脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

9月の右脳訓練ー谷中散歩

2017年09月24日 | 私の右脳ライフ

日暮里の友人宅に一泊させてもらいました。
翌朝「朝ごはんに、おいしい卵サンドを食べに行きましょう」と誘ってくれて勇躍出発!

どこか昭和を通り越して江戸の雰囲気まで感じられるような、でもイキイキと生活感も感じられるようなちょっと不思議な道を進んでいきました。
「ちょっと、出遅れちゃった…」
谷中墓地を通り過ぎた先に、人が並んでいる店が見えました。こんなに並んではいなかったのですが、それでも10分以上は待ったような(笑)

ここがカヤバ珈琲。知る人ぞ知る名店。
店の手前の道を自動車の進行方向に行くと、すぐに東京藝大、東京国立博物館ですって!そういう説明を聞くだけでも、「おお、今、谷中散歩してる」とワクワクする私(笑)
昭和の建物を生かしてカフェをやっているという訳ですが、私が育った家の感じにちょっと似ています。ここと同じように二面が道路に面していました。家の中に中庭、そこに泉水があって、使ってはいませんでしたが屋上にお茶室もあったのです。物心がついたときにはもうすでに古めいていましたから「昭和13年に開業」というフレーズを発見して、同じころ建てられた家かと思ったのですが、建ったのは大正5年とか。「ものを見る」ことからつぎつぎに興味が深まっていくこともあるのですね。

靴を脱いで、二階に案内されました。普通の家の二階に通されたような感じです。

5卓くらい、いろんな形のテーブルがありました。隣にあったこの丸いテーブルでは外国の方がゆっくりしていました。
私たちも並んでようやく入店したのですが、フワフワのサンドイッチを食べ、独特の風味のコーヒーを頂きながら、友とあれこれとおしゃべりしていると、並んでいる人たちのことをすっかり忘れてしまってました。
これを注意分配力の低下と反省することもできますが、この昔懐かしいお部屋の魅力だったと言い訳をさせてもらったら、それを感じ取れるだけの感性あり!と言えるかもしれません。
卵サンドが有名なんですって。もちろんおいしくいただきました!

そこから、来た道を戻りました。行きには全く気付きませんでしたがお寺の多いこと。寺町と言われていることを教えてもらいました。駒込ー千駄木―本郷と歩いたときにもお寺がたくさんあり、その謂れはそれぞれ江戸時代までさかのぼります。たしかに江戸時代からここは町だったと感心したことを思い出しました。
この小路に朝倉彫塑館があり、見学しましたので別にまとめましょう。
お寺のたくさんある小路を抜けて左に曲がってちょっと進むと、なんだか人がたくさんいます。
その先に階段発見。
「もしかして、これが夕焼けだんだん?」とちょっと興奮気味の私。友人は笑いながら肯きます。

「エーッ。こんなに緩やかな小さな階段だったんだ!」
「夕焼けだんだん」という言葉からできあがっていた私のイメージは、大きく崩れましたが、降りていくのは楽でした。
降りた先から左右にお店が連なっています。ここが谷中銀座。
階段を下りたすぐ右にあるこのお店は、どちらかというと観光客のためのお店のようでしたが、全体的には観光客相手というより生活感のある商店街の印象の方が強かったです。

そうはいっても、何しろ観光客はいるわけですから、観光客をひきつける工夫は随所にありました。おしゃれな看板です。

谷中銀座散策には、実は目的がありました。
二人の共通の友人イラストレーター伊藤ちづるさんデザインのがま口バッグ展が、谷中銀座の真ん中のかわいいギャラリーで開催中だったのです。

猫好きなお友達のために一つ購入。

昼食も谷中銀座でいただいて、おしゃれな街灯を見上げながら、富士見坂を上って、友人宅へ帰りつきました。お天気に恵まれた楽しい谷中散歩でした。









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