10月21日、東京東銀座の東武ホテルで戸畑高校天籟同窓会総会がありました。
今回のトピックスは、昨年ユネスコ無形文化遺産に登録された、わがふるさと戸畑祇園山笠について8回生の青木先輩にお話しいただくという企画でした。竹内前支部長と同期ということでお話はスムーズに進んでいきました。
「お話」を伺うつもりでしたが、戸畑祇園なら当然お囃子の打ち込みは必須だということで、合計8名の皆さんが上京してくださることになりました。皆『筆頭』がついていることからわかるようにベストメンバーでいらっしゃってくださいました。お仕事を休んで、朝早い飛行機で東京入り、最終便でお帰り。(台風を警戒して少しお早くお帰りでしたが)太鼓はフェリーで運ぶという強行軍!ほんとうにありがとうございました。
今年はまず基調講演から始まります。
「戸畑祇園山笠―神さんの足になった男たち」紹介された青木先輩はステージを横切りフロアーに。お囃子の皆さんが壇上に揃います。
気迫みなぎった太鼓の一打で会場に何ともいえない緊張感が漂いました。打ち手の撥に込めた思いが会場に広がります。激しい息遣いとほとばしる汗とを間近に、聞かせていただくというよりも感じさせていただきました。
笛もきれいなすんだ音ですし、摺り鉦が入るといかにもお祭りムードになりますね。
右端の楽器はチャンパです。友人が後日談として教えてくれましたが、雅楽にも使われるような楽器でリズムをきちんと取ることはとても難しい楽器だそうですが、なかなか聞くことができないくらいのレベルで演奏してくださったそうですね!
お囃子の皆さんが7人になったのは、このレベルの演奏(打ち込み)を私たちに聞かせたいという思いだったこともよくわかりました。
実はこの後、私は写真を撮ることも忘れるほど引き込まれてしまいました。いつか涙が流れ自分ながら何が起きたのかと怪訝に思うほどでしたが、後で、多くの参加者の方々が「感動した」「涙が出た」といわれました…
青木先輩は「みなさんの中にあるそれぞれの故郷戸畑に火を付けたのでしょう」と言われました。
後輩の葉月けめこさんが動画をFBにあげてくれましたから、ここにリンクを貼っておきます。いや~本当にその素晴らしさは言葉になりません。ありがとうございました。
たまたま支部長ということで提灯をいただきました。
何という幸運なめぐりあわせでしょう!
私のテーブルには今日の出席者の中で最高齢の上木原さん、天籟同窓会からは、今期で勇退なさった藤本前会長、神田副会長、大道会報委員長。うれしいことに井上関西支部長も出席してくださいました。戸畑高校から山本参事、そして北九州市東京事務所長池永さん。それぞれの皆さんがその方らしいご挨拶をしてくださいました。
私は皆さんに先だっての挨拶でしたが、直前の戸畑祇園囃子の打ち上げの余韻冷めやらない中でしたから、いま受けた感動を伝えたくなるような、内面をさらけ出したくなるような何とも言えない不思議な思いのなかでお話ししてしまいました。私は多くの皆さんの前でお話したり、お一人ずつのお顔が見えるような会場でお話ししたりもするのですが、今までの体験の中ではこのような心理状態は体験したことがありませんでした。
そして失敗も。この皆さんが戸畑から来てくださるに至った経緯の説明がすっぽり抜けてしまい、あきれる司会者に頼んで支部長挨拶第2弾をお願いしてしまいました。ただ、後でお若い出席者の方が「ステキな挨拶でした」とホメてくださり、一安心。
これまた恒例の大福引大会。
くじ運の悪い私が、どういう訳か毎年当たるのはなぜでしょうか?今年はワインでした~
私の同期生笠井さんが版画、幕田さんが色紙を出品してくださいました。ありがとうございます。
写真は同期の藤吉前幹事長。九州に帰った今でも笠井さんへのお願いやら発送やら、とにかくいろいろと気配りしてくれています。今年もいろいろありがとうございました。
何しろ、九州から関東支部総会に参加してくれる同期生が毎年何人もいるのです。これだけでも大感激です!
とにかく今年の総会は胸がいっぱい。そうすると写真が何も撮れないことがよくわかりました。
二次会は、銀座ライオン。それから友人が銀座2丁目メルサで鎌倉彫の展覧会をしていましたから拝見に。
その後、また西銀座6丁目に戻りました。
銀座で毛利バーというと知る人ぞ知る名店ですが、毛利マティーニを味合うために世界中からお客さんが来るのだそうですよ。私たちは同期生のよしみでときどき伺わせてもらいます。下の写真は9月に行ったとき、プリンセスルビーをいただいてます。
新橋駅から品川駅で乗り換えて新幹線で帰宅。雨のなか、よく歩きましたよ。
きょうは私のブログへの訪問。
誠に有り難うございました。
ボケ防止でやってる写真とブログですから、
朝からこのブログを見せていただいていて、
何かと自分にも役立つのではと思って見せていただいています。
ありがとうございました。
ブログへの訪問はしておりませんでしたが、
コメントを頂き、拝見しました。
すばらしい写真ですね!
花への愛情が感じられます。