4月は、ちょっと暇でした。合併なさった町の皆さんはきっと大変な日々だったことでしょう。勿論、異動なさった場合も。
最近気付いたことですが、合併後、保健師さんどうしの勉強会をします。と言うお知らせが、増えてきたようです。 特に、小さな町の保健師さんからの連絡が目に付きます。
もう一度、勉強するチャンスと思って頑張ってください。 質問は、なんでも受け付けますよ。
今日は二段階方式導入済みの皆さんへのメッセージでした。それと初めて携帯から、投稿してみました。
夫と二人で、旅行を楽しんできました。初めてのツアー参加で、「~分までにこの旗に集合」という旅は、ちょっと窮屈でしたが、楽といえば楽な旅でした。
参加者は、リタイア後の夫婦が半分、男性の一人旅数人、70歳ぐらいの珍しい男性二人組。合計で19人。
今日の話題はこの男性の二人組なのです。
同じ職場にお勤めだったそうです(公務員です)。AさんとBさん。
「あれっ」と思ったのは、ガイドさんがしつこいほど念を押した指示を、Aさんは理解していないようなのです。例えば、
「明日朝、何時に集合」→「明日は何時なのかい」
「トイレを済ませたらここに集合」→集合場所に帰らずに興味ある方へスタスタ行ってしまう。まるで個人旅行をしているようです。
その他にも、
6泊の旅行の荷物が小さなビジネスバッグひとつとショルダーバッグだけ。
ショウの見物のときに、そのビジネスバッグを持ってくる。
入場をとがめられても、平気な顔をしている。
バスの中では、ほとんど眠っている。
人の話を聞くときには集中力が必要。
耳が遠いなら、それに応じた工夫が必要。
今何をしないといけないかという状況判断。
6泊の旅行という状況判断。
ショウを楽しむという状況判断。
これらはすべて前頭葉の機能ですよね。それが欠けているのですから、そうです、これは小ボケの症状です。
一方でBさんは旅の楽しみ方がまったく違うことに気づきました。どこでも興味しんしん、感激・感嘆しています。どうも、事前学習までしているみたいでした。
バスで隣り合わせになった時、問わず語りに話してくださいました。
第二の職場を退職して毎日が充実している。
何より趣味があって幸せ。
民謡と三味線と尺八。
いつまでやっても奥が深くて飽きることがない。
尺八は、近くの山に登って吹くので足腰の鍛錬にもなっている。
ついでに、山の会にも入ってハイキング程度の登山を楽しんで いる。
妻はもう1年仕事があるので、先発隊で自分だけ旅行してい る。
来年からは一緒に行けることを楽しみにしている。
現職のころ、勧められて民謡と三味線と尺八を始められたそうですが
「ほんとによかった。
周りの誰もがやらなかったけど、今となってはこれが宝です。この趣味があることで、いろいろな方面に興味も活動も広がるのです。」
「当時、職場のみんなは時間があれば、酒を飲んで、パチンコや競馬などちょっとやってという人がほとんどだった」といってちょっとAさんを見ました。
「ボケの予防は生き方の問題」だと私たちはいつも主張していますが、あまりにも典型的なお二人に出会ったので報告しました。
1週間の留守にもめげず元気でいてくれたシクラメンです。
これは昨年末に友人から頂いたもので、4月の終わりまできれいに花を咲かせてくれたのは、初めてです。