脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

実務研修会が無事終了

2010年09月14日 | 二段階方式実務研修会

9月11日~12日、浜松での実務研修会が終わりました。
今回は、北は北海道岩見沢市から、南は佐賀県多久市までいろいろなところから参加されました。

カナりーヤシの雄花2010_0813_115400p1000040

「古いたとえで恐縮ですが、受講された方が『頭がトマト』と言われることがあります。そうならないように気をつけますから、皆さんもがんばってください」と挨拶して始めた今回の研修会でした。

研修会が終わっていつも思うことは、
「もっと、もっと伝えてあげたかったことがあるのに」ということなのです。

参加者の皆さん、いかがでしたか?

「こんなに簡便で有効な手技だから、さっそく使ってみましょう」と思っていただきたいのですが「なんだか大変そう・・・」と怖気づかしているのではないかと心配になります。

雄花のアップ2010_0813_115300p1000037

使いこなせると確かに「簡便で有効」なのですが、考えても見てください。
高齢者の方の、現在の脳機能を知る。しかもCTやMRIなどの画像診断の力をまったく借りずに、機能検査だけで!ですよ。
所要時間はたった20分間。
どうしても、それなりの検査テクニックや解釈力が必要になるとは思いませんか?

ご自分の関係者が検査を受けたとしたらどうでしょうか?
検査の負担は少なく、生活指導は親身になった納得のできるものがほしいですよね。

研修会では、理解するのが大変だったとよく耳にしますが、理解するのに何の努力も必要としないような検査を安心して使えるでしょうか?
形式的には簡便でも、それだけの内容や深さのある手技だと思ってください。

さらなるアップ2010_0813_115400p1000039

そのうえで、二段階方式の手技を身につけるには、理解とともに実践が不可欠です。
その実践していく過程で生じた疑問・質問はいつでも受け付けますから、実践あるのみですよ。
ちょっとだけ頑張ってこの手技を身につけていただきたいものと思います。

  
研修会で勉強してもらったような、「何かのきっかけで、それまでの生き方が出来なくって、生きがいも趣味も交友も運動もない、いわゆるナイナイ尽くしの生活に入って、徐々に脳機能低下を起こしてしまった」高齢者がいかに多いか、きっとびっくりされるはずです。

今、「生き方」という表現を使いましたが、それはとりもなおさず「脳の使い方」とまったく同義なのです。脳の使い方が足りない。前頭葉の出番が少ない。そのような生活が、脳の老化を加速させるのです。
脳機能低下は早く見つければ見つけるほど可逆的に機能が改善できます。右脳や運動脳を使ういわゆる脳リハビリに励む ような生活を送ることで、小ボケや中ボケは改善が望めるということになります。

カナりーヤシの雌花2010_0813_115800p1000046
今回の研修会では事前のテストを必須として連絡を差し上げましたから、皆さんが持ってきてくれました。

ご家族になさった方たち。
現在の脳機能と近過去の生活ぶりが、実にきれいに一致することがよくわかりましたよね?

脳機能低下を起こすきっかけに気付いた時の皆さんの感情の揺らぎを、私はしっかり受け止めさせてもらいました。

「正常と思います」というケースをよく検討してみると脳の老化の加速が始まっている。その場合には必ず「きっかけ」があるわけです。私とのやり取りの中でそれに思い至った時
「あっ」と言って、無言になりそのきっかけとなった出来事を反芻しているかのような表情を見せました。
「あのことが脳の老化を加速させるほど、やっぱりそんなにも大きく影響していたんだ・・・」涙ぐんだ方もいましたね。
5例あったでしょうか。すべてが小ボケの入り口の方ばかりでした。

結構感動的なシーンが繰り返されました。

機能低下が大きいほど、淡々と納得されることが多いのは、文字通り私にも納得されることでした。

白花ムクゲ2010_0813_115900p1000047

「きっかけ」について「それは何?」と尋ねたケースもありましたし、気づかれたままにして深く立ち入らなかったケースもありました。
でも、研修会でお話ししたように、皆さんが生活指導されるときには、やはり言語化を図った方がいいと思います。

参加の皆さんお疲れさまでした。


明日から、ちょっと遅ればせの長い夏休み。次のブログ更新は10月になりそうです。

 

                      


右脳刺激in東御ー湯の丸高原でのコンサート

2010年09月13日 | 各地の認知症予防活動

東御市では楽しい時間がもっとありました。

実は私の講演を花岡市長さんが聞いていてくださったのです。プライベートということで、会場に市長さんがいらっしゃったときには必ずどこでもある「市長挨拶」もないというハプニングでした。 
講演後、控室で関公民館長とご一緒に話を楽しみました。

池の平湿原の花々2010_0829_124900p1000052 
「市長さんがいらっしゃることがわかっていたら、もう少し違う話もできましたが…」と言うと
「いやぁー、十分に意図は伝わりましたよ。認知症予防は行政のすることと、市民の皆さんがすることの二本立てだということですね。」
「その通りです!
それに加えて東御市のいいところは、担当されるスタッフの方々が熱心で、小山さんたちがいろいろと工夫されたことは講演でお話しした通りで誇張はないのです。
昨日も個別ケースの検討会をしましたが、中ボケになっていた方に、集中的にかかわりを持って、改善させていることが脳機能テスト結果からはっきりわかりました。こういうことがうまく金銭的に計算できると、いかにスタッフの皆さんがいい仕事をしているかわかるのですが・・・」
などと、市長さんに知っていただきたいことをいろいろお話しして盛り上がりました。

私の言いたいことをすぐにわかってくださるのでとても話甲斐がありました。後から聞いたところによると、花岡市長は物事の理解が早いともっぱらの評判なのだそうです。確かに(笑)2010_0829_122500p10000442010_0829_102800p1000023













「僕は、夕方から湯の丸高原のコンサートに行くのですがご一緒しませんか?」「喜んで!」
そこへ同席していた小山さんもご一緒にということになりました。
                             花岡市長と小山さん2010_0828_181700p1000022 

長野県内でも、市街地からほんの20分程度のドライブで2000メートルの高さまで到達できるところはないのだそうですが、途中で温度や空気が変わっていく感じがして素敵なドライブでした。

さまざまな石作りの仏像が、カーブの度に目に飛び込んできます。

「この仏様たちは、昔、冬期間に湯治に通う人たちの目印のために、建てられたんですよ」
怪訝な顔をしている私に
「道が雪に埋もれてしまうでしょう」・・・・納得しているうちに会場へ到着。

会場(湯の丸自然学習センター) 2010_0828_172600p1000018_2 2010_0828_172700p1000019_2              玄関に飾られていた花








さてコンサート。
東御市で活動しているNPO法人「かえるの会」主催の古典楽器によるコンサートでした。
コンサート開催に至る経緯もお知らせにありましたが、結構楽しい「ノリ」から実現したそうです。「こんな素敵なロケーションの湯の丸自然学習センターで、素敵な音楽聴くのもいいんじゃない?!」

入口で手渡されたプログラムを見ると「Telmannの特集」
「えっ、初めて聞く名前だわ」

曲目は「リコーダー、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための四重奏曲」とか「リコーダー、チェンバロと通奏低音のためのトリオ・ソナタ」とか
「ウワー全然知らない曲ばかり!」とドキドキしました。でも、会場の様子はちょっと期待感あふれるものでしたが。

開演前                                    演奏が始まりました2010_0828_173000p1000020 2010_0828_172100p1000017







素敵でしたよ~

演奏者との距離が間近で、会場も程よい広さですから、音楽がすぐそこで生まれているということを感じるだけでも感動です。
音そのものも、なんと言ったらいいのか、普段耳にするものとちょっと違うのですねえ・・・
暖かさというか厚みというか。
そしてさらに演奏者の方たちが目配せやちょっとした仕草を使って一つの音楽を作り上げようとしている様子そのものにも心が動かされました。
音楽は「右脳」ですから、うまく言語化できなくても仕方ないと思ってください。2010_0829_122700p1000046

演奏された皆さん、いい音楽を聞かせてくださってありがとうございました。

このコンサートを聞かせてもらえた私には、まったく「ひょうたんから駒」みたいなプレゼントでした。

小山さんと二人でさっそくCDを買いましたとも。何回も聞いています。
小山さんもそうですってね!



認知症予防に役に立つ趣味・役立たない趣味

2010年09月09日 | かくしゃくヒント

東御市での講演のことは前回報告しました。
講演 の翌日「湯の丸高原(東御市の北東部にある高原)でハイキングがしたい」とアピールしたら、在宅介護支援センターの小山さんがなんと付き合ってくださったのです。そのうえ、おむすびとおいしいお茶まで。ごちそうさまでした。

一人でも行くつもりでした!湯の丸高原と池の平湿原、どっちに行ったほうがいいかわかりませんでしたが。Map1

小山さんはダイエットと脳リハビリを兼ねて始めた運動だったそうです。すぐに「ウォーキングだけではつまらない」と近隣の高原や山々のハイキングをご夫婦で始め、ほとんど制覇したというのですから驚きです。(たぶん、ここ2年くらいの間ですよ)

「今日は池の平湿原を歩きます。私にはホームグランドみたいなものですが、季節が変われば景色もお花も変わるから、楽しみに来ました」と言ってくださってスタートです。

高山植物にはちょっと遅すぎるだろうという予想は見事に外れました。
お花はいっぱい咲いていて、日差しは強いのに風はさわやかという素晴らしさ。そのうえ景色にみごとな変化があるのです!

景色も堪能。小山さんとの会話も堪能。
脳のリハビリの説明の時に「楽しいことをすれば、時間はあっという間に経ちますね。そういう時に脳は活性化します」と話します。
今回、文字通り「あっと言う間に時間が経ちました」
こういう時間が必要なんですね。少なくとも池の平湿原では脳が活性化されたという実感があります!
マツムシソウ 2010_0829_103200p1000027


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「講演会に行くのが趣味」といかにも高尚な生活態度をアピールしながら、その実、講演会では居眠りばかり、というタイプの小ボケの方がいます。

「どういう講演会に行かれるのですか?」
「知らせがあるとほとんど行ってる。何しろいろいろ行ってるものだから・・・」
こういう風にいわれてしまうと引き下がりたくなりますが、そこでひと押し。
ヤナギラン2010_0829_104700p1000035 2010_0829_130100p1000054

「いちばん最近いらっしゃった講演会は何のお話しでしたか?」と聞いてみます。
「急にそういうことを言われても、なかなかまとめて説明できない」というような答えが返ってきて、びっくりすることになるのです。

私の講演会でも、たまに、寝ていらっしゃる方がいますが、お話ししながら
「小ボケに入られているんじゃないかしら」と心配になります。
もちろん体調や睡眠不足など確認しなくてはいけないことはありますが、ほとんどの人が寝ていない状態で、ぐっすり寝ているというのはやはり変。
標高2000メートル池の平湿原の鏡池2010_0829_123000p1000048 

講演会は、基本的に受け身ですよね。「聞くだけ」というのはよほど「聞きたい」というモチベーションがないと、注意集中力が持ちません。この注意集中力は前頭葉の中核的な働きで、年齢とともに低下して行きますから、高齢者が講演会で居眠りをするのはよく理解できます。

講師の技量もいるでしょうが、それ以上に聞く側の意欲が問題になります。
余程聞きたいというテーマであれば、講演会でも脳が活性化されることはありますが・・・
展望台からの景色2010_0829_104300p1000032_2

あてにならない趣味がもう一つあります。
読書です。

「趣味は読書」と言われたら
「どういう本がお好きですか?」と尋ねてください。そして
「今読んでいらっしゃる本は?」
「どんなお話ですか?」
「どういうところが面白いですか?」などと質問攻めにしてみます。

これは意地悪をしているのではなく、小ボケの方に生活を見直していただくために質問するのですから、間違えないようにしてください。
どういう気持ちで尋ねるかということは、相手の右脳経由前頭葉にキャッチされますから、正しい言葉づかいならいいというものではありません。
派手な蛾2010_0829_104500p1000034                    2010_0829_113000p1000039  派手な芋虫








講演会に行くことも読書も、左脳ベースです。
脳をイキイキさせる時、いまひとつの印象が否めません。左脳は「使ってるふりをすることができる」と思いませんか?

右脳だって使ってるふりをすることはできますが、それでも目や耳から飛び込んでくる刺激に対しては、脳が目覚める確率は高いでしょう。
絶対確実なのは、体を動かすことですね。
歩いている時、間違いなく運動の脳は指令を出し続けていますから。                                                     大風による倒木。でも死んでない!北海道でよく見る倒木更新は親は朽ち果ててます2010_0829_103700p1000031 

小山さんと何のお話をしたかなあ・・・
高山植物の話。景色の説明(山の名前も教えてもらいました)。茶道の話。料理のこと。

ケース事例を何例か。二人で「ボケるきっかけ」について再確認。
こうやって考えると、結構勉強もしてるんですが、部屋で講義を聞くよりも大自然の中だとスラスラ頭に入ってくるような気がします。
高齢者に生活指導をするときには、自分のこういう実感が大切なのですよ。

2010_0829_135300p1000056ちょっと新知識もゲットしました。
湯の丸高原は中央分水嶺上に位置しているそうです。

降った雨水の一滴が南側に向かうと、東御市の方に流れ下ります。そして千曲川→信濃川となって日本海に。

逆に北側に流れる一滴は関東平野を横切って利根川になって太平洋にそそぎこまれる。

中央分水嶺の北端宗谷岬から、南端佐多岬まで一つの地図上で見たのは初めてでした。
私、実はどちらの岬にも行ったことがあります!そうなると、急にこの左脳に対して説明をしている説明板が親しいものに思えてくるものですね。
知識に勝るものは右脳ベースの経験です。

しかも、湯の丸高原はほとんど中央分水嶺の南北真ん中に位置しているんですって。
スケールの大きなことを知りました。
左脳主体ですが、これだって喜びでした。


左脳優位ということー東御市のアンケート結果から

2010年09月04日 | かくしゃくヒント

長野県東御市での講演のアンケート結果が届きました。
(担当の佐藤さんありがとうございました)
Photo_9 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

認知症Photo_13についてよくわかった人が99%でした。

 

 

 

 

 

内容は非常に有意義だったと答えた人は73%有意義だったと答えた人は27%
全員が有意義と答えてくださったわけで、うれしかったです。

エイジングライフ研究所の講演はいつも好評です。
その理由は、聞かれる方が納得がいく話をするからだろうと思います。納得できる話というのは現実に沿っているということでしょう。

去年、山梨での講演の時も後からアンケート送ってくださったのでブログに「講演報告」としてアップしましたが、その時はPhoto_14 このような結果でした。

 

 

 

 

 

 


今回の講演は教育委員会主催の「生涯学習市民大学講座」での講演でした。

エイジングライフ研究所の講演は、認知症予防活動に頑張っている保健師さんの活動にお役に立てていただくために行います。今回のように主催が違う場合でも、目的は同じです。

アンケートではそのあたりのこともまとめてくださっていました。     
今回の講演を聞いて「脳の健康相談の興味が出た」や
「脳のいきいき度チェックを受けてみたくなった」と言う前向きの意見が多く寄せられた。
一方、「行政でチェックが受けられるようにしてほしい」
「予防教室や交流の場所がほしい」という意見もあり、
現在行政が行っていることの周知徹底が大切だと思われた。

今回のように主催が違う場合は、もちろん事前に保健師さんと話し合います。
保健センターの小山さんとの打ち合わせを行いました。
実は以前から予防教室の自主的な継続活動がなかなか軌道にのらず、どこに原因があるのかと話し合っていたのです。
講演で東御市の認知症予防活動の歴史について解説することになりました。
スライド原稿Photo_16

 

 

 

 

 

 

「住民の皆さんが教室の継続や脳のいきいき度チェックを拒否したのですよ」と言ったときには、会場がちょっとどよめきました。
1

 

 

 

 

 

 

「でもそのおかげで、特定検診の時により若い方たちに脳のいきいき度チェックを行って生活指導ができることになりました。このレベルでの働きかけは日本でも他にはほとんどないと思います」と続けると会場からは満足げなムードが漂ってきました。

午後からの講演なので、午前中は懐古園散策2010_0828_084100p1000002_2

 

 

 

 

 

 

継続活動につながらない理由として、どうも住民の方の意識が高いのではないかという印象は当初からありました。
樹齢500年のケヤキ

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東御・佐久小諸といった東信地方の特徴として、勉学に励み自主独立の気風が強いと言われます。
プライドが高く、工夫や努力ができることも特徴の一つとしてあげられることが多いようです。
一方で、このことは遊びや支えあいなどはやや軽視されることにもつながります。
ただ、これからは長い高齢期を過ごさなければいけないのですから、どうしても共助や右脳を重視した生活の重要性にも目を向けていってくださるように期待します。

苔むした石垣2010_0828_093200p1000006_2                      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閑話休題
主催された中央公民館の関館長とのお話が面白かったのでご報告。
見るからに若々しく(ということは脳も若い!)お見受けしましたので
「公民館の館長先生は先生をなさった方が多いと思いますが・・・」
「僕もそうです」
アジサイにまだ色が2010_0828_092900p1000005_2

 

 

 

 

 



「先生で第二の人生を溌剌と生きられる方は、だいたい音楽、図工、体育、技術、家庭科の先生が多いのです」

「ボクは数学」と笑って答えられます。
しかも校長先生ときました。

めげずに質問。
「先生は、数学の先生にしたらちょっと変わってるって言われましたよね」

またまた笑顔で
「ボクは音楽が好き。それから体育も。どちらも教えたこともあるくらい。大体主要5科目って言葉は何なんだと思ってたよ」

やっぱり!でしょ? 
千曲川遠望2010_0828_100300p1000009_2

 

 

 

 

 

 


もう一つ報告が。

藤村記念館で発見したことです。 
明治29年に町内有志の寄付金で「小諸義塾」が設立されました。
当時、私塾ですよ。いかに勉学重視の土地柄だったかよくわかります。

そこに勉学科目の紹介があったのです。
ちなみに島崎藤村は国語と英語の先生でした。

小諸なる古城のほとり・・・藤村詩碑2010_0828_100200p1000008

 

 

 

 

 



小諸義塾での教育科目

倫理 修身 (前頭葉)
漢文 習字 (左脳、でも習字は右脳)
数学 理科 (左脳)
国語 英語 (左脳)
歴史 地理 (左脳)
図画     (右脳)
体操     (運動脳)
鉱物 植物 (かなり右脳より)
もう一つ図画(右脳!)

当時の社会的要請を考えると、音楽がありませんが、なんとバランスの良い授業でしょう。
脳全体の教育を目指していることが感じられますね。
こもろ寅さん会館2010_0828_112100p1000011

 

 

 

 

 


その後だんだんと左脳重視化していったのでしょうか。
でも、その結果が私の講演で100%の理解を示してくださったことにつながったと考えると、ちょっと困ってしまいます。
でも、まずは理解しなくてはことは進みません。感情のままに突っ走ると、継続することが難しくなる場合がよくあります。
東御市の皆さんは理解なさったところから、具体的に生活を見直されて、より豊かな第二の人生を過ごしていただきたいと思います。


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