脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

認知症予防教室10周年記念茶話会ー小布施町大島・飯田地区

2015年07月31日 | 各地の認知症予防活動

小布施町では、正常な方が正常のままでいられるために「脳のリフレッシュ教室」と名付けられた認知症予防教室が町内各地区にあります。
2002年の山王島地区を皮切りに、毎年1地区ずつ立ち上げてきました。
2012年にその山王島地区の10周年のお祝い茶話会がありました。小布施便りとして書きましたからお読みください。
その後2013年北部教室、2014年東部教室と10周年お祝いが続き、今年は大島公会堂での大島・飯田地区合同の会でした。

もともとは2地区合同でスタートしたのですが、集まりやすいので、各地区での教室開催になったそうです。
交流会でも、大島地区と飯田地区は雰囲気が違います。
エイジングライフ研究所では、昨今のように統合する前の中学校区に一つ教室があるといいと指導しています。交通の問題もあるし、地区の持っている特長にも差があるものです。もちろん小学校校区に一つならもっといいですよね。
「脳の健康」を考えて教室参加している仲間たちですから、こうして集まれば仲の良いこと!

話し声も笑い声もたえません。全体が静かになって「高槻さんの話を聞きましょう」という体勢にはなりません。

みんな実に楽しそう。

在宅介護支援センタースタッフも溶け込んでいること!
上手にゲームを楽しませてくださったI村さんは、ほんとにレク指導がうまいですね。自分も結構楽しんでるみたいですけど。
もちろん、教室生誰も引っ込み思案にならないのが10年間の積み重ねだなと感動しました。

小布施町は、集まりがあると自家製お漬物や果物、たまには煮物やお菓子などがテーブルに並びます。

一番最初に教室が始まった山王島でも同じシーンが繰り広げられ、私はI井会長に尋ねました。
「お料理を持ってくることは負担になりませんか?」
「どうせ家にあるものだし、気にすることはなかろう」とごく簡単に答えられました。
そこで、持ち回りの当番にあたっている方にも聞きました。
「会長さんのいうとおり。昔風の煮物を作っても家人は大して喜ばないけどここに持ってきたら皆さん大喜びしてくれるでしょ。みんなに喜んでもらったり褒められたりするとうれしいので、テレビや雑誌の料理情報にも気を付けるようになりました」

実際、この集まりでも「これどうやって作るの?」「ニラ入りでしょ?」等と声を掛け合っていました。仲間がいるっていいですねえ。
皆さんおしゃれで、表情豊か。若々しいのは、冒頭の写真で証明済み。次の10年に向けて進んでください!


 

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10年以上続いている認知症予防教室ー長野県小布施町

2015年07月31日 | 各地の認知症予防活動

長野県小布施町の認知症予防活動は、最初の啓蒙講演会から数えるとそろそろ15年になりました。
「脳のリフレッシュ教室」と名付けられたこの予防活動の特徴をあげてみましょう。

1.目的はあくまでも、正常な方が正常でいるための教室。
2.脳の健康を維持する教室なので、脳機能検査は必須。
教室に初回参加した時と各年度末にも実際されます。この脳機能検査は、当然本人の生活指導に役立てるために行われるのですが、全体をまとめてみることもでき、そうすると客観的な教室の効果判定もできることになります。手元に古いデータがあるので参考までに。
教室初回参加時と平成20年度末の脳機能検査の推移

S地区 8年間(2002~2011)の参加者の脳機能推移
H地区 7年間(2003~2011)の参加者の脳機能推移

3.1年に1地区を原則に、各コミュニティーに1教室を立ち上げる。2015年の交流会のプログラムをみるともう12地区に教室ができていることがわかります。残りは1地区にまでなりました。

4.在宅介護支援センターがサポートはするが、基本的には自主的な運営に任せる。

5.年一度は各教室参加の交流会を開催する。2015年度の交流会。この山王島地区は教室開始から13年たちました。

認知症予防や早期発見を声高に言い立てる人達に、この地道な活動を紹介したいと思います。70代で教室に参加した人たちが、軒並み80代になっていらっしゃいますが、少なくとも教室参加している方たちはお元気なのです。(上のグラフを見てください)

さて今回、最後の地区第3コミュニティーで教室立ち上げのための講演会が開かれました。新装なった横町公会堂での講演会は、とても男性の参加が多くちょっと驚きました。
よく聞いてみると、会長さんがご自分の予定変更までして参加してくださった位ですから、事前の口コミが功を奏したのでしょう。

暑い日でしたが会場いっぱいの皆さんがとてもよく聞いてくださいました。

これで、教室が立ち上がってくれると小布施町の認知症予防活動は一区切りつくことになります。
正常者は、趣味の会やボランティア活動など確かにイキイキと生活しているものですが、この教室に参加すると「脳の健康」について考え、また測定してもらい(ちょうど血圧測定のようですね)安心しながら生活をつづけることができるのです。
一方で、ちょっとだけ脳の老化を加速させてしまった人は、教室生として受け入れ、みんなの力で元気にさせていきます。

あたかも、水源池の栓を占めるように、正常者を正常のままにしていく方策をとらなければ、認知症に対応することはいつも後手に回って果てしないものになります。
小布施町では、教室参加が無理な方たちへの施策も考えられています。
小布施町は観光誘致でも成功しているとよく言われますが、実はこの活動も町を底支えする大きなものだと思っています。


 


 

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体の不調と意欲低下

2015年07月21日 | 前頭葉の働き

治療した歯の神経が痛くなって、東京駅前の歯医者さんへ。
八重洲ノースタワーのディスプレー

3月の定期検診のときにも書きましたが、「歯医者さんだけの上京はもったいない」が持論なのです。が、さすがに歯が痛いと「さあ、どこに行こう!」という意欲が出ずに前夜パソコンでチェックする作業は中止。
年を重ねていくことは、多かれ少なかれ体の故障と付き合っていかなければいけません。
脳の老化を加速させない、条件がここにもありました。
絶不調の時はおとなしくするしかありませんが、それに負けないこと!特に足腰の痛みに関しては多少の不都合は堪えて、機能改善を目指すなら積極的に動かすことが重要でした。つまり機能の改善と廃用性の機能低下防止はまったく同じ線上にあるということを先日のギックリ腰騒動で体験しました。
こうして実体験することが、「理解」を超えた「納得」になり、行動の変容につながりますね。
脳機能でいうと「理解」は左脳でできますが、「納得」するは前頭葉が体験することが必要だということです。

治療が済んだら、ムクムクやる気が!
なかなか手に入らなかった本二冊を買おうと八重洲ブックセンターへ。
東京駅北口から南口まで、ホームの端から端までプラスアルファーの距離があります。ちょっと前頭葉を使って、梅雨明けの炎天下ではなく地下街を横切りました。

写真左端がサウスタワー、右端がノースタワー。
長い地下街

久しぶりの八重洲ブックセンター。さすがに沢山本がありました❗️
「情熱の仕事学」を求めました。7人が取り上げられていますが、そのうちの1人が長男です。
もう一冊の「アリスのままで」はネット注文していたのですが、15日もたった昨日、品切のお知らせがありました。
八重洲ブックセンターならあるかもと思いついたのは大正解でした。

地下街もないしちょっと歩くことになりますが、三菱一号館美術館へ行きました。まっすぐツーブロック。

4月に見た幕末から明治における日欧の美術交流をテーマにした「ダブルインパクト」展を、河鍋暁斎とジョサイア コンドルに絞って眺めるという、私にとってタイムリーな企画です。

出口近くに写真okのブースが。

暁斎は、その作品が多方面にわたっていることでも有名ですが、まったく驚くほど多様な作品群でした。天才ですね‼️
ランチになりました。高校のT内先輩オススメの楠公レストハウス。またツーブロック外を歩きますが、冷房が効きすぎた会場からは結構苦もなく到着しました。

楠公銅像の前。観光バスが13台停まっていました。こんなバスもありました。

バスツアー客とは違うエリアがあって、ゆっくりできました。コストパフォーマンスが良いのにビックリしました。
メインは別で、脚付きお膳が運ばれます。ドリンクバーは無料です。

「お箸(木製)は持ち帰ってください」ですって。


日比谷から地下街を抜けてJR有楽町駅へ行って、新幹線で帰宅中。車中でこれを書いてます。
意欲復活を喜びましょう。
付録
三菱一号館美術館中庭。こんな都心に子供たちがお散歩に来ていました。かわいい。

私の歯痛は神経が炎症を起こしたためでした。
知覚過敏なら、少し様子を見ていると改善することもあるそうですが、「いつも痛い」ようになると、神経を抜くしかない。
知覚過敏の時は冷たい水はご法度ですが、昨夜痛かった時に冷たい水でうがいをすると楽でした。
就寝前に、ぬるま湯でゆっくり濯ごうとしたら、飛び上がるくらい痛かったので、ドクターに報告したら「炎症が起きているので冷やすと楽。温めると痛いものですよ」と解説してくださいました。
何も知らなくても、体が楽なことは体が教えてくれるものですね。
蛇足ながら、脳にいいことは「あー、楽しかった。あっという間に時間がたっちゃった」と感じるような体験ですからね。

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記憶障害ははっきりあるのですが・・・これを認知症といいますか?

2015年07月19日 | 側頭葉性健忘

「アリスのままで」の原作本が未着のため、気にかかりながら続きを書いていませんが、人生は面白いものでこんな相談事例が飛び込んできました。(今日は保健師さんたちのために書きますから、ちょっと専門的になります)

 72歳の男性です。
ちょうど一年前に相談を受けたそうで、1年間の経過観察が行われています。
一回目の脳機能検査は、脳の後半領域の働きを調べるMMSの結果は30点満点の27点と合格点。減点は想起のマイナス3です。
前頭葉機能なのですが、立方体透視図の模写は完璧。動物名想起はやや少なく1分間に6個でした。
一番重要な、かなひろいテストは9個見落として32個に〇、内容把握は可。見事な合格です。だいたい50歳代と考えられるくらいの好成績です。
二回目はMMS25点(計算の得点が低下)。模写OK、動物名想起は3個、かなひろいテストは14個見落として30個に〇,内容把握可。と確かに少し低下がみられます。
保健師さんは「去年に比べて生活実態は改善していると思うのですが…旅行も6回行かれたそうですし、畑も継続してやってます。畑が一段落したら教室参加もされることになってます。特に問題も無いようですが」

1年前に時計を巻き戻します。一回目の主訴は物忘れ!。
2年ほど前に、胃がんと言われ治療開始。幸いにも完治したということで以前の生活に戻ったそうですが、妻の訴えは以下の通りです。
1.最近、とにかく物忘れが目立つ。
記憶の問題が出てきた一番最初のエピソードは「去年の5月、家族旅行をしたときに、駐車した場所がわからなくなってとても困ったことがあったのですが、今までになかったことと、どのように駐車場に入ったのか全く覚えてないようで、家族みんなで顔を見合わせました」ということを聞くことができました。
2.なんとなくやる気がなくなった。
3.写真撮影が趣味で、撮影旅行も自分で計画して行っていたのに旅行のことを口にしない。
4.写真を近所の小学校に贈呈していたのに作品数が減ってしまった。真面目なきちんとした人なので、本来なら気にするはずなのに。
「とにかく、お父さんらしくないんです」

この例も認知症の始まりのようですよね。ただし二段階方式でいう小ボケレベルですけど。訴えの2・3・4なんかは特に小ボケでよく言われます。
「夫と死別して半年ー小ボケになったおばあさん」に書いたように、家族は おじいさんやおばあさんが小ボケに入って発現しだす症状を見て「おじいさんらしくない」とか「おばあさんらしくない」というのです。
小ボケに入ったということは前頭葉機能がフル稼働できてないことと同じことです。前頭葉はその人らしさの源ですから、まさに「その人らしくない」というのは言いえて妙だといつも感心しています。
ここでもう一度テスト結果を見てください。
認知症という時には、必ず前頭葉の機能低下がなければいけません。この例では前頭葉は20歳くらい若いレベルを保っているのです!
いくら記憶障害があっても、前頭葉機能が完璧なら、それは認知症ではありません。 

ここのところが理解できていないことが、先日の「アリスのままで」「若年性アルツハイマー型認知症?」がまかり通る現状につながります。

専門家達がどう言おうとも、このタイプの人達は「ボケているようには見えない」のです。
表情は豊かだし、動作は機敏。当意即妙な受け答えもできるし、創作的なことも見事にこなします。気も利きます。恥じらいもあります。
このケースでも、妻が帰るまでにご飯を炊いて食事のセッティングまでしてくれるそうです。洗濯物もきちんとたたむだけでなく整理までしてくれるのです。
小学校に寄贈している写真も皆さんに感心される出来栄えだそうです。
このような「ボケ」があるでしょうか!

でも、新しい記憶が入りませんから種々の失敗を繰り返すことにはなります。

脳機能から認知症を理解すること、その脳機能も、前頭葉と記憶などその他の認知機能と別々に考えることでかなりクリアに理解できるようになるのですが。
普通の認知症は、記憶障害が出てきたときには前頭葉機能がもうフルには働いていませんので「どうしていいかわからない」「次に打つ手が思いつかない」と困り果ててしまうのです。結果、怒り出すこともあります。又は他人事のように知らん顔して周りを怒らせてしまったりすることもあります。
前頭葉機能が働いている記憶障害の人達は、「また失敗してしまった」という恥じらいや反省、落ち込みなど辛さが共感できる反応になります。
離れのやど星ケ山で女子会


ログハウスでした

このケースの解説です。(時計を今に戻しますから、一回目の検査時が1年前になります)
3年前の胃がん治療が、脳の老化を加速させて認知症に進ませるきっかけになったとしたら、2年後である一回目の検査時には小ボケになっているはず。必ず前頭葉機能からうまく働かなくなっていくのが認知症の始まりですから。
ここで、前頭葉機能がみごとに維持されていることがわかったということは認知症が始まったのではないといえるのです。たった数分間かけて行う脳機能テストの威力です。
側頭葉性健忘と言って、前頭葉機能が正常にもかかわらず「新しい記憶が入っていかない」という症状が出ているのです。
巨石風呂「飛龍の湯」

1年前の1回目の検査の時に保健師さんが「認知症ではなく、記憶の障害」とその説明をして、日常生活をスムーズに過ごすためには「いつも携帯できるノートを使って、一日1ページと決めて何でも書くようにする」という指導をしたそうです。
そして、「この記憶の障害だけだったら、訴えの1は当然ありますが、2~4は起きて来ない。なぜならば2~4は記憶の障害で起きることではなく、前頭葉が元気を失っていっている証拠だから、脳の老化を加速しないように頑張りましょう」と、一般的な脳リハビリの生活指導「1日5000歩歩くこと。写真や旅行の復活。教室参加。家事を積極的に手伝う」などをしたそうです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、スタートは記憶障害だけで始まっていたのですが、1年間も失敗が繰り返されると、前頭葉機能としては優秀レベルに保っていても自信を失って行こうとしていたために、あたかも小ボケのような症状が出始めていたと考えられます
華の湯

そして今年。最初に書いたように生活の実態は1年前よりも良くなっているにもかかわらず、脳機能は全体的に低下しています。
原因として、いくら「認知症ではない」といわれても日常的に記憶障害がたびたび起き、そのための失敗が繰り返されるために、前頭葉が自信を失ってやはり少しずつとはいえ老化を加速させてしまうことが考えられます。失敗を繰り返す度に前頭葉の出番が少なくなると言い換えてもいいかもしれません。
最初は言い訳や種々の工夫をしていたとしても、次第に対応しきれない状態になることは十分に予想されます。
但し、1年前に保健師さんが「認知症ではなく記憶の障害」という指導をしていなかったら、一番最初のエピソードは3年前ですから、もう小ボケが終わるくらいのレベルまで進んでいても不思議ではありません。
どうしても老化が加速されるとしても、できるだけ緩やかにさせていかなくてはいけません。それには一般的な脳のリハビリを意識してもらう必要があるのです。
森の中の渡り廊下のさきにお風呂が

おまけがあります。
このケースの妻は、暴力的で徘徊も激しかった舅と、穏やかにかわいくボケた(でも手はかかった)姑の介護をしたそうです。
「わが夫がどちらのタイプでもない。確かに忘れるけど」と日々に感じていたはずです。

 

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東京富士美術館でダビンチ展をたのしむ

2015年07月12日 | 私の右脳ライフ
ギックリ腰を抱えながら、ヘッピリ腰での旅の最後は八王子市東京富士美術館です。
朝一番で着いたのですが、多くの方がいらっしゃってびっくりしました。

友人のT橋さんがFBでこの展覧会のことをお知らせくださった時から、展覧会どころか美術館自体、全く知らない情報でしたから、楽しみにしていました。
16世紀初頭、ルネッサンスの立役者のメディチ家に代わってフィレンチェを治めることになったフィレンツェ共和国は、政庁舎(ヴェッキオ宮殿)大会議室の壁画をダビンチに依頼しました。
ダビンチは、いわば群雄割拠の状態だった15世紀のイタリアでミラノ軍と戦いフィレンツェ軍が勝利を収めたアンギアーリの戦いに画想を求め、描き始めます。

油彩で描こうとして失敗。そのうえ、その絵のうえに新しく壁画が描かれたために、今現存しているわけではありません。
ただ公開されていた期間に、多くの画家たちが模写や手本にして作成した作品が多く残っています。
ダビンチの手稿とともに眺めると、ダビンチの非凡さが立ち上ってきます。
その後の芸術の世界に多大な影響を与えたという解説にも納得がいきました。
あまりにもリアルな戦いの場面が続きますから、ちょっと疲れてきました。

日本人ならどうだろうとつい思ってしまいます。以前見た岩佐又兵衛の物語絵巻を思い起こして見ました。凄惨な場面と思ったシーンも、これに比べると戯画っぽかったような。動きの描写のせいか、優しさのある自然描写の背景のせいか、よくはわかりません。
ちょっと疲れてカフェで一休み。

そのあと常設展へ。実は今日の報告はここがメイン!
東京富士美術館はたくさんの西欧絵画を持っているのですね~。
ルネッサンスからロココ、印象派…その展示方法が秀逸。
QRコードを読み取れば、詳しい解説につながるのです。そしてその情報は保存することもできます。

私のiPad miniにはそのアプリがありませんでしたから、休憩室で検討のうえインストールしました。
全部の作品解説を見たいくらいでしたが、時間の制限もあり「腰」も大切にしないといけませんから、かなり諦めました。
こんな美術館の楽しみ方ができるなんて、世の中進んだものですね!


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小布施グルメだより

2015年07月11日 | 私の右脳ライフ

小布施は仕事で行きました。認知症の予防活動の指導のために小布施に行き始めてもう15年くらいになります。

今は帰りの新幹線車中です。初めての北陸新幹線かがやき。普通車でも座席が快適です。

小布施のグルメだよりをお楽しみください。
夕食は、北斎の天井画で有名な岩松院の側にある、フレンチレストラン亀田。

若いオーナーシェフの言。
「景色もおもてなし。食材も地産の美味しいものを使いたい。だからここにオープンしました。」
北信五岳が一望されるモダンな室内です。

手間を惜しんでいないことと野菜の美味しさに感動。メインのお肉も素晴らしく、ワインと引き立てあって大満足でした。
ふと窓に目をやると、夕焼けの北信五岳が!

左から飯綱、戸隠、黒姫、妙高、斑尾。
冬ならば五岳揃い踏みも目にしたことはありますが、この時期では初めての景色でした。
思いを持った若者2人。がんばってくださいね。



小布施の友人が、ずっと温めていた夢を実現していました!
「古民家材を使って、家を建ててカフェレストランをやりたい」
定宿にしているゲストハウス小布施のとなり。朝の散歩をしていたらオープンしてるではありませんか!

早速おめでとうを言いによりました。
彼女の感性が随所に見られるおしゃれなお店になっています。


カップも!

照明も!


そして美味しいカプチーノをいただいて、思いがけず素敵な朝のスタートを切りました。


私の好きな小布施。小布施讃歌でした。
もうすぐ東京です。

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軽いギックリ腰から回復しました

2015年07月11日 | 私の右脳ライフ

軽いギックリ腰になったのは水曜日でした。
木曜日から、長野での仕事が待ってます。「困ったなぁ」と思ったのは初めての体験ではないからで、自慢することではありませんが、実は4回目!
毎回、症状レベルが違っていて、その途端から動けないこともありましたが、幸い今回はとても軽そうでした。

それでも翌朝、新幹線ホームへ向かう姿は哀れなものだったはず。だって痛かったのですもの。車中で「ギックリ腰の治療」で検索。ネットで情報を集めるのは手軽で便利ですが玉石混淆であることは覚悟しなくてはいけません。認知症に関する情報を見るたびに実感していますので。

あれこれ読み比べました。

1.温める。2.動かせる範囲で動かす。これが結論です。以前は急性期は冷やす、安静にするだったはず!歩けるのなら散歩もした方がいいという記述もありました。

今日から大移動ですから、安心して歩くことにしました。東京駅にキャリーバッグを置いて池袋へ。先日見そびれた映画「あん」を見るため(笑)

東京駅に戻って、北陸新幹線上田駅→信濃鉄道田中駅まで約2時間。駅に出迎えてくれた東御市のK山看護師さんが「アレー。腰が痛い人の歩き方してる」と即座に反応。さすがですね!

その夜は東御市の八重原温泉泊。アートビレッジ明神館は千曲川の向こうに浅間山を望む素晴らしいロケーションの上、塩分の含まれた体を温める泉質の源泉掛け流し(熱すぎるのでちょっと加水)という今の私のためのような温泉でした。チェックアウトまで5回もお風呂に入りました。お部屋でネットで教わった体操もしました。

そして金曜日午後小布施着。じつは出会った方は20人以上もいたのですが誰からも指摘されません。ほとんど治ったのですね。背中の凝りと芯の方に不安は残っていますけれど。

ギックリ腰を治すには、温めることと運動することが大切と納得できました。信頼できるネット情報は行動の指針になりますね。このブログもどなたかの認知症予防の行動を助けることができたらと思います。

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ちょっとお休みー小さな夏

2015年07月08日 | 私の右脳ライフ

いつも登場、友人J子さん。
お茶に呼んでくれました。すっかり夏のしつらえで迎えてくれたのでちょっとご紹介します。
(「アリスのままで」の原作本に目を通したいと思っていますが、まだ入手できてません)

玄関でお迎え

いかにもネコ好きなJ子さん

狙ってる!

テーブルの上には夏のご馳走

あれあれ

おいしそう(スグリ)

野菜もね


画像を楽しむのは右脳。
やっぱり、右脳は人生を彩り楽しませてくれますね。


 

 

 

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映画「アリスのままで」ー若年性アルツハイマー病?

2015年07月05日 | これって認知症?特殊なタイプ

上京しました。いつものように「用事の前に一つの楽しみプラス」を実行しました。
今回は「アリスのままに」を見ることにしました。
(写真は伊豆高原Jガーデンの今を楽しんでください)
・主演したジュリアン・ムーアがアカデミー賞・ゴールデン・グローブ賞・英国アカデミー賞というそうそうたる映画賞、世界三大映画祭のカンヌ・ベルリン・ヴェネチア映画祭の「主演女優賞」を総なめにしたということが、私の気を引きました。

・映画のテーマが「若年性アルツハイマーを発症したアリスが、最後まで闘う姿を描く」というものならば、職業上見ておくべき、というのがもう一つの理由でした。
映画としては、さすがに素晴らしい出来映えでした。
特に、ジュリアン・ムーアの容貌の移り変わりは、単に「齢を取った」という外見の変化というのではなく、「容貌は内面から変化していく」ということを改めて思わせてくれるほどのものでした。
考えたら至極当然のことです。
顔の美醜に関係なく、幸せならば幸せな表情から、悲しい時ならばその悲しみの表情から、その人を理解し共感できます。
大人になれば「顔で笑って心で泣く」こともあります。
その表情は心の底から湧き上がってくるものですね。
「心の底」と書きましたが、「心」は「脳の働き」と言い換えることが可能でしょう。

その「脳の働き」を、容貌にも体の動きにも表現できていると思いました。未経験にもかかわらず!それが演技力といえば演技力ですが。

私は、実務研修会で脳機能検査の「できない」例を実際にやって見せるときがありますが、簡単な項目の失敗例はもちろん簡単に、とてもそれらしくやって見せられます。
ところが最高次機能である前頭葉の真似は難しい。そのなかでもレベルが高くなるほど、「できなさ」を表現することができない・・・

簡単なことというのは、計算ができないとか、読めないとか、書けないとか、言われたことを理解できないとか、思い出せないとか、
ほら、いくらでも真似できるでしょう。
「このまま私が私でなくなっていくという恐怖」は、前頭葉がこの状況をどうとらえているかということです。脳(前頭葉)の中でどのようなことが起きているか、そこを体感しないと演技につながらないと思うのです。
とてもその真似はできません。それどころかそのような時の前頭葉の働きを想像することもできません。
ジュリアン・ムーアに大きな拍手を!素晴らしかったです。


「すべての記憶を失う若年性アルツハイマー病と宣告されたら、あなたはどうしますかー?」
もともと、このキャッチコピーを見たときから、疑惑が胸をよぎっていました。
以下、次回に続きます。

よかったら、この以前書いたこのページに目を通してください。
「若年性アルツハイマー型認知症?」
(前半、解説ページに飛べないところがありますが無視してくださって構いません)

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