脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

右脳訓練in名古屋その2

2011年02月22日 | 私の右脳ライフ

名古屋観光ルートバスメーグルで向かう先は、「文化のみち二葉館」。
名古屋城から徳川園に至るエリアは、江戸から明治、大正へと続く近代化の歩みを伝える多くの建物が残っていて「文化のみち」と言われています。

川上貞奴邸。日本の女優第一号、電力王福沢桃介とともに実業家として名をはせたということも知りました。2011_0216_131700p1000155 2011_0216_134000p1000156                                

独特の洋館作りの旧豊田佐助邸や古めいた料亭などが散在するその一画のはずれは、高架の自動車道が通っているという不思議なエリアでした。一周には20分くらいかかったでしょうか。2011_0216_140000p1000159 2011_0216_140500p1000160                              

1時過ぎに到着し丁度1時間。2時過ぎのメーグルに乗って二つ目の「名古屋テレビ塔前」へ向かいます。
メーグルは一日乗り放題500円(一乗車200円)。入館料の割引もあってお得でした。
もちろん、メーグルは名古屋駅には行くのですが、到着が遅くなるので地下鉄に乗り換えて名古屋駅に近道で行くという計画です。事前のチェックでは「広小路栄」で乗り換えると思っていましたが、念のために運転手さんに尋ねたら「テレビ塔前の方が便利です」とのこと。
細かいことですが、用意周到に準備するのも前頭葉。状況の変化に応じて臨機応変に対応するのも前頭葉ですよ2011_0216_142300p10001612011_0216_143000p1000164 

思いがけない拾いものでした!オアシス21というバスターミナルの機能がある立体型公園の前に到着。屋上に満々と水がたたえられているのです。街路樹の大木を眼下に観ながら地上14メートルの空中散歩!

これからはこんなものは作れないのではないか?と言う思いがちらっと胸をかすめましたが、なんだか、贅沢な時間と空間でした。
旅は予想通りの楽しさもありますし、予想外のことに出くわす楽しみもありますね。
地下鉄に乗って名古屋駅に着いたのが14:45。荷物を出して中央線「特急しなの」に乗車したのが予定通りの15:00。
我が家を11時過ぎに出発していたら、今日の名古屋のワクワク体験なしにこの「特急しなの」に乗って木曽町へ向かうことになったのですね。私の前頭葉は大満足。そしてちょっぴり活性化?!2011_0216_143200p1000165    

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右脳訓練in名古屋その1

2011年02月22日 | 私の右脳ライフ

久しぶりに遊びの報告です。
2月16日16:30に木曽町に伺うことになりました。翌日の講演に備えて前泊のためです。
前泊で時間がある時には、どこかの町に「押しかけて」疑問点に答えてあげるのが私流なのですが、「たまには右脳訓練も!」と決めて、名古屋で途中下車し、ショートトリップを堪能しましたので、こんな時間の使い方もあるということでお話しします。
7時前の電車に乗って、一路名古屋へ。9:45着。コインロッカーに荷物を入れて10:00の名古屋観光ルートバスメーグル乗車。
目的地は、一つ目の2011_0216_123500p1000152 2011_0216_123300p1000150

ずいぶん前から一度は行ってみたいと思っていたところです。
トヨタの発祥から最先端までときいていましたが、豊田紡織本社工場跡の建物が「近代化産業遺産」ということで、再利用された赤れんがの重厚なものでした。2011_0216_103000p1000142

自動織機工場らしくのこぎり型屋根が印象的です。

繊維機械館と自動車館と、まさにトヨタの歩みを網羅していました。

それからタイムテーブルに沿って、ロボットのトランペット演奏(唇が動きました!)とか蒸気機関の実演とか見逃したくないものがありますので、広い館内をあちらへ行ったりこちらに戻ったり結構動き回りました。

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一番最初に作られた自動車。 木型を作って金属板を打ち出して車体を作ったのだそうです。そして最新のオートメーション化された工場も2011_0216_113000p10001492011_0216_104700p1000144              

テクノランドというコーナーは子どもたち向けの体験型ゾーンで、これもまた思いがけず面白かったのです。
館内のあちらこちらにある種々の紹介ビデオを見たりしているうちに思いがけず時間がたってしまいました。
印象的だったのは、中国と韓国からの旅行者がたくさんいたことです。全体的に見ても日本人よりも多いのでは?と思うほどでした。
こういうところに、高齢者の方がいらっしゃっても十分に楽しめるのに…ほとんどいらっしゃらないのを見ながら残念な思いがしました。
レストランでランチを食べて、再びメーグルに乗りました。11:39乗車予定が1時間遅れの12:39になりました(笑)


木曽町講演会まとめ

2011年02月21日 | 認知症予防講演会

木曽町で の講演会のアンケート結果が来ましたので、まとめてみました。Photo_2
木曽路の2月ですから、雪を心配しましたが、幸いにも穏やかな暖かい日でした。

担当のN村保健師さんの事前の電話
「季節が季節ですから、どのくらい来てくださるか全く予想ががつきません 。もしかしてすごく少なかったごめんなさい。だいたい日義地区は人口が2600人くらいですし・・・」

私「数じゃないでしょ。どのくらい真剣に聞いて下さるか。どのくらい生活を変えようと思ってくださるか。私は一生懸命話しますから、ノープロブレム!」2011_0217_132700p1000170
こんなやり取りがあったのです。

結果はスタッフともども参加者は178人 。
スタッフの皆さんが忙しそうに椅子を追加している傍で、K嶋公民館長さんが
「よく来てくれるなあ。敬老会よりもたくさん集まるなんて!久しぶりにこのホールがいっぱいになったなあ。ついこの間の集まりは40人くらいだった・・・」と嬉しそうにお話ししてくださいました。

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最近のブログにも書いたように、今世の中では、認知症に関してほんとにいろいろな表現が「自由に」飛び交っています。
少ししつこいくらいにアルツハイマー病とアルツハイマー型認知症の違いなどもお話しして、脳機能から認知症を見ていくとボケが生活習慣病であるということがはっきりするし、だから予防も可能になると解説しました。

左のグラフを見てください。
「認知症は生き方では予防できない」と答えた人は、全体で2人でした。「たった2人しかいなかった」といってもいいと思います。
当然の帰結として、ボケないための認知症予防教室の話になります。2 3      

予防教室が必要かどうかという質問には、1人の方が未記入で他の方々はすべて必要という答えでした。
予防教室があれば参加するかどうかという質問には未記入の方が2人。

認知症予防教室を担当している保健師さんたちは
①参加する人たちの脳機能は確かに良くなる
②元々元気だった人たちの方が改善傾向がはっきりしている
③積極的に参加する方が改善する
④長く続いている人たちは、脳機能の低下がない(加齢があるにもかかわらず)

このくらいの実感はあると思いますがどうでしょうか?
実は劇的ビフォアアフター登場の宿木曽福島駅前「つたや」に泊まりました。外観とフロント2011_0218_092300p10001732011_0218_092700p1000175_2

一方で、自主活動につながらないとかマンネリ化とか問題点もいろいろ出てきます。
初心に帰って、何のための教室なのか、考えてみてください。参加される方々が「脳を生き生きと使う体験」をするところです。
右脳や運動野をベースにひとりひとりが「あー楽しかった。あっという間に時間がたった。またこの次が楽しみ」というような時間を共有するところです。

与えられて初めてそのような時間を体験できる人もいます。
発想ができる人もいます。
リーダーシップを発揮できる人もいます。

つたや玄関(木曽町は中山道宿場町でした!)2011_0218_092400p1000174

認知症予防教室は各人各様の脳活性化の場所のはずです。
どうしても必要な条件は、脳いきいきチェックと生活指導が行われること、楽しい場所であるということと、積極的に脳を使う体験をする場所であるということです。

保健婦さんたちがなすべきことは、脳機能測定またそれに基づいた生活指導の他にも、教室内容についてのアドバイスとか講師派遣とかいろいろあります。4
確かにいろいろあるでしょうが、厳に戒めなくてはいけないことは「やってあげる」という姿勢です。

脳いきいきチェックがあれば受けたいと答えた人130人。受けたくない人6人、未記入は2人。94%が「受けたい」と願っているのですよ。
教室は地区のリーダーに任せて保健師さんたちのすることが見えてきたと思いませんか。

うれしかった感想を抜粋!
・会場に入りきらない人で驚きました。 聞いてよかったではなく実行に移すことが大切であり、聞いてない人に広めていくことも大事な事だと思いました。

・認知症チェックを受けたいと思っていましたが、何か恥ずかしくて申し込めませんでしたが、今回の話を聞き是非受けてみたいと思います。

・大変勉強になりました。今日から頑張ります。今日参加して本当に良かったと思いました。

・自分が楽しいと思える生活をしたい。できることは進んでやろう。家族も明るくなる。

・明日から歩くぞ。元気で楽しく生活するよ。

ありがとうございました。私の方が元気を頂きました。


認知症の病名(続)

2011年02月15日 | 二段階方式って?

しつこいですが、続きです。

「認知症の最初期には前頭葉機能だけが低下している」ということを繰り返しお話ししています。これは言い換えれば「認知症の初期症状であり必発症状でもあるとされている物忘れ」の前に「前頭葉機能不全症状」があるということです。
(具体例は後述します)
このことが実感できているのは、二段階方式を導入した市町村の保健師さんたちだと思います。
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二段階方式では、左図の「司令塔」とされている前頭葉機能と「仕事・勉強」の左脳後半機能と「趣味・遊び・人付合い」の右脳後半機能を、別々に測ります。

記憶力というのは、大脳の中でもやや原始的というか古い脳が担当しています。(海馬といいますね)つまり大脳後半領域の働きです。

たくさんの人たちに脳機能検査をしていくと、後半領域の機能検査が満点なのに(つまり記憶の障害は全くないのに)前頭葉機能が見事に不合格になっている人たちに出会います。
(ついで、後半領域の機能低下として記憶障害が出てくるのです)
1月末に成田山新勝寺にお参りしました2011_0126_082800p1000097 2011_0126_083300p1000098 参道と本堂                            

 

 

 

 

 

 

 その前頭葉機能だけが障害されている人たちは「自分が以前の自分と比べてどこかおかしい」と自覚しているのが特徴です。その自覚の中核は「意欲がわかない」です。
具体的には
①同時にいくつかのことがテキパキとさばけなくなった。
②動作がもたもたする。
続いて
③発想が乏しい。
④自分で計画を立てて自主的に生活できない。
傍から見て特徴的なことは
⑤無表情・無感動になった。
⑥ぼんやりしていることが多い。
⑦同じことを何度も繰り返す。などです。

三重塔2011_0126_083500p1000099  

 

 

 

 

 

 

 

この症状はすべて、前頭葉機能検査が不合格という結果からわかるように、前頭葉機能がうまく働いていないことから生まれてくるのです。

前頭葉は、生活していくときに司令塔の役割を果たしています。
状況を判断し、見通しを立て、どのように行動するか決定し、適宜修正を加え、最後まで遂行させます。さらに結果を評価するのも前頭葉です。

この一連の前頭葉の働きを一言で表現すると「十人十色の色を決める働き」と言えば、わかりやすいかもしれません。

もう一つこの人たちに共通することがあります。
何度もこのブログでお話ししているような「ナイナイ尽くしの生活」が必ずあるのです。長くても3年。短い人では「半年前に○○があってから、ほんとに何もしなくなったんです」とたった半年間のナイナイ尽くしの生活を明かしてくれる人もいます。
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これがボケはじめの症状です。
そしてこのような方々は専門医(あくまでも精神科のドクターです)を受診しません。
このような人たちに会ったことのない専門家はボケはじめは「記憶の障害=物忘れ」だと思っていますから、万一受診しても
「歳のせいでしょう}と言われるのが、おち。
もっと悪い場合には、CTやMRIの画像から「多発性脳梗塞」とか「脳の委縮」を指摘されたりします。

これがきっかけでじしんをなくして、認知症がすすむこともあります。

つまり、エイジングライフ研究所の二段階方式を使っている保健師さんたちは、このような人たちに出会うチャンスが多く、その実態をつぶさに知っていますから「これは脳をサボらせたことによる認知症の始まりだ!」ということで強力な生活指導をすることになります。「物忘れ」の前に前頭葉障害の症状があることをよくわかっています。
三重塔の裳階(裏)
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本当の最早期の認知症を知らない方が前々回のブログで「若年性アルツハイマー型認知症?」として紹介したS野さんに会ったら
「認知症にしたら見たこともないほど、しっかりしているけど。会社を辞めなくてはいけなかった程の物忘れの症状があるのだからやっぱり認知症だろう。認知症だとしたら今まで出会ったこともないほどの最早期に違いない」と思うのも、わかりますね。そして若いから「若年性」とつけたのですね。
ただ、「物忘れ」の前に前頭葉障害の症状があることをわかっている保健師さんたちがS野さんに出会っていたら、決して「今まで見たこともないほど初期の認知症の方」とは思わなかったであろうというお話でした。カギは脳機能検査です。

 


認知症の病名

2011年02月14日 | 二段階方式って?

前回のブログ、読んでくださった方からメールがありました。
「要するに、国(アメリカや欧州)や医者によって、違う言い方や認識ということですよね?一般人にとっては、これは重要な点です」

いろんな人が自分の好きなように、病名をつけているのが現状です。
自分の中では、はっきりと定義づけて病名を使っている方もいらっしゃるでしょうが、それが共通理解になっていないのです。重症度にしても、客観的な基準はありません。周りが困らせられる症状なのかどうかだけが基準です。(私たちは脳機能で客観的に重症度を判定します)

ちょうど面白い資料が届きました。ある町の800人ちょっとの介護保険申請者の内、原因疾患が「認知症」とされている方が185人。その人たちの内訳です。Photo_3

この表を眺めると、いくつもの疑問がわきあがってくるでしょう。

何故、「認知症」といういい方とその他の言い方があるのだろうか?
(ちょっとややこしいので左表の病名としての認知症をカッコつきで「認知症」と書きます)

「認知症」はすべての認知症を含んだ言い方なのだろうか?それならば、なぜその他の表現があるのだろうか?

「認知症」と、その他の病名の違いはなんだろうか?

老人性認知症と老齢期認知症はどこが違うのだろう?

アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症は違うだろうがこの二つと「認知症」の関係は?

混合型認知症は何が混合しているのだろうか?この病名が許されるなら、何が混合しているかさておき、高齢者にとっては「混合している状態」はたった2.2%どころかもっとたくさんあるに違いない。

軽度認知障害がたった1人しかいない!軽度があってだんだんに重度化していくのが世の中の常識なのに認知症の0.5%しかいない?たくさんいるけれども、たった一人だけ特別に認定されたということ? それに突然「機能障害」という表現が出現するのはなぜ?

アルツハイマー型認知症とアルツハイマー病は違う病気?それとも同じ病気?

私たちは、前回のブログで説明したようにこの二つをはっきりと区別して使います。
アメリカではアルツハイマー病と いっしょくたにしますが、正確にはアルツハイマー病早発型(本来のアルツハイマー病)とアルツハイマー病晩発型(アルツハイマー型認知症と言われたタイプ)と使い分けているのです。
蝋梅が満開と聞いてさっそく!2011_0214_135100p1000123

繰り返しますがアルツハイマー病(早発型)は、遺伝子異常がベースにあるタイプです。そのために必ず若い年齢で、どんなにいきいきと脳を使って、充実した生活を送っていても発症します。
そして、進行が早く2~3年でコミュニケーションが取れないほど悪化してしまい、寝たきり状態になります。

徘徊や不潔行為というのではなく、脳機能の低下が著しいのでほんとに何もできなくなってしまうのです。その症状を直視するのはあまりにもつらいためにテレビなどの取材は、非常に難しいものがあります。ほとんど一般の方たちには目に触れることもないでしょう。

渡辺謙主演の「明日の記憶」という映画がありました。あれは若年性認知症と言っていましたね。
49歳現役サラリーマンが発症、発症初期の描写は、その混沌さが見事に表現されていて、多分こんな感じではないかと(発症初期のアルツハイマー病の方に出会ったことはありませんし、私は発症してないので真実は不明)思いながら見ました。
進行の速さは描かれていましたが、その悲惨さについてはやはりぼかされていたと思います。
あんなに甘いものではありません。2011_0214_135700p1000126

私たちはもっともふつうのボケを表すのに、アルツハイマー型認知症という表現を使います。

高齢者が、何らかのきっかけ(退職・別離・病気やけが・心配ごとの発生などなど)で、それまでの生活とまったく変わって、「生きがいのない・趣味や交友を楽しむことのない・運動すらしない」ナイナイ尽くしの生活を続けるうちに、だんだん生活上にトラブルが起きてきて、しかも年単位で次第に重症化していきます。
徘徊を起こしたり、夜中に騒いだり、家族がわからなくなったりして、ようやく世間が言うところの「気の毒にあの人ボケたんだって」と、認知症が完成する、そんなタイプをアルツハイマー型認知症と私たちは言います。世の中の人たちが一番よく知っている「普通のボケ」のことです。
よくしたもので世の中の認知症の大半(90%以上)がこのタイプです。2011_0214_141000p1000136

どうも、上記表のうちの「認知症」はそのパーセンテージの高さからも、もっともふつうのこの認知症を意味しているのではないかと思われます。

また、表のうちアルツハイマー病と診断された7人の年齢は、下表のように
76,77(3),80,81,88歳でした。
これは遺伝子異常のタイプではなく、アルツハイマー病晩発型つまり普通のアルツハイマー型認知症と考えればいいですね。Photo_2

そうすると、「認知症」、アルツハイマー型認知症、アルツハイマー病は同じ概念を表しているだろうと思えませんか。合計80%です。

老人性認知症と老齢期認知症はどうでしょうか。年齢を見てください。71歳の一名を除き見事に高齢の方が揃っています。これも特殊な認知症と考えるよりも、ごくごく普通に高齢の方がボケてしまった状態を指しているのではないでしょうか。一昔前は認知症のことを老人性痴呆や老年期痴呆と言ったのですよ。合計87%!

 

 

梅もきれいに咲いていました2011_0214_140300p1000128

 

 

 

ごく普通の町の開業医の先生方の診断です。
自由に病名を使っている様子がなんとなくわかってくれましたか?

はっきりとした診断基準がないまま(文献的にはありますが)世の中の流れに沿って、ボケを認知症と言い換えて、それにプラスしてアルツハイマー型やアルツハイマー病になったり。
そうそう、昔風に老人性や老齢期を使ったりもしていらっしゃいます。
でもそのほとんどが「普通のボケ」を意味していると思います。

血管性認知症についてはまたいつか詳しくお話しをしたいと思います。
さしあたって、せめて遺伝子既定のアルツハイマー病だけは別にしていただきたいと思います。

 

 


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