夫がすごい)、お風呂の準備。「そうだったなあ・・・」と私までもが懐かしく、その大変さに母への感謝の気持ちが湧き上がってきました。
「ポテトの会でねこはんてんの作り方を習った」ところからの発想だったそうで、たしかに皆さんねこはんてん姿です。一年かけて「今度の交流会の出し物を何にしようか」と考えるようなことは、日常生活上では起きて来ない脳の使い方ですね。会場の皆さんも喜びましたが、一番活性化されたのは上松川の皆さんの前頭葉だったかも。
東町・上町地区
交流会も11回を数えましたが、初めてのペープサート。
「大日堂の昔あったお話」という題もすてき。
初めてだけに開演までにチョット手間取りましたが、その間、会場からは「何が始まるの?」というワクワク感が伝わりました。「絵」がなんとなく郷愁を帯びたもので物語とマッチしていましたね。
ペープサートを思いつく方がいらっしゃることに驚きましたが、「演劇をやってたの」と軽く言われ納得しました。後で教えていただきましたが、練習時間はほんの少しだったそうです。
続けられるといいですねえ。テーマの選定、絵を描き形にする、セリフも分担し、効果音楽も入るともっと映えますね !
横町地区。
一番若い教室で初参加。「歌声喫茶の イメージで楽しみます」といわれました。たしかに何だか楽しそうないでたちです。こういう小さな工夫が脳を元気にするのですよ。
横町では言っておかないといけないことがあります。小布施町に「脳のリフレッシュ教室」を導入した当時のT田センター長さんの地元。ようやく教室が始まりました!ぜひ皆さんと一緒にお楽しみください。
「青い山脈」「おぼろ月夜」「高原列車は行くよ」会場も巻き込んでの楽しい充実した時間が流れました。
ギター伴奏がありました。ギターと合唱が独立独歩のところが、ご愛敬。皆さんを十分に楽しませてくださいました。ありがとうございました。
林・中扇地区。
毎年どんな寸劇が繰り広げられるのか?と期待されるななくさの会。
今年は、客席で待っている皆さんは白い服が目立ってましたけど、かわいくウサギのダンスでした。ステージで見ると衣装がそれにしてもかわいいこと。
みんなでのダンスの後は、選抜隊がステージに残りました。
よ~く見てください。三人がやってる姿がちょっとずつ違う。
演技をする時はピシッと決める良さもあるのですが、それは一般論であって、脳リフレッシュ教室交流会では、いかに楽しめるかの方がはるかに大切です。
「失敗した時に、本人が笑って楽しめるような気持ちで取り組んでください」と私は何度言ったかわかりません。
ななくさの会の皆さんは、いつでも十分楽しめてますよね。
東部地区。
寸劇「ありがたや節」。そうだ!こんな歌がありました。
それに加えて舞台に出てきた皆さんのいでたち、そのものが面白いのです。皆それぞれに一ひねり一工夫が凝らされています。
靴磨き。
ピコ太郎も。
よくもこのような衣装があったこと。わらじは編んだのですか?
大島地区。
リーダーK林さんが何と客席なかみちからチャイナドレスで登場、脇のスリットはモモまで開いてましたね!見とれていて写真が撮れませんでした。
「麦畑」の合唱です。「麦畑」はオヨネーズによる東北弁の求愛歌で、麦畑で松っあんとおよねさんが掛け合う歌詞が面白いのです。
男女組に分けておそろいの衣装、そのうえで松っあんとおよねさんを一人ずつ設定してやり取りをする。全体は合唱スタイルで。このひと工夫に注目。楽しいですね。
舞台右半分は女子組(およねさん)赤いほっぺもみんなと一緒ならこわくない!
左半分は男子組(松っあん)ひげ姿も一人ずつ違います。
都住地区。
昨日お会いしたばかりですから、子どもの学芸会を見守る母の気分です。右端後姿の方が、都住コミュニティセンター相談員のK田さんです。もちろん、今日も世話役でもありますが一緒に登場。
肩たたき体操。
会場の皆さんも一緒に。乗りの良さと体を動かす気持ちよさで二度やりましたよ。
こういうシーンは感動的です。小布施の人たちはどこか控えめであんまり主張しないことが多いのです。みてください!
皆さんの参加ぶりを。しかも表情の良さも特筆すべきことでしょう。
こういう時にすぅーと乗れることそのものが、認知症予防教室の効果といえます。生き方に働きかけたのですね。
今年も楽しませていただきました。ありがとうございました。