脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

ヒロ画廊伊豆大川 ギャラリー

2017年05月06日 | 私の右脳ライフ
今年の伊豆高原アートフェスティバルで、隠された(多分。会場が伊豆高原の隣 伊豆大川にありますから)宝物を発見しました!
ヒロ画廊伊豆大川 ギャラリー

オープニングイベントとして開催中の「ミケーラ ぺドロン展」に行ってきました。

「美術手帳 」の展覧会レビューを藤井万博さんのフェイスブックページで読みました。さすがにとてもよく解説されていますので、ぜひ目を通していただきたいのです。
と言いながらもう一言。レビューを読んだ時に理解した(ような気になった)ことと、実際に作品に触れ、そのうえ作者の作品制作へ至る思いを解説されて作品を見た今では、私の脳の中では大きな変化が起きました。
左脳のレベルで理解して知識を得ることはできますが、前頭葉を感動させる近道は、実体験に勝るものはありません。まして絵画、造形…右脳の出番です。

いつも、というわけにはいかないでしょうが、作者の制作意図を館主藤井万博さんが通訳してくださるという僥倖。海に開けた広々と爽やかなギャラリーの様子も見てくださいね。
目を転ずると、実は大川河畔。文字通り絵のようでした。

展覧会のテーマは「そのものの持つ二元性の追求。現代社会への警告、提言」と言えばいいのでしょうか。
自画像の前の作者ミケーラ ぺドロンさん。物静かな穏やかな控えめな雰囲気の漂うイタリアの方です。脳の中は、滾るような思いが渦巻いているのでしょけど。

出産を機に制作された蝶の連作。出産と変容、飛翔は確かにつながるものです。

最初に受けた作品解説。
「 豚は本来は清潔好きな生きものであるのはペットで飼われていることからもわかるけど、世の中でもたれているイメージは汚いとか臭いとか。もう一度その豚の持っている本質に目を向けてほしい」

藤井さんの補足ですが「それを表現するときのアプローチや手段、技法。それについてもテーマと同等に思いをめぐらしてます。楽しさを加味するというスタンスがありますね」

私たちが持っている最後の晩餐のイメージはダヴィンチの作品に強く影響されているけれども、それはダヴィンチのものであり、もしかしたコーラ飲みながらのような軽いものだったかもしれない。使徒の着ているものも、いろいろな色の可能性がある」3パターンの晩餐シーンがありましたがキリストだけは一貫して緑色。これは奇跡の数々の根源は「キリストが宇宙人だったかも!」という発想からですって。
別作品のキリストも緑色でした。

表現方法が多彩です。

彫像は白というイメージから離れてみる。男女という区切りからも自由になると、LGBTの世界に少し近ずける気になります。
もちろんヒロ画廊伊豆高原の会場と同様、カラスとシカの作品もありました。
照明を受けて、たまたま見えるこの影も、作品の一部かもしれません。というような気持ちになってくるのです。

かわいい作品の前では、楽しい気分になりますね。かわいいだけではないのです。一見同じに見えるウサギですが実はちがう。
「多様性が消えて、みんな同じように見えるけれども、個性がなくなったわけではない、それぞれの違いを見落とさないように生きよう」というテーマが隠されています。

生と死でしょうか。柔らかい質感のドクロとポップなピンク。

現代美術は、作品を見て自分なりに感じ取ればいいのかと思っていましたが、今回の経験で、作者が何を伝えたいのかを知って(左脳)から鑑賞する方がはるかに満足感を得られるものだということが良くわかりました。この文章の最初に書いたことと全く逆の主張になってしまうようですね。もちろん色や形という右脳情報は必須です。両方とも、必要ということです。
私たち夫婦の合言葉どうりです。
「右脳は人生を彩り、楽しむ。左脳は人生を深める」

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