脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

私の消夏法その5ー働く(クッキング)

2015年08月06日 | 前頭葉の働き

これでもかというほど、遊びの報告が続きました。
冷房の効いた部屋でゆっくりしていることもありますが、基本的になにかやっている方が性にあっている私のことですから、何かやり始めることになります。

7月31日は、ブルームーン(1ヶ月に2回満月が訪れるとき、2度目の満月をブルームーンというそうです)。その日に月下美人が咲きました。
宙玉処理をしないと、こんな感じ。

翌朝、レッツ クッキング!

花を縦に半分に割いた後、メシベとオシベを取り去ります。

花弁を適当に手で割いてさっと湯がきます。花の根元の方は繊維と直角になるように包丁で切ることにしました。
味が違うかどうか実験するつもりで。「料理は科学だなあ」と、ちょっとほくそ笑んだかどうかは?

湯がいて熱いうちに、3倍酢に漬けます。そして冷やした後でいただきます。

実は、おいしいんですよ。ちょっとカンゾウみたいなねばりがあって、おいしいです。花の根元は歯ごたえがあって、又々、おいしいんです。

同じ料理でも、「やりたい」というモチベーションがあれば、脳の活性化にはとっても有効。
認知症の始まりは記憶障害ではなくて、意欲の低下です。
小ボケの家族が「お母さんみたいじゃないんです」と訴えますが、言い得て妙だと感心します。
「このような状況なら、このようにする」この立役者こそ、前頭葉。
認知症は、この前頭葉機能の異常低下から始まるのですから、納得でしょう。

別の日。おからが一袋50円。
まず、電気釜で作るココア入チョコレートケーキ(もどき)。完成したので、冷たいハーブティーにミントを入れて、おしゃれなおやつタイム。

ミントを取りに行ったら、花が咲いていました。ちょっと涼しげです。

残りのおからは炒ります。
その前に具を刻むのが一仕事。タマネギ、ゴボウ、ニンジン、干椎茸、キクラゲ、コンニャク、鶏肉、油揚。ショウガも少々。青味にインゲン。でも久しぶりの友人が来るので彼女の笑顔を思い浮かべてがんばりました。
トッピングにも一工夫。大葉、ミョウガ、ショウガ。一足先に味見です。ウーン、どれもおいしい。

暑い家にいても、誰かとのつながりを感じながら料理をすることは、私の大きな喜びの一つだと改めて思いました。
正確には、私の前頭葉の喜びです。


2 コメント

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Unknown (久保山薫)
2021-07-12 21:21:51
世界が違うと思いながらも、癒される、励まされる。
🤔うーん、
ありがとうございます😊
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Unknown (ageinglife)
2021-07-12 21:48:21
薫さん
こちらこそありがとうございます。
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