脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

かくしゃくヒントー4月の右脳訓練その3

2013年04月30日 | かくしゃくヒント

「午後から雨」の天気予報が大当たり。ほんとに12時になったら雨が降り始めました。4月も今日で終わり。

もう一度4月の右脳訓練を報告させてください。P1000258

東京六本木の国立新美術館で、高校時代の友人の作品が展示されているというニュースが入ってきました。

「いくつか用事を重ねて上京しよう!」と決め、
  1.歯科検診
  2.掘りたて筍の運搬人(二か所に)
  3.芸術鑑賞
これだけ、用事をこなせば上京の甲斐もあるということと自画自賛。

掘りたて筍。このあたりでは皮をむいてゆでるのですが、最近はそれをさらに進化させた方法にチャレンジしています。きれいに始末して、お米を多めに入れてゆでます。
そのゆで汁はおかゆになっているわけですから、お塩ちょっと入れてそのままいただくのです。筍のアクというか風味たっぷりの春のおかゆです!
P1000214P1000216_2P1000219




筍を持って、上京です。
一つは新横浜改札口で手渡し、もう一つの嫁入り先は港区三田です。無事終了。
その間に東京駅八重洲口で歯科検診も終了。いよいよメインイベント国立新美術館へ。
パソコン検索では、田町ー渋谷ー表参道ー乃木坂の行き方を教示してくれていましたが、
「同じ港区だから、これって遠回り?港区内を走るちぃばすを利用して六本木ヒルズ経由で行ってみよう」と思いつき、即実行。
まず東京タワー方面に歩き、金杉橋でちぃバス乗車。

P1000252P1000253






10分足らずで六本木ヒルズ到着
P1000255P1000256







5分で国立新美術館に着きました。K井さんの版画作品「Cathedral」確かに光と静謐さを感じましたよ。会えなかったけれど、どんな大人になっているのかちょっとわかった気がしました。
おめでとう???
P1000259P1000261







P1000264_2国立新美術館には、2階にカフェ(向こう側)、3階にレストラン(手前)があります。

小ボケになった時に、脳リハビリの一環として「外出」があるのですが、それは近所の買い物や外食から始まり、ハイキングでもいいし、ドライブしながらの名所めぐりに連れ出すこともいいのです。

もちろん、「行くところがない」という声もたびたび聞きます。
脳リハビリのテーマに限らず、私たちには前頭葉がありますから、「工夫」や「発想」ということにはいつも挑戦してほしいのです。

春、秋の快い季節には、動物園や植物園もいいものです。
寒さや暑さが厳しければ、水族館。そして、美術館や博物館。
おもしろいことに、「小ボケ(脳が生き生きしていない)時には無感動だったのに、最近また連れて行ってあげたら、声を上げたり集中の仕方が違うんです。脳が喜んでることがよくわかります」というふうに家族の方が言われるんですよ。

小ボケの方は、やらなければいけないことは理解できます。ただスターターがうまく効いてない状態なので、誰かがそっと背中を押してあげないといけないのです。

そっと押してもらえる人間関係を作っておかれたかどうか・・・それは生き方が問われることになりますね。

P1000265地下鉄六本木駅への途中、外苑東通りに面して二宮金次郎像が。(左のガラスに映っているビルが六本木ミッドタウンイースト)

二宮尊徳は69歳まで生きたようです。さらに長生きの現代には、また相応の生き方が求められるでしょう。
「脳の健康をどう守るか」という発想が、カギになると思います。

仕事(左脳)と全く同じレベルで、趣味や遊び(右脳)が重要であることに気づいてください。
それを上手に繰る前頭葉は最重要です!













かくしゃくヒント21-感性でシャングリラ完成へ

2013年04月23日 | かくしゃくヒント

知人のフェイスブックにアップされた記事です。
〔1〕伊東・城ケ崎海岸 漁師・日吉直人さん | 静岡新聞
P1000246

この記事に対して一言「シュノーケリングがよい」というコメントを見つけて、「なんとおしゃれなコメント。どんな人かしら?」とクリックしてみました。
Face Bookは登録していても受け取ることに専心していたのを、アクションを起こし始めたばかりの私、人生ちょっとした勇気は必要です。
わかりました。
伊豆に移住してきた時から気になっていた、県道沿いの南国風の建物・・・そこのオーナーをなさっている方・・・I井Y彦さん。

あの建物は、Jガーデンという貸コテージでした。P1000230_2
午後、またもやちょっと勇気を出して、ジェイガーデンへ。
我が家から歩いてちょうど30分。
 
ここはどこ?
とっても静岡県伊東市とは思えません。
南の国に迷い込んだような気持ちで、周りの山や海の眺望に目を奪われていました。
ちょっと落ち着くと植物たちも、南国気分を盛り上げる役割を担っていることがわかりました。
そして何よりもこの石組みが、異国情緒のもと・・・
そこにこの館の主、スマートなコメントの主 I井さんが登場。
「この石は伊豆半島がまだ南海の海底火山だった時の溶岩です。もう採れなくなってしまったので最後のものでしょう。一つずつ積み上げる時は楽しかったですよ。漆喰が盛り上がってるところはこだわりで。」
確かにくっきりとした印象はそこからくるものかもしれません。
展望台(もちろん石造り。360度の展望あり!)から          真ん丸球形オフィス(もちろん石造り)
P1000232P1000244
展望風呂の床の龍(真東だから青竜。鉄平石を割って手作り)P1000235
温室・ゴルフパター練習場・展望浴場・ジャングル風呂。なんと、なんとすべて手作り!
隣接のご自宅も天窓付きエリアを大増築。
現在は、屋外スタジオ建設中。
 
真っ白の壁面、真っ白の床面を備えた屋外の写真撮影用スペース。
ホリゾントというそうです。
 
車でも、美女でも、小物でも。
 
一日中自然光を受けながらの撮影ができるというのは、確かにどこにでもできることではありませんね。P1000245
 
I井さんにはもう一つの顔もありました。アンアン作家というのかどうか。
鉄でガーデンファニチュア、門扉やテーブルやイスその他の小物をデザイン制作されるのです。
今年の2月、東京ドームで開催されたTABLE WARE FESTIVAL2013の招待作家なんですよ。
上のサイトの1/24から2/6までさかのぼってください。
 
途中に何枚も興味深い写真があります。I井さんの生き方をほうふつとさせる写真です。
 
フェスティバル出品のテーブルとイス                   中庭  
P1000238P1000249
 
 
 
 
 
 
たくさんの植物は「原則的にはこのあたりの自生種です」
「ここは非常に恵まれた地域でいろいろな植物が生きていかれるのですよ。良さを知ってもらうために、今増やして育ててます。下の新しい建物を売店したらと思ってます」
 
それぞれの植物にも思い入れが感じられました。
 
「針桐は5月の新芽が素晴らしい。このみかんは樹齢100年。これはデイゴ。もうすぐブーゲンビリアが咲き始めます」
 
「温泉利用の床暖房の温室もありますから、雨の時のカフェも困りませんよ」
 
山どりのジャケツイバラ                          盆栽仕立てのヤツデ
P1000240P1000247
 
 
 
 
 
 
 
ご案内してくださったあと、コーヒーをいただきながら、よもやま話に花が咲きました。
これだけのことをなさりながら、なおHP制作などネットの世界にも造詣が深そうで(こちらは私にはよく理解できませんが)幅の広さを感じます。
 
シダもいろいろありました
P1000231
これだけ「自分のやりたいことがはっきりしていて、それを実現させていく。しかも自力でやリのけていく」人と、身近に出会えたことは最近のヒットです!
 
年下のかくしゃく候補生に出会えてとっても嬉しかったです。
これからもよろしくお願いします。
 
コーヒーごちそうさまでした!
 

端午の節句が近づきましたー左脳と右脳

2013年04月22日 | 右脳の働き

友人のS村さん宅へ久しぶりにお邪魔しました。季節が変わったことがダイレクトに伝わってきました。

玄関コーナー
P1000203こいのぼりの高さが15センチくらい。
こいのぼりの大きさは「大きい真鯉」だって8センチもないと思います。

いろいろな端午の節句飾りがありますが、いつものように、ここの飾り物はとっても小さいのです。

そこが魅力。

収集するには、いつも感性のアンテナを立てておかなければいけないと思うのですけれど、それはまた一方で楽しみでもあるはす。

なにか目的を持つことは、見えないものが見えたり、聞こえていなかったものが聞こえてきたりするものですから。

                                  テーブルの上にも!
   かわいい。P1000206

   りりしい。

   いとおしい。

   愛くるしい。

   あどけない。

   無邪気な。

   ほほえましい。

ところで、私たちは上のような単語、たとえば「かわいい」を目にした時に理解できることと、このような「かわいい」飾り物を目にした時に湧き上がるイメージをもとに理解することがあると思いませんか?意味は左脳が処理、イメージは右脳が処理します。
前頭葉は、左脳と右脳の情報をもとに総合的に判断しますから、単に意味がわかるだけでなく、具体的にはこういうものとイメージ化できるほうが、情報が多くなるので納得しやすいものです。

もちろん長く日本語を使い続けて生きてきた私たちは、単語を読んだ時に同時にイメージも湧いてくるのが普通でしょうけれど。

居間にあるメインのしつらえ                        3段飾りで20センチくらいでしょうか?
P1000204P1000205_2

自分自身に訴える力はどうでしょうか?
一般的には、図形のほうだとは思いますが、アナログな情報の方が納得しやすいと短絡したらいけません。これは受け取る側の条件の違いですから。

私は日常生活上、右脳で処理する傾向が強いので、単語の羅列よりも、このしつらえ、つまり図形からイメージ化するほうが、「『かわいい』ってこんなものを見たときに感じるようなことを意味している」とよくわかります。納得できます。

一方で、ことばに強ければ、単語だけからでも大きな情報を受け取ることができます。左脳で処理するタイプの強みは、現物がなくてもいいことと、何歳であっても「学ぶ」ことができることでしょう。
ことばの意味をことばで理解して納得するのです。
「『かわいい』ということは小さかったり可憐だったり愛すべきと感じられる時に使う」と説明されて、その一つ一つの単語の意味がよく理解できれば、納得につなげることができるわけですから。

トイレのしつらえ
P1000207ややこしくなりましたね。
「端午の節句のためのかわいいお人形たちだった(もっと丁寧に詳しく表現してあったとしても)」と聞いたり読んだりした時と、このように写真で見た場合と、実際に自分が見た時では、自分に訴えるものが違うでしょう。

たぶんほとんどの人は、実際に自分が見たとき、一番よく自分に訴えてくるはずです。
ほら、「百聞は一見にしかず」といいますね。
でも、キャッチする右脳ベースの「感性」がなければ、心は動きません・・・P1000209_3

左脳も大切ですが、右脳も大切。もっと大切なのが左脳・右脳に支えられ体験の中から成長していく前頭葉。

「かっわい~い」と思いながら、今日はちょっと左脳・右脳のことを考えさせられました。
S村さん。ありがとう。

実はこれで紹介が3度目です。
かわいいお雛さま
かわいいお正月とやったものが勝ちのページも見てください。


Hen’s CaFe Popo

2013年04月16日 | 前頭葉の働き

近所のカフェ Hen’s CaFe Popo のことは、「近所のカフェとエンジングライフ研究所」として2月に紹介しました。久しぶりに友人と一緒にフクロウたちに会いに行ってきました。

P1000175「Men's CaFe」と私の前頭葉が勝手に読んだ看板です。
ついでに誤りの追加ですが、MEN'S CAFE POPOとすべて大文字だと思っていました。
これはたぶん私の勝手な右脳感覚に前頭葉が従った結果なのでしょう。

どうですか?
あなたはどう読みますか?Men's or  Hen's?

前回はこの看板の写真なしの説明でしたから、わかりにくかったでしょう。

今日行った友人たちはみんな「これはMen'sだ!」といいました。
前回書いたように、MenとHenではMenのほうが意味もわかるし馴染みもあるということです。

ただ、Men's CaFeだと、「どんな人が集まるの???」という疑問は湧いてきますけど(笑)
これも前頭葉の働きですよね。

Hen's CaFe Popoはとても魅力的なお店です。珍鳥がいる!ワシミミズクの嵐とコノハズクの武蔵
P1000179P1000187_2

幸せそうに見詰め合うオーナーとハヤブサの飛鳥        飛鳥のアップ
P1000182P1000196_3

動物好きな私の友人。希望すればだれでも体験させてもらえますよ。ヒョウモントカゲモドキのピッコロ
P1000188P1000184_2

動物が苦手な人は、石窯ピザはいかが?窯は手作り。朝7時から一日中薪をくべているそうです!そうそう、モーニングは7時からOK だそうです。

P1000199P1000198_2

趣味を大切に生きている様子がうかがえますし、オーナーご夫妻のお人柄にも惹かれるところが多々あります。
またお邪魔させてください!その時は石窯ピザを!

Hen's CaFe Popoは伊豆急城ヶ崎海岸駅から歩いて10分くらいです。


認知症介護者の会「夕映えの会」

2013年04月15日 | 正常から認知症への移り変わり

香川県高松市に認知症介護者の会「夕映えの会」という団体があります。そこの藤田さんとはもう長いお付き合いをしています。20周年記念のイベントがあるということで、コメントの依頼がありました。

4月10日の我が家の庭の花 

P1000146

P1000147

20周年、おめでとうございます。

生まれたての赤ちゃんが成人する期間です。輝かしい希望にあふれた20年。<o:p></o:p>

65歳の私が(生きていれば)85歳。自分らしく人生を終える覚悟が求められる20年。<o:p></o:p>

その人生のラストステージの20年間に自分らしさを失くしていくのが認知症です。認知症のご家族を介護している方々が、悩みを本音で話す場として「夕映えの家」はスタートしたと聞いています。<o:p></o:p>

その「夕映えの会」が次の活動のステップとして地域サロン「山本さん家」で認知症予防に取り組まれていることには、大きな意味があります。<o:p></o:p>

重度の認知症介護で苦労した方々が「元気な高齢者に働きかければ認知症は予防できる」というのです。私たちエイジングライフ研究所の主張と全く同じです。この活動が大きく育ち、認知症予防の考えがもっと広がって社会に希望を与えていただきたいと願っています。

P1000148_2藤田さんとの出会いは、私の高松市での講演の後に「いわれていることがよくわかります」とわざわざ言いに来てくださったところからです。10年以上も前のことです。

当時はまだボケという表現でしたが
「確かに大ボケになるずーと前に、正常なときがあって、少しずついろんな困った症状が出てくるということは、母を見てもその通りでした。
大ボケになってからの介護は、それは言葉に尽くせない苦労がありました。
(だから「夕映えの会」を立ち上げたのですね)

母もかわいそうでしたし、私もかわいそうでした。

もっと前に手を打つべきだったのですね・・・」

P1000155

(例えば、夜中に騒ぐとか(時の見当識障害)、徘徊するとか(所の見当識障害)、家族もわからないとか(人の見当識障害)。

今食べたことも忘れるような激しい記銘力障害。

食事や着衣、トイレなど自分の身の回りのこともできない状態。

不潔な行為。暴力行為。幻覚、妄想。などですね)

早めに受診しても、なかなかボケはじめといってくれる先生がいません。
手が打てるように、ボケを早期発見できるようにしてください。がんばってください!」といわれました。

多くの市町村がエイジングライフ研究所のノウハウを導入し、少しずつ保健師さんたちが手ごたえを感じ始めてきたころ平成の大合併の嵐が。
認知症予防に関しては、合併ははっきりとマイナス要因として働きました。

P1000156藤田さんが望まれたように、どこの市町村においても、アルツハイマー型認知症を脳の老化が加速されたものとして、早期発見し生活改善指導をするシステムづくりや、認知症予防教室開講、その教室を自主活動化させていくという、エイジングライフ研究所が活動の当初から目指してきた体制つくりは、残念ながらまだまだ道遠しです。
もちろんがんばっている市町村もありますが。

コメントにも書いたように、重度認知症のご家族の介護をした皆さんが
「認知症で苦労をしたからこそ、他の人を認知症で苦労させたくない。認知症は打つ手がないと思っていない。自分たちは間に合わなかったけれども、もっと早く手を打つことが出来さえすれば・・・」
その思いの延長線上に認知症予防のための地域サロン「山本さん家」の開設があるのです。
P1000158
藤田さんたちは「認知症になっていない高齢者に集いの場所を提供したら、確かに元気になった」と「山本さん家」で実感しています。

その通りなのです。

この息の長い活動にもう一つ必要なものがあるとしたら、客観的な指標や評価です。
それさえあれば、もっと自信を持って皆さんに認知症の正体やその予防を伝えることがができるのですけれど。


4月の右脳訓練その2

2013年04月10日 | 私の右脳ライフ

長男が帰省してきました。フットサルチームを持っているのですがそのメンバーの方々と一緒に。

彼の趣味の一つに華道があって、今回は華道の先生やお仲間もご一緒の予定でした。
「台風並みの低気圧接近。不用不急の外出は避けるように」とTVが盛んに言ったものですから、急きょ取りやめ・・・残念でした。

当初の予定では、「散歩をしながら花材を見つけて、自由に活けましょ♪」華道部の方だけでなく私たちにもお声がかかっていましたから、そのための竹花器も用意して、ちょっとワクワクしながら待っていました。

「今回は残念ながら」とあきらめていたのです。
突然息子が「せっかくだからお花を活けようよ」と声をかけてくれました。
たまたま来ていた友人とみんなで、ハサミを持って外に出て、好きな植物を切ってきました。

 

P1000130P1000134

 

 

 

 

 

 

長男は、ちょっと眺めると割合さっさと活けこみます。
私は、「ああでもないこうでもない」と悩みます。友人もあれこれとアドバイスしてくれて合作の作品もできました。

投げ入ればかりしていたのですが、久しぶりに剣山を使って活けました。すっきりした気持ちになりました。

左上の作品は、友人との合作で「語らい」という名前にしました。
浦島草もこうやって見詰め合わせると、かわいく見えてくるから面白いものですね。

活け終わったかと思うとすぐに華道の先生に写メしたそうで、先生からお返事をいただきました。そしてブログにコメント付きでアップもしてくださいました。
101CARAT(こちらの写真のほうがよく撮れていますからクリックしてみてくださいね)

一人になって、「そうだもう少し活けてみよう」
P1000135私も真似をして長男に写メ。

「花材とテーマを残すといいよ。
自由化は自由だから。表現したいテーマを決めたほうがいいです。
空間構成は、点と線と面の意識。
色彩のバランス。
仕上げに足元の水際をすっきりさせること。
これらがポイントです」

というコメントをもらいました。
THANK YOU!

彼は面白い生き方をしています。
フットサルと華道というのもその一端ですが、その生き方に触れたかもと思うことが時々あります。
↓ のページも読んでみてください。
「すべてのスタートは『楽しむ』こと。『楽しい』ではなく『楽しむ』である」

この言葉は、自分で考えたということですが、P1000136_2
エイジングライフ研究所としてもなかなか面白いです。

「華道をやってよかったよ。楽しいし。
外国の人と話すときに自分のことばで華道の歴史や本質を伝えることができるから。これは予想してた訳じゃないけど」

話は変わりますが、私にとって、チューリップといえば、赤の一重と決まってました。
今年の我が家のチューリップは、なんとピンクの八重。
それがまた可憐でいい風情なのです。
決まりきったことから外れてみることも、新しい展開につながる可能性があって挑戦すべきだと思います。

 

 


4月の右脳訓練その1

2013年04月10日 | 私の右脳ライフ

新年度が始まって異動になられた皆さんもいらっしゃるでしょう。
思いがけない異動で、ちょっとクサッている方はいませんか?

新しい環境を与えられるということは、考えたらありがたいことです。退職した後の単調な毎日のことを想像してください。
自ら変化を求めたり試みたりするタイプの方は、退職後も十分に楽しみを見つけることができますが、「仕事一筋、趣味も交友もない」タイプの方は恐ろしいほどの単調な毎日になるのです。
ついでに言うと、その生活こそが認知症を呼び込むことにもなる・・・

未経験の生活を体験できるチャンスととらえなおしてください。

さて私の右脳訓練です。
P1000125
4月5日は夫の誕生日。
なんと、友人が夫の誕生日を覚えていてケーキを届けてくださったのです。
ちょうどお客さんもいらしたので、一緒にハッピーバースディを歌ってあげました。

こだわりの紅茶をみんなでいただいて、地味目でしたが、いいお祝いになりました。

本人の感想は
「覚えていてくれてありがたいこと。
もう70歳目前か!」

それにしたら、とってもお若いこと^_^;

メインデッシュですが。
今伊豆の定置網漁ではブリが揚がっています。その日から6人お客さんでしたから8.5Kgのブリをゲット。
このくらい大きいです。捌くのに2時間くらい格闘しました。
P1000124P1000123_3

三枚におろして、
1.頭とカマと中骨は塩焼き。
2.皮でお味噌汁
3.雄節(背中側)と雌節(腹身)の刺身
4.あぶり
5.4と5で握りずしも作りました。
6.ブリしゃぶもおいしくいただきました。

魚をさばくのも、献立を考えるのも大変といえば大変ですが、結構な前頭葉の訓練になりますね。まったく情けは人のためならずです。
それに加えて、みんなの笑顔とおいしいという言葉という何よりのプレゼントももらえるのです。料理はなかなかいい脳活性化訓練になりますね。

実は、小ボケになると「献立が単調」になります。
正常から認知症への移り変わり、♪今日もコロッケ、明日もコロッケ・・・
このページでは、小ボケから大ボケに至るまでの「食」に関してまとめてありますから、クリックして読んで見てください。

高校の先輩。関東支部の会長をなさっている竹内さんが先ほどFBにアップされました。
ちらし寿司
なんだかいろいろなことが、ちょっとずつ重なって人生を面白くしてくれるような気になりますね。


ブログ村

http://health.blogmura.com/bokeboshi/ranking_out.html