脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

東奔西走

2009年12月23日 | 私の右脳ライフ

「東奔西走していました」というと
「お忙しいんでしょ。師走ですものね」という言葉が返ってきそうですが、そんな気のどくな状況の報告ではありません。

まず東奔。
臨床心理士の研修会が東京吉祥寺成蹊大学でありました。
武蔵野の面影あふれる成蹊大学ケヤキ並木2009_1213_121400p1000276_2

テーマは「発達障害児に対してWISC(知能検査)をどう生かすか」
トータルの知能指数よりも下位項目のバランスを見ようとしている点に、今までの研修会と違った潮流を感じました。

発達障害を考えようとすると脳機能に目をやらないわけにはいきません。
母子関係とか環境が主体でない見方、つまり脳機能として何ができ、何ができないかを知ることが優先されるのは当然です。
前頭葉という概念が入ってきたほうがより理解しやすいのにと思いました。

臨床経験の長い先生のお話は、指導法に説得力がありました。
せっかくの東京ですから、帰りに六本木に行きました。2009_1213_161200p10002802009_1213_170700p1000285_4 2009_1213_160900p1000278_3

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つぎに西走。
今制作中の「ボケ予防カレンダー」の打ち合わせで大阪へ行きました。
もちろん仕事はやりましたとも。

遊びも当然。
落語家と行くなにわ探検クルーズのクリスマスクルーズをネットで見つけて参加しました。
いくつもの橋をくぐり中の島のイルミネーションを見たり、桂雀太さんの話を聞いたり。
「話しにくい状況があって、それは小人数すぎるとき。それから全部男性のとき。眉間にしわを寄せて腕組みをして笑わずに方を動かす・・・」
そう話が続いているのに、しかも落語家ですから笑わせようと話しているのに
そんな男性が2人(夫婦連れ)がいたのです。
ほんとに笑わない!
ほんとに腕組みしている!
奥さんたちもおとなしやか。
そのグループはその夫婦二組に加え女性3人の計7人でしたが、こちらの3人はノリノリ。雀太さんの話の先を読んでは、笑って待ってるという状態です。

ボケやすい生き方、ボケにくい生き方の典型例みたいでした。
その男性群、誰に誘われたのか参加したことだけはちょっと評価してあげないといけないかもしれませんが、あれで楽しかったんでしょうかねえ。声ひとつあげませんでしたよ。
夫に引きづられる妻というのも悲しいですね。
「ご心配なく。夫と別行動の時は楽しんでるから」というのならいいのですが。

二日目は道頓堀で川豚料理を楽しみました。
さすが大阪派手ですね2009_1217_181400p1000292 2009_1217_181500p1000293

御堂筋大丸デパート2009_1217_180300p1000291               ディオール2009_1217_172500p1000290

帰りの新幹線で、前夜の伊東地震のニュースを見ました。
びっくりする暇もなく、「今また地震があって、新横浜・静岡間は送電中止」のテロップが流れました。
でも、無事に帰宅でき、我が家は主が遊びまわっていても無事に留守を守っていてくれました。お見舞いありがとうございました。


注意分配能力(前頭葉)低下事件

2009年12月22日 | 前頭葉の働き

大学時代の友人3人で、新江ノ島水族館へ行きました。
「クラゲを見に行かない?」という誘いに、一も二もなく乗りました。

伊豆ではエチゼンクラゲの被害が新聞をにぎわせているところでしたが、水族館のクラゲは幻想的だろうと行く前から期待いっぱいでした。
最近は、宛先を連名にしておいてメールで打ち合わせをしますから簡単です。それぞれが、電車に乗って小田急線「片瀬江の島」駅集合。わたしは藤沢駅で乗り換えです。
クラゲのパレード2009_1212_114700p10002642009_1212_115100p1000268_2

私は、旅程を作るのも電車の時刻を調べるのも好きです。
そのうちの一人は方向音痴で有名!でもパソコンでの調べ物は得意。(感性あふれる魅力的な友人ですが、脳から言うと左脳優位ということになりますね)
私がメールで送った時刻をちゃんと自分でも確認してくれました。

さて、2009_1212_114900p1000267 電車に乗って、その友人とメールのやり取りをしていました。

「調べたのより早いんじゃないの?」などと夢中でおせっかいをしているうちに、平塚駅に到着。
「あれ、藤沢は通り過ぎた?!」

普段使わないので、駅名は知っていても駅の順番がわかりません。
その時の一瞬の空白!
「頭が白くなった」と耳にすることがありますが、まさに実感しました。

降りるべきか降りざるべきか?
通り過ぎていれば、降りて逆方向の電車に乗り換えなくてはいけません。
でも、乗り過ごしたかどうかはまだ分からない・・・
約束の時間を決めたのは私なのに、遅刻はできないなあ・・・2009_1212_114900p1000266_2

でも、二人の顔を思い浮かべながら「笑って許してくれるはず」と確信して「一駅さらに余分な時間がかかっても、はっきりしてから降りよう」と決心した時に電車のドアは閉まりました。

運命はきまったので、気持ちがちょっと落ち着きました。
そこで最初にしたことは、手元のメモの確認です。すると藤沢駅での乗り換え時刻が書いてありました。まだ12分もありました!

笑ってしまいました。
確かにメモを書いたのも、時刻を調べたのも私なのに。

この事件の本質は、メモを見ることを忘れたのではなく、メモを見ることに注意が分配できなかったということなのです。
記憶力の問題と思う人は多いでしょうが、これは「忘れた」のではなく「思いつけなかった」のです。前頭葉の注意分配力がうまく機能しなかったという問題です。

1.もともと携帯メールは苦手。だから力を注ぐ必要がある
2.もともと方向音痴の友人のことが心配だったうえに、寒いのに早く着きそう・・・
その二つの状況の中に、突然新しい困った状況が勃発した!
その状況下で、私の前頭葉はいくつかは考えついて対応したのですが、一番確実な「藤沢駅到着時刻を、自分が書いたメモで確認する」ことに、気が回らなかった。
言葉の表現からしても「気が回らない」を言いかえれば「注意分配力欠如」になりますね。
こうして日々、私は前頭葉機能低下を実感しています。
写真 by M.U.P1000225

付録1
「電気ウナギが何かの電気をつけるんですって。何なのかしら」と言って楽しみにしていた私たち。
十分満足して水族館を後にしましたが、
「あれっ。発電結局見なかったわね」
いろいろ満足し、興奮し、おしゃべりに花が咲いて、おなかもすいてきてこの結末。
これも注意分配力低下です。

付録2P1000209_3
小ボケの人たちは「同時に二つのことを処理できない」ために起きる問題をたくさん提示してくれます。

小ボケの症状でよく訴えられる「鍋を焦がす」
これはまさに「鍋をかけているのを忘れる」という理解では足りません。
別のことを始めたために「鍋をかけていることに注意を払い続けることができない」とういうのが本質です。

何かしていてお風呂の水をあふれさせたり、別の用事で家の外に出たのに雑草が目につくと草抜きを始めてしまう。
これらも記憶力の問題ではなく、前頭葉(注意分配力)の問題です。

年と共に、前頭葉機能の中でもとくに注意分配力は直線的に低下していきます。
正常老化の範囲内かどうかは、それに対してどうのような対応ができるかにかかっていると思えばいいでしょう。
鍋を焦がしたら、さらなる注意を払うなら、いちおうOK 。小ボケになったら、勝手口には焦げた鍋やヤカンの山が築かれます。P1000215

付録3
事前のメール
「イルカに会いたいな}
「イルカがいるかどうかはわからない」

せめて、このような楽しい時間を友人と共有し、脳の若さを保つ努力をしましょう。
歯を食いしばってするような努力は、私たちの脳には効果的ではありませんから。

人生を自分らしく楽しめるかどうかが、脳の老化にあらがう一番の近道です。



TGA(一過性全健忘)

2009年12月11日 | これって認知症?特殊なタイプ

私が教わっているベトナム料理のNORI先生に起きたことです。
先生は伊東の駅前のレストランのオーナーシェフ(男性)。
ご自身がベトナム料理に関心を持たれて、横浜に勉強に行かれながら私たちに教えてくださっています。2009_1208_144100p1000263

「先日、記憶がなくなって・・・。映像が映らないんですよ。とにかく、まっしろ!」といかにもびっくりした様子でお話ししてくださいました。

もちろん、この辺りの中核病院である順天堂大学病院での診察も済まされていて、「脳は器質的になんともありません。心配しなくてもいいです」と言われたということで、「格別心配はしていない」とおっしゃりながらも、怪訝な顔はうかがえました。

以下は先生のお話です。

・土曜日のこと。夜、お友達からの誘いがあって出かけて、お店をハシゴさせられて(先生はお酒は飲まれません)帰宅はけっこう遅くなった。
・翌日曜日。起床したときなんだか変。
・その状態が「何も映らない。とにかくまっしろ。考えるっていうことは脳にイメージが見えることだとわかった。それが見えないんだから!」

冬桜2009_1128_133100p1000240

同席なさっていた妹さんが言葉を足してくださいました。

「まったくもうどうなってるんだか。びっくりしましたよ」

「でも、お料理はできたでしょ?」という私の質問に

「それがめちゃくちゃ。あっ、そうか料理はできたんです。
ただお客さんの注文の順番がグチャグチャになってたらしく、一番の人の料理が最後になったり、この料理のソースはマスタード、それはトマトソースとか言ってあげないとわからなくなってしまったり。でも確かに料理はちゃんとできましたねえ」

                                  オキザリス2009_1128_132500p1000237
先生。
「その日はパーティが入っていたんだけど、ちょうどレシピを調理台に用意していたので、それを見ながらどうにかこなしたんだなあ。レシピがなかったらもっとパニックだっただろう。何度も何度もレシピを見たらしい」

いつもなら、スイスイと手際よくお料理をこなされる先生なのに・・・
どんなお気もちだったのか。いま一つ聞き取れませんでしたが、実はこのときの気持ちを伝えることができる人はいないのです。(この項、最後に訂正してあります)
オキザリス2009_1128_132600p1000238

Transient Global Amnesia
(一過性全健忘)というのは、前触れもなく突然起きます。
私は、お葬式の後帰宅してという方が二人。パーティの最中に突然、それから洗い髪で電話していて冷たい風が吹いてきたときに突然という方しか知りません。
発作中は、記憶はまったくできませんから、何度も同じことを聞きます。「ここはどこ?」とか「なぜここにいるのか?」「あなたは誰?」
何度教えても「覚えられない」のが症状ですから、何度も聞くことになります。

記憶以外の高次機能には問題がないので、話し方がへんとか、こちらの言っていることが分からないとかはありません。もちろん麻痺などもありません。
ご家族から「お葬式から帰って、行動がいつものようでなかった」と言われたケースも、よく聞くと「いつものように行儀良くなかった」だけでした。
靴をそろえて脱がない。洋服を脱ぎ散らかす。着替えずに寝てしまう。
靴が脱げないわけでも、服が着られないわけでもありません。だから、NORI先生は料理ができて当たり前なのです。
                           イソギ2009_1128_133200p1000241
                           一晩寝たら翌日は治っているのです。本人も家族も「キツネにつままれたみたい」ということになります。
それから、発作の前のことを忘れる逆行性健忘があります。
これはだんだんに回復してきます。
先生の場合も
「土曜日のことははっきりわかるところとあいまいなところがあった。火曜日に友人と話していたら、突然土曜日の絵が見えてきた」と逆行性健忘からの回復をお話ししてくださいました。
キャットテール2009_1128_133200p1000242
もうひとつのエピソード。
・土曜日、ハムを頼まれて仕入れ、冷蔵庫に保管した。
・日曜日、そのお客さんが来店したので渡した。
・月曜日、ハムを仕入れたことは覚えていたが、冷蔵庫にしまったことは思い出せなかった。(逆行性健忘)
・月曜日、お客さんに渡したことを全く覚えてなかった。
・月曜日、冷蔵庫を見るとハムがない!どこにしまったか(ということは仕入れたことは覚えている)わからずに、そこらじゅうを探しまわった。
・今も、ハムを渡したこと自体は思い出せない。

患者さんの言葉に耳を傾けることで、病気の理解は深まります。
医学書の解説はあくまでも左脳の理解を促すものであって、それを実際のケースに適用しようと思えば、より具体的なイメージがなければ躊躇します。
体験することが最上ですが、病気はなかなかそうもいきませんので、患者さんの言葉に耳を傾けて、どのような状態を伝えたがっているのかをわかろうと努力しなくてはいけません。
CT・MRIがない時代は、いかに症状を的確に理解できるかが脳の病変の個所に到達する方法だったそうですよ。

もうすぐ88歳の先生のお母さま。ビーズづくりはプロ級2009_1208_144000p1000262
TGAは後遺症を残しません。
発作中だけ、ちょうど記憶のざるの底が抜けてしまった状態と言えばいいかもわかりません。
NORI先生は「それはわかりやすい!そんな感じ!」と言われました。
繰り返すことはゼロではないそうですが、そのたびに記憶力が衰えていくものでもありません。
つまり、過ぎれば終わり。

もし、まんいちTGAの方に出会ったらそのことを良く伝えてあげないといけませんね。

ここからはブログを読まれた先生からのコメントです。
「発作の最中は、大変なことが起きている。これからどうしよう。という気持ちでいっぱいだった」
(この感情の記憶ははっきりと刻み込まれているということになりますね!)
「発作中にバイクに乗って肉をとりに行ったのに、途中で落としてしまった。何をしに行ったんだろうかと一生懸命考えるのだけど、朦朧としてなかなか考えがまとまらない。そのうちにあっ肉屋だったとわかったけど、そんな時も何が起きているのだろうと不安感が押し寄せた」
「本当に、普段は考えるときには映像が浮かぶのにその映像が消えてつかみどころがなくなってしまって、考えようと思ってもそのすべがない感じ・・・」

発作中の出来事はあいまいでも、その時々の感情は十分に刻み込まれていることを教えてくださいました。
NORI先生ありがとうございました。勉強になりました。


実務研修会終了

2009年12月08日 | 二段階方式実務研修会

実務研修会が終わりました。
研修の初めに「まったく初心者の方?」と挙手をお願いしたら、なんとほとんどの方が手を挙げられて新たな覚悟を強いられました。

修禅寺(in修善寺)のもみじ2009_1130_141600p1000244_2 今年初めて庭園が公開されました。

エイジングライフ研究所主催、二段階方式の実務研修会は、内容の濃いことで有名です。
流行語を使って「頭がトマト」という言葉がよく聞かれたころもありました。もちろん「頭がピーマンよりずっといいでしょ」と返しましたが。

A4版1枚の脳機能検査を用いて、認知症の種類、レベルを知って、その上に生活指導までするのですから、検査法の習得だけでなく、手技の深い理解が必要だということはわかってもらえると思います。

マニュアルが3冊あるところからも深さは理解できると思います。2009_1130_142400p1000250

研修会を15年近く続けてきました。
カリキュラムは同じなのですが、毎回、雰囲気が違うのです。
受講者と講師のやり取りの中で、「できるだけわかりやすいようにするには何がいいだろうか」という小さな方向転換がいつもなされているからだろうと思います。

さて今回の印象ですが、皆さんが初心者だというのに、そして担当部署が高齢者でない人もいたというのに、不思議なほどまとまりよく理解してくださったという気がしています。

ケースを持ってくるように連絡しましたので、かなりの方はご家族などの身近な方々を対象に実施されたようです。テスト方法などは研修前ですから不都合なところもありましたが、家族ですから生活歴を良く知っているため、研修が進むにつれて「認知症は生活習慣病である」という二段階方式の主張が納得しやすかったのではないでしょうか?2009_1130_142000p1000247 2009_1130_142200p1000249

さて研修会の感想です。2009_1206_161200p1000254

W林さん:テストが生活改善指導の入り口だということがよく理解できた。(その通り!レベル分けしてレッテル貼るわけではありません)

Y山さん:今後はテスト結果からもう一度その人を見てみよう。(長くかかわっている人が維持しているのは素晴らしいことです)

H島さん:合併もあり母子担当でもありテストしてこなかったが、手技の力はわかったし母子でも使えるかも。(ボケ予防は幼児期の教育から始まります)

H山さん:実施例に対しての解説をうけ、詳しく見ることが大切でなんとなく理解するではだめだとわかった。(何例かやることですよ)

T村さん:介護認定に使えるかも!脳機能テスト結果と生活実態と生活歴が一致することが分かった(一致しなかったら、普通のアルツハイマー型認知症ではありません)

S口さん:MMSの下位項目に低下順があるというのが驚きだった。生活歴の聞き取りが難しい。これに関してU田さんからの助言は満点でした!
「テスト結果から推理されるタイミングを外さないこと。話がずれるときには引き戻すこと」

K林さん:基礎からだったのにあっという間の二日間(ということは脳はとてもよく活性化されたことになります)認知症に対して目からウロコの思い。積極的に地域活動をしたい。(若者に期待してます!)

K政さん:内容が深く多いので、歳取っていて不利だった!(覚えることは大変ですが、生活歴聴取や生活指導はベテランの味があります)2009_1206_161100p1000253

Y本さん:事前に実施したテストは失敗だった・・・(このテストは失敗したとしても傷つけたりはしませんからね。慣れることです)

U田さん:実践を積んでいるのでとてもよくわかった!皆さんとにかくやることです。Faxで解説してくれるんだから!(私の話にうなずいてくれる姿に、二段階方式の実力を改めて感じながら研修をしました。ありがとうございました)

H川さん:自分の街でどのように認知症予防活動をするのか見えてきた感じがする。(レベルに合わせた施策を考えてください。地域性・リーダーにも考慮して)

T田さん:これから勉強する。そしてどこで生かせるかを話し合おうと思う。(合併があると、なかなか足並みをそろえるのも大変でしょう。ただ認知症予防は待ったなしですから)

S井さん:認知症担当でないのでついていくので精いっぱい。もっと勉強しなくては。責任もって自覚して脳の健康を伝えたい。(突然の指名でびっくりしたでしょう。わからないことが分かるだけでもよく聞いている証拠です)

S木さん:認知症予防教室を定着させたい。母子の指導の時に「脳も体も使えるように」と強調したい。(テスターとして素晴らしかったです)

K瀬さん:共通理解の物差しとして使える。(これはK瀬さんの街での勉強会。
http://blog.goo.ne.jp/ageinglife/d/20090819
自主的なグループ作りもめざしたい。この研修に10万円かけてもらっているので実践につなげる!(大ボケに対しては600万円/年必要なんですよ。予防の効果は必ず上がります)

O崎さん:大ボケ・中ボケ対象の老健の仕事をしてやっぱり予防だと思った。ヘルスにいると早期発見ができそう。(事例が事故の後遺症という珍しいケースでしたね。原則に沿ってテストの解釈をすればこの結論になるのです)

2009_1207_090900p1000255参加者が少ないと思うでしょうが、このごろは少ない人数でみっちりやれています。以前のように60人70人のときは、どうだったのでしょうね。

それではみなさんの研修後の事例提出をお待ちしています。
テスト結果。A4版白紙。30項目問診票。生活歴の聞き取り(原本用赤いクリアファイルの中に聞き取りに使う新フォームがあるのでこれも活用してください)を送ってくださいね。


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