4月17日にこんな素敵なお花が到着。眺めるだけで元気が出るようです。
10日経ちましたから、ちょっと変身させました。
重箱に花だけを挿しました。色のバランスを考えて。ちょっと高低差を付けて。
実はこれは私のアイデイアではなくて、以前ニコライバーグマンという人の作品を息子からプレゼントされたことがあるのです。箱にびっしりとバラの花だけが、高低の差もなく埋め込まれていました。下に敷くランチョンマットの色を変えると、印象が全く変わります。
右脳の色をキャッチする部分が壊れると、実はこうなるわけです。
色のない世界は寂しいですね。
考えてみれば、水墨画は、墨の濃淡だけで表現します。
ところが、作品に対するとき、色がないからこその微妙な季節感や空気感が立ち上ります。そのとき私たちはそのモノトーンの画面からはっきりと色彩を感じていると思いませんか?
その前提としては、色彩にあふれたそのシーン(やそのシーンに通じるシーン)が心に刻み込まれている先行体験が必須ということになります。
右脳って不思議な働きをしますね。