脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

虹と記憶

2013年09月29日 | 前頭葉の働き

虹を見ると、ロマンをかき立てられますね。
今朝、大きな虹を見てロマンだけでなくいろいろなことが心をよぎりました。

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幼かった頃、ジョウロで植木鉢に水をやるときに発見した小さな虹に心動かされたことが、今でも生々しく思い出されます。びっくりして母を呼んだ所まで覚えていて、母がなんと応じてくれたのかは定かではありませんが。
庭にホースで水をまくときに、思いがけず見つけた虹に夢中になって、水やりをそっちのけにしたことも何度もあります。その時の空の青さや植物の色や空気の感じまで、くっきりと思い出されます。

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年をとると、誰もが異口同音に「物忘れしちゃって」とか「知ってるのに思い出せない」とか言いますね。
もちろん、記憶に絡む脳機能が若い頃程にはない(正常老化!)ということは仕方のないことです。
ただし、いまからお話する事は覚えておいてくだされば、すこし気分がいいはずです。

年をとると、覚え込む力も思い出す力も、若い ときのようにはいきません。 ならば、どうするか? 今ある脳の能力を総動員するのです。

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たとえば、名前を覚える必要があるとき。
「漢字で書くと?」と尋ねて、書いてみる。
声に出してみる。
知っている人に同姓や似通った名前の人はいないか思い出してみる。いたら、その人のことをはっきりイメージ化しておく。
出身地・出身学校など他にもこじつけられる関係はないか探ってみる。
顔や洋服の特徴は?
そのときの状況は?仕事、遊び。自宅、おしゃれな喫茶店、自然の中etc.

長期記憶とか短期記憶とか思い煩う前に、できるだけたくさんの情報を取り込むのです。
その中の一つが、思い出すときの手がかりになるかもしれないからです。

記憶は、いかにしっかりと記銘するかが保持や想起の前段階にあるのです。
タブレットからの投稿で写真が入りません!後で再挑戦してみます。成功しました!

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かくしゃくヒント24-歩くこと

2013年09月25日 | かくしゃくヒント

今日もまた、友人とおしゃべりしていて気付いたことがありました。

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「この前、認知症の講演会に行ったのよ。
認知症の種類についての説明がまずありました。脳血管性とアルツとレビー小体だかよね。
最終的にとっても納得できたのは、歩くことが予防に効果的ということね」
と一人の友人が。
私「そうそう。体を動かせば、脳を動かしているということだもの」
もう一人の友人が
「あら!考えたらそうよね。
私は、歩くことは一つには誰でもどこででもできる。プールやジムでやるとなったら、近くになかったらできないでしょ。
もう一つはお金がかからないからだと思ってたのよ」

理由はどうであれ、歩くことが習慣になってくれたらいいんですけど。

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ところで、この友人は毎日歩いています!が、
「毎日せっせと歩いていたら、だんだん距離が延びたのよね。
そうしたら困ったことがおきてきちゃって」
「えっ。膝でも痛めたの?」
「そうじゃなくて、時間がかかりすぎて、他のことができないの。趣味も結構時間がかかるものなのよ。
だって3時間も歩くとね、趣味を楽しむ時間がなくなるの(^^;)」
ビバ!かくしゃく候補生!

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前頭葉機能

2013年09月22日 | 前頭葉の働き
友人とおしゃべりしていました。
「前頭葉機能のうちもっとも重要な注意集中・分配力は、年齢とともに低下する」とはなしたら、
「あら!私、若い頃から同時にいくつかのことをするのは苦手だったの。前頭葉不合格かしら!」
といわれ、慌てて
「それはパーソナリティの違いなの。慎重な人もいれば手早い人もいるでしょ。脳機能が働かなくなるということは大変なことなのよ。ふつうだと理解できません。唯一理解できるのは、脳卒中の後遺症で運動麻痺が起きたとき。脳が壊れると歩けないんだ!って理解できるでしょ?」
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「そうね。脳卒中の後しゃべれなくなる人っているものね」
「言葉の障害は左脳が壊れた時ね。右脳が壊れた時はいろいろ不思議なことが起きるのよ。
洋服がうまく着られない。着終わってどこかだらしなかったり、前後ろだったり、袖口に頭つっこんだり。迷子になったり。ちょっとした器具の修理を頼むと必ず壊す!箱やお皿などをきちんとそろえるというような、ものの整理がきちんとできない」
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「もっと困ることは、右脳障害の人は正しいかもしれないけど口にはしないようなことを平気で言うことなの。家族がとっても傷つく・・・。わかりにくいのよ」

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「もっともっとわかりにくいのは、前頭葉障害。前頭葉は脳の司令塔。今、ここでなにをすべきか判断して見通しをたてて行動を決めます。同じ状況でも人によって、それ行けになることもあるし、慎重にストップをかけることもある。十人十色という言葉は前頭葉の違いを表しているのね。」
「生まれつき前頭葉機能が足りない人がいるの。そんな人の判断が狂う例。救急の看護師さんが」と言ったら、友人

「わかった。血圧測るんでしょ!?」当たり!
「駅で切符を買うとき」また友人が
「すごく時間がかかる人がいる。どうしてもう少し早くできないのってイライラするけど、前頭葉の障害なのね。」当たり。前頭葉機能が足りないとテキパキできません。その上学習効果も期待できないので、なかなか業務を飲み込めません。
「自動車事故で前頭葉が傷つけられた大学生に起きたことなんだけど。
生活費一ヶ月分が届いたら、すぐ使ってしまう。セールストークされると不要なものでも何でもたくさん買ってしまう。まじめに勉強するから成績はOK。でも要領が悪く時間の使い方が悪いのでいつも勉強するしかなく、友人つきあいがない。
就職試験になると、成績がいいのに面接で落とされてしまう。予定外の質問に臨機応変に応じられないし、自然に表情豊かに自己主張できないので評価が下がってしまうのよね。」
「そうか!前頭葉機能で社会生活をこなしていくっていってたわね」


前頭葉機能は「知ってること」ではありません。「その時、どうするか」なのです。
体験の積み重ねの中から、自分らしい前頭葉ができあがってくるのです。



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二度童子

2013年09月17日 | 二段階方式って?

認知症のお年寄りの世話をしているときに「二度童子」という言葉を聞くことがあります。
幼児と同じように手がかかるという意味ですね。

発達心理学が専門の友人と話す機会がありました。
子供たちにMMSを実施したら何歳でどうなるかを教えてもらいました。
「まあ、だいたいこんなところでしょう」といいながら、まとめてくれたのが、下表。
これは長い経験から予測された感覚的な数値であることを断っておきます。経験に裏打ちされた予測値はあってるものですけどね。

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この表を眺めているといろいろおもしろいことが見えてきます。

ランチにお呼ばれ。お手製弁当に、心配りの季節のお花の数々。「お・も・て・な・し」といわれました(笑)
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「計算」や「文を書く」のような勉強をしないとできないものは、点が取れないのは当然ですが、「図形の模写」が6歳になっても、全員はできないということ。
認知症高齢者の場合は、中ボケ以上だとできることがほとんどです。

いっぽう、6歳になると「想起」ができる、しかも完璧にできるという事実。
実際、幼児と話しているとびっくりするくらい正確にいろいろエピソードを覚えています。
エピソードを正確に覚えていてイメージ化しているのでしょうか、言語表現が間に合わないくらいです。

これも認知症高齢者の場合は、MMS24点(小ボケ)で、「想起=0点」が66%を占めます。
満点の「想起=3点」の割合は、なんとたった3%なのです。

ここが全く違うところです。
ついでに一言。
かくしゃく百歳の調査をした時にわかったことです。かくしゃくとしている方たちのMMS下位項目の低下順は認知症の場合(老化が加速されている場合)とまったく違うのです。
かくしゃく群には、記憶の障害がありません。見当識の障害もありません。

P1000057_4 子供たちは、ゼロから脳機能を獲得していきます。
「できなくて当たり前。でもそのうちできるようになるから」と期待しながら成長を見守ってもらえます。
着衣・食事・トイレ・入浴など身の回りのことや、お手伝いが不十分でも、むしろほめられます・・・
獲得のステップ。

認知症高齢者は「いったん完成された脳機能全般的に支障が起きる」訳ですから、できていたものができなくなってくる。
喪失のステップ。

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介護している人は「話を聞いていると普通なんですけど・・・行動がめちゃくちゃなんです」
実は話もおかしいのですが、わかろうとするからわかるのです。

「今、ここでそんなことを言う?!」というような発言もよくありますが、状況判断が利いていないという意味で、すでにやはりおかしいというべきです。

「失敗した時の、言い訳というか釈明を聞いていると妙にうなずいてしまったりするんですけど、後から腹が立ちます!」
「あれこれ普通にやれるのに、またこんなことを!が起きるのですが嫌味でやってるんでしょうか」しゃべれるけれども、行動を起こすときに、判断する前頭葉も、実行に移す脳機能も全然足りないから失敗につながってるんですよ。

「鍬の使い方なんかは私よりはるかに上手なんですよね」
などと訴えられることもありますが、体に染みついたような行動は遅くまで、うまくこなせることも多いですよ。その時々の判断が必要な場合だと失敗します。

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エイジングライフ研究所では中ボケの生活の実態を「家庭生活に支障が出る」「言い訳のうまい幼稚園児」と表現します。
目を配る必要度が、幼稚園児と同じという意味合いです。
中ボケのMMS得点は15~23点。
中ボケは見当識が次第に低下していく時期なのです。 

上表から見ても、3歳の脳機能だと全面的に生活を見る必要があります。
4歳児以上になると、「計算」や「文を書く」の得点を加味して考えるとそろそろ中ボケ相当となって、確かに幼稚園児が中ボケ相当ということが納得されます。
幼稚園時代は、他の多くの脳機能とともに、見当識が確立されていく過程ということが言えそうですね。

ここも逆方向に一致しています。
ここで確認をもう一度。
P1000058_2幼児は、見当識が正確に確立できる前に記憶が確実になる。少なくとも同時進行。
認知症高齢者は、見当識が揺らぐ前からすでに記憶に問題が出てきている。

もちろん、両者ともに社会生活をこなす前頭葉機能に期待できないことは大前提です。

「二度童子」という言葉には、優しさも感じられますし、確かに目を配る必要があるという生活実態も共通していますが、脳機能から見ると大きな違いがあることを承知しておいてください。

そしてこのように、脳機能から認知症高齢者の行動(症状)を理解するというアプローチが常識になってほしいものと思います。

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バラの女子会

2013年09月11日 | 私の右脳ライフ

こちらに移り住んでからできた友人の一人が、とってもおしゃれに暮らしています。
もちろん着るものもおしゃれですが、生き方がおしゃれなんです。
自分のやりたいこと、自分の好きなことが実にはっきりしています。このことはかくしゃくと暮らす上の必要条件です。
その、Y子さんからお誘いがありました。
「私の作ったダマスクローズと、あなたの買ったダマスクローズを飲み比べてみましょうよ。それと手作りバラジャムを二種類いただいたので食べ比べてみましょう!」

バラジャムの製作者2人を合わせて6人の女友達が集合。

すてきにテーブルセッティングしてくださっていました。P1000047_2
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かごいっぱいの焼きたてスコーン、手作りサバラン(久しぶりにいただきました)、おいしいトマトスープ、ホウレンソウのキッシュ。

まあ、なんて豪華なランチでしょう。
主婦の集まりですから、そこでレシピの説明が繰り広げられます。そして自分のものにしようという意欲!
なかなか立派です。

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さてローズティですが、のど越しにバラの香りを感じます。
おいしいというより、ロマンティックな気分に浸ることのほうが目的かな・・・

茶道で闘茶という点前がありますが、闘茶のように多種類でなくてもやはり難しかったですよ。
二種類のローズティの違いは、あることはあるのですが言葉で表現するのはとても難しい 。それと6人が6人微妙にキャッチした感覚が違ってるような。
繊細な味を味あうのにはやはり前頭葉の関与があるのでしょうね。

ジャムははっきり違いが判りました。無農薬のバラの花弁なら何でもいいというものではないようです。味も色も違います。濃いのも薄いのもそれぞれにおいしく、またロマンティックでした。

「せっかくだから、エッセンシャルオイルつくりましょうよ。」という呼びかけに
「何?自宅で作れるの?大変なんじゃないの?どんな器具を使うの?」私の頭の中は?が飛び回りました。P1000044
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下部1/4に水を入れて、その上にハーブを詰め込んだガラス瓶を電熱器にかけて蒸気を発生させ、その蒸気を氷で冷やして液体化させて、香りの水ができます。その上部にほんの少し、エッセンシャルオイルが浮かぶという装置でした。P1000050
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彼女の庭のタイムと日本ハッカと、二度挑戦 。タイム水やハッカ水は200cc取れました。(虫よけスプレーに使います。手につけるとスベスベするようです)
エッセンシャルオイルは右上の写真を見てください。小さな小さな瓶の中の黄色の液体です。
香水が高値なはずだと納得できました(笑)
P1000067おしゃれな友人たちのおかげで、おしゃれなひと時を楽しみました。

ふろくです。

ローズティは20煎もきくと説明書にありましたので、飲み終わりに水を入れて冷蔵庫に入れておきました。

ほんとにおいしい!
熱湯で入れたよりはるかにバラの香りがしっかり味あえます。

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長谷&高遠町in伊那市

2013年09月11日 | 私の右脳ライフ

日本三大パワースポットの一つ、ゼロ磁場で有名な分杭峠の後も、ちょっとパワースポットを探してみました。
熱田神社
Nec_0026「伊那日光」の別名もあって 国重要文化財です。

この集落は、縄文時代の土器までが発見されるほど古くから開けてきた地域だそうです。そして秋葉道(現在の国道152号線)に面していたということですから、多くの旅人が手を合わせたことでしょう。

改修の記録として、1759年から5年間という記録が残されているくらい古いお宮です。

そして、もう一つの特徴は、これだけの神社を地域の住民の力だけで作り上げたということです。
棟梁は地元の方で、彫り物師は東上州(群馬県)から招へいしたようです。
拝殿の裏の覆堂の中に見事な彫り物に飾られた本殿がありました。
確かに、日光や葛飾柴又の帝釈天みたい・・・でした。
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そのつもりで、アンテナを立てると見えてくるものがたくさんあるのが旅の魅力ですね。
中央構造線の露頭部分もありました。
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高遠町は城下まつりでにぎわっていました。
絵島の法要からスタートするのも高遠らしいです。
会津若松の白虎隊踊りをプログラムに発見。
なぜかと思って調べてみました。(タブレットは旅先での調べものに最適)

P1000022_2高遠藩主の保科正之に、その原因がありました。

徳川家光の異母弟で名君とうたわれたお殿様でした。
その保科正之が会津藩主となって、その後松平姓を名乗り、幕末まで強力な佐幕派だった・・・

サクラで有名な高遠城も、歴史を知ると関心が深まりますね。

もう一つの招待町がありました。
それはどこでしょうか?三宅島。
その関連は、これはすぐにわかりました。

絵島生島事件。絵島は高遠に流され、生島は、そう三宅島。

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お祭り広場で、臼と杵を使った搗き立てお餅を配っていました。
隣では、バルーンパフォーマンス。

それよりなにより、福祉センター「やますそ」で高遠町の保健師さんたちが血圧測定などでお祭りに協力していました!

私は高遠町に伺ったのは、6月のことでした。
このお祭り広場のほんのすぐ向こうの体育館で講演をしました。
「予防法知って実行は今でしょうー伊那市高遠町講演会」

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いろいろなことが思い出されてきました。
この記憶は「短期記憶」ではないということはたやすいでしょうが、それでは「中期記憶」なのか「長期記憶」なのか?
この二つをを厳密に使い分けることは難しいのです。
つまり、定義がはっきりしていないので。

普通は1か月程度までを「中期記憶」とし、それが反復強化された場合に「長期記憶」になるというのですが、私は別に反復強化していなくても6月の高遠でのエピソードを、すべて正確にとは言いませんが覚えていましたよ。

私が仕事をしている分野には、こういうことがちょっと多すぎです!

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分杭峠in伊那市

2013年09月07日 | 私の右脳ライフ

日本には三大パワースポットがあるのです!知りませんでしたが(笑)
高千穂、富士山、そして今、私が友人のJ子さんと二人でいる分杭峠。
長野県伊那市、この国道152号線の先は静岡県です。
この三つのパワースポットの共通点は、「日本最古最大最長の中央構造線上に乗っている」と聞くと、なんだか「効きそう!!」と思います。
静寂の気に包まれている。清涼感がある。引き込まれる感じもある・・・
効いているのかな?

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軽度認知障害の有無を電話相談??

2013年09月05日 | 二段階方式って?

新聞記事ですが、「あれっ?」と思いましたので、ちょっと書いておきます。

軽度認知障害(MCI)についてネット検索をかけてみてください。
「記憶障害があるけれども認知症ではない」「正常と認知症の境界域の状態」と説明されていることがほとんどです。
まあ、いろいろな意見が繰り広げられています。
「半数が認知症に移行するらしい。認知症に死ぬまでならないことも考えられる」???
半数というところがミソですね!

「外国の調査では10~15%がその後1年間で認知症に移行すると言われている。いっぽう、施設で追跡調査をしたら、3年たってもMCIのままの人がいた」 山本泰司:軽度認知障害における最近の話題                              

カヒりジンジャー
P1000008いろいろ読んでみても、MCIがどういう状態であるのか、具体的な行動がどういう状態になるのか、はっきりしていないような気がします。

MCIの説明を受けると、二段階方式を学んだ人たちは「あっ。まさに小ボケのこと」と思いますよね。
「前頭葉機能が正常老化をはるかに超えた機能低下を起こしている。その他の認知機能は正常域。但し直後には記銘力障害が出てくる」

「日常生活はこなせるが社会生活ができない状態」

「指示待ち人。言われたらできる。自分からはやらない」

前頭葉機能という着眼点がないと、「物忘れはあるが、認知機能は正常で、日常生活ができ、認知症はない」という通り一遍のMCIの説明になってしまいますが、MCIの説明に前頭葉機能の状態が加味されていたら、もっともっとわかりやすかったのにと思います。

もう20年以上も前になるでしょうか 、厚生省(当時)主催の「痴呆性老人処遇指導者養成講座(正式な名前を忘れてしまいました・・・)」に参加したことがあります。その時、とってもびっくりしました。講師陣は当時の日本のトップスラスの先生方でした。

P1000041MCIの説明を受けた後で「もう少し具体的にお教えください」と質問をしました。
「と、文献上に書かれています。確かに正常と痴呆症との間にMCIがあってもおかしくはありません。
但し、僕は見たことも会ったこともありません」とおっしゃるのです。

「痴呆症の専門家になればなるほど、重度の人や珍しいタイプの人たちに会うことになるので仕方がないのかなあ。
ここで小ボケの説明をするのも、変だし・・・」と妙に落ち着かなかったことを思い出します。

あの時から、あんまり変わってないようです。

記事は「訪問看護を手掛ける会社が、認知症になる可能性がある軽度認知障害かどうかを電話で検査できるサービスを月内にも始める」というものでした。

「10個の単語を覚えて一定時間後に答えさせるテストで、干渉時間に年齢や人種(?日本で!)
性別を加えて判定する。所要時間は10分間」

P1000006テストの詳細はわかりませんでしたが、 肝心のMCIの理解が今一つではないかと思いますよ。というか最もふつうのアルツハイマー型認知症 の正体を知っておかなくては、MCIの理解も的が外れてしまう危険性をはらんでしまいます。

MCIの疑いがあることになったら、次はどうすればいいのでしょうか?
この会社は次のように続くそうです。
1.MCI についての説明。認知症ではないが年齢よりも認知機能が低下しているグレーゾーンという説明。

2.発症予防効果が期待される生活習慣病に対する指導や治療

3.非薬物的治療
(これは何をするのでしょう?2と違うのでしょうか?)

私たちが使っている二段階方式は、やっぱり優れものです!
   A.:脳機能検査
   B:生活実態
   C:生活歴
普通のアルツハイマー型認知症の方に対して、この三つを三位一体の情報として生活改善指導まで図れるわけですから。
40分間のセッションで、小ボケの方の半数は涙を流して納得してくださいます。すごいなあ・・・

二段階方式の手技を持っている皆さんは、少しがんばってください。
正常な方には正常と説明して安心させてあげ、小ボケ(軽度認知症)の方にはきちんとした生活指導をして正常に引き戻す手伝いをしてあげられるのですから。

 

 

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9月早々ですが、右脳訓練

2013年09月03日 | 私の右脳ライフ

私の歯医者さんは、東京駅近くなんです。
充填物を セラミックに 替えたときには、口の中が真っ白になって「生まれたての赤ちゃんみたい!あっ生まれたての赤ちゃんには歯はない!」と一人で笑ってしまいました。
そのセラミックにひびが入ったとかで、先週が治療開始。一週間後の今日が治療終了。遠くても手早いのでとっても気に入ってます。
せっかく東京に行ったので、今日もちょっと楽しみを組み込みました。先週は展覧会巡りをしたのですが、今日は歯医者さんの隣が丸善。久しぶりに丸善を冷やかしてみました。
入り口にランチの案内が。
ハヤシライスは、丸善創始者の早矢仕(はやし)さんが創ったものなんですって!知りませんでした。
当初は本をみるつもりが、急遽予定変更(これって、前頭葉(^_^)v ついでに言うと用意周到も前頭葉ですけど)ハヤシライスを食べました。

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それから、品川へ行って映画「少年H」をみて「夕食までに帰宅」の約束を遂行中。
車中でタブレッットを使って入力しています。

「少年H」はいい映画でした・・・七月に山形でみた「風立ちぬ」といい、邦画も健闘していますね。
も一つ白状すると「少年H」の終了時刻は3時。品川駅へ5分のところを3分半で到着し、夫がお気に入りのお弁当を買って3時12分発伊東行きに乗って、このブログを書いています!
さすがに映画館の写真は撮れませんでした。残念!

写真挿入の実験です。
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