脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

意欲ー前頭葉あってこそ

2007年01月31日 | 前頭葉の働き

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近所の伊豆海洋公園のさくら。1月31日写すです。そろそろかなと思って出かけたらこんなに咲いていました!

うきうきしてきたところで、私が今はまっているうーさんのHP「伝説の伊豆高原日記をもう一度紹介します。

1/29「お写真」とか1/31「フォトシネマ試写会」とか見てください。
2006年以前にも抱腹絶倒ものがたくさんあります。

このHPを訪れるたびに「思いがけないもの同士がコラボされて、全く別の思いがけない世界に誘われる」ことで、おもしろさを感じることができる幸せを感じます。

うーさんには多くの体験と知識があって、そのうえで何かに触発されてひらめいて、ひとつひとつの作品ができあがるのでしょう。
前提としての体験と知識、その上での表現力。どちらも不可欠ですね。
表現力と一言に書きましたが、あふれ出る言葉。形と色を駆使した画像。
私の左脳と右脳を揺さぶりながら、刺激が前頭葉に駆け上る・・・
傑作たちに出会うと、私の賛辞も空言ではないことがわかります。

このHPを継続させるうーさんの脳の中を覗いてみたいような気がします。
創作する時に使われる前頭葉は?左脳は?右脳は?
それを始めさせる意欲は?

P1000015_1 ここで一言。
「お花見に行く」ことも「ホームページを見る」ことも、意欲がなければ実現しません。
小ボケになると、何もしなくてボーとしている時間の長いこと。
世の中に満ち溢れている、「楽しいこと」を体験することに私たちも貪欲になりましょう。
そしてお年寄りに、楽しむことにも意欲がいること。意欲を持って何かをすることが前頭葉の出番につながることを、実感を込めてお話してあげましょう。


ある生き方ー80歳を超えてパソコンに挑戦

2007年01月17日 | かくしゃくヒント

今日は私の友人山下スミ枝さんの生き方を紹介します。

傘寿(80歳のことです)を迎える山下さんは、一人暮らしをされています。
P1000003_4 P1000002_3 久しぶりにお会いしたら「みんなについていかなくちゃーと思ってパソコンに挑戦。半年弱でこれができました」と見せてくださったのが、庭に咲く花をデジカメで撮って私家本に作ったものでした。

俳句・詩吟・水墨画・人形作り・書道etc
もともと多趣味で、そのどれもが師範クラスという方ではありますが、今度はパソコン!

「ひとつ始めると次々に興味が広がります」
「テレビ番組も見方が変わって、今日はテレビでブログの作り方を勉強していました」
「今度は、句集と人形作品集を作ります」
「楽しく生きることを心がけています。人からどう見られるではなく、自分が楽しいかどうか」
「そんな刺激をいつも求めています」

P1000007_3 P1000010_1 このちりめん細工の人形たちの表情しぐさを見てください。

そもそも人生は豊かな右脳で彩られるものですが、高齢期になると「生きる楽しみ」を貪欲に追求できる能力もまた必要なのだと思いました。


お久しぶりです。今年もよろしく

2007年01月15日 | 私の右脳ライフ

1月になって、あれよあれよという間にもう半月たってしまいました。
皆さんにとってよい1年になりますように・・・

まあ、いろいろあったんですが、ブログの更新が遅れたのは、面白いブログを紹介されて「書く」よりも「読む」ことにはまっていたのが、最大の理由です。

伝説の伊豆高原日記

人にはいろいろな生き方があって、第2の人生に到ると、いやもおうもなくそれまでの生き方をベースに生きていくしかないということが、この年になると実感されます。

この「伝説の伊豆高原日記」の「うーさん」はどんな人生を送られてこられたのか、興味津々。
ところで、「他人の人生」というと、とても理解できないという気持ちになりますね。
でも、その人の脳の使い方はどうだったのかと考え直すと、少しは理解に近づくのではないでしょうか?

年齢も定かではありませんが、これだけ多方面にわたる興味・関心をもたれていること、それを表現する特別な力をお持ちであることからして、前頭葉を駆使して生きてこられたことだけは確かです。
これからどのようにこの日記が展開していくのか、ワクワクしながら読んでいます。「うーさん」の年のとり方、「う-さん」の脳の使い方に期待して!

皆さんも、お仕事に疲れたときにちょっと覗いてみてください。きっと「フフフ」と忍び笑いをもらすことになるはずですから。


ブログ村

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