脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

管理ソフト改訂版完成

2007年09月28日 | エイジングライフ研究所から

去年の秋に、かねてより念願の二段階方式管理ソフト「エイジング」が完成しました。
改良点について、保健師さんの話を聞くと、「各教室に参加された方々の成績一覧が欲しい」がトップでした。各個人のテスト結果はすべて表示できるのですが、まとめて全部見たいという希望なのです。
もう一件は、「既に実施したテスト成績を再入力するのは大変なので、どうにかならないか」というものでした。

一年かかりましたが、その希望をかなえることができました。

本来このソフトが目的としているのは個人成績管理と、二段階方式手技の教育的な側面です。
それにプラスして、事業評価を期待される昨今の情勢を考えて、教室の評価を見直しました。各個人の成績評価を行う際に、できるだけモレのないように修正を加えました
集団かなひろいテスト不合格群は個別テストがなければ評価できないのは従来と同じですが、集団かなひろいテスト実施後に起こりうるさまざまなパタンに対応してあります。

それに伴い、管理ソフトの価格を変更して、¥10万円になりました。購入を考えているところは、予算請求をお忘れなく!

但し既に購入済みのところには、改訂版を無料で郵送しますので活用してくださいね。

昨日からGoogleのロゴが変わっているのにお気づきですか?
Google's 9th Birthdayだそうですよ。(ここに貼り付けて見せたいのですがやり方がわかりません)
エイジングライフ研究所はもうすぐ13年です。

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第Ⅱ期実務研修会終了

2007年09月05日 | 二段階方式実務研修会

今年度第2期実務研修会が終了しました。
実は、エイジングライフ研究所の行う実務研修会に参加された方々は、この12年間で2000人を超えています。

P1000015_5

ところで、トウモロコシのひげの先には一粒ずつ実が付いているってご存知ですか?
実務研修会に参加された皆さんは、研修が実りにつながっていらっしゃるでしょうか?二段階方式の手技は、繰り返し使っていく中でしっかりとした手ごたえを感じることができてきます。
私がちょっと残念に思うのは、せっかく面白さがわかってきたり、生活指導に自信が付いてきたところで、異動になってしまう保健師さんがいることです。
産休や育児休暇は、人としての得がたい経験ですから、その体験をすることは大賛成。その経験が人間理解にはどんなに役立つかわかりません。
残念なのは、いわゆる人事異動です。
「あともう少しでやりこなせるのに」とか「保健師さんも、私も(ファックスでの指導にかなり手間隙をかけます)、こんなにがんばったのに」とか、異動のニュースを聞くたびにがっかりします。
200708291554000 でも、さいわいなことに研修で新しい保健師さんとの出会いが継続的にありますので、この中から誰が育っていってくれるかしらと思うと、毎回、研修会のはじまりには期待感が高まります。
終了証をお渡しするときには、けっこう達成感があるのです。

その後がちょっと問題。レポートを提出していただくようになっていますが、提出されない方が時々いらっしゃいます。
お仕事が、全く別の部署ということもあるでしょうから、気長にお待ちしています。ほんとうは、実務研修会終了後そのまま使っていただく方に参加して欲しいのです。


さて今回、参加の皆さんから一言ずつ感想をいただきました。
「高齢者には慰めたりやさしくしてあげることがいいかと思ったけど、違うんですね。老化が加速されていたら指摘してあげないと」
「事前にやってきたケースのことが、なぜ魔法のようにわかるのかと思ったけど、根拠があるのですね」
「面白かった」
「事業が停滞気味なので、見直さなくっちゃあと思いました」
「ケースが具体的に理解できることに興味を覚えました」
「よかったです」etc
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付記させてください。
石川県国保連合会のサポートで急遽参加が決まった中能登町のK保健師さん。
あまり急だったので、事前資料も満足に渡せなかったのです。
もちろん導入していませんから、テスト用紙すら見たこともない状態でした。文字通り、ゼロからのスタートです。
二日目に、参加者の中からテスターを選び、みんなの前でテストを実施し、具体的に細かい指導を受けるというカリキュラムがあるのですが、彼女は自主的に挙手。
テストが始まってすぐ「すごい!なんてよくマニュアルを読んでいるの!」といわずにいられないほどの読み込み方でした。

その気になったら、マニュアルの助けを借りれば、一歩足は踏み出せます。一歩進むごとに、面白いほどに視界が開けてくるのが、二段階方式による個別生活改善指導の世界です。
皆さんがんばってください。



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