脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

サマープレゼントその2

2018年07月31日 | ハワイ紀行

私が住んでいる伊豆高原では、天城の鹿害が問題になっていますが、ハワイ島でも!
ホテルの庭の中です。野生のヤギが集団できています。

まあ、まあ!食害発見。

でも、基本的にはハワイの動物たちはのびやかです。

海の向こうにはマウイ島。マウイ島の最高峰ハレアカラは3055mです。

最高峰といえば、環太平洋の最高峰で名高いハワイ島のマウナケア。4205m。
夕暮れのマウナケアはそれでも高山の印象がありますが。

マウナケア(白い山)とマウナロア(長い山、4169m、世界一体積が大きい山)の間を走るサドルロードから見たマウナケアはまるで丘にしか見えません。

マウナケアの頂上には雪が降っていました。写真の手前の光っているところ。なにしろ4205mですから。

海岸のすぐそばにある淡水湖。マウナケアを望みます。

ハワイ島には、ほとんど砂漠のような溶岩台地もあります。溶岩台地に水を引いて緑あふれたリゾートエリアを作っているのです。ホテルの窓から見える景色。野生のシカが、多分8頭。だって保護色ですもの。

この緑が全部人工的なものだとは思えませんが、ここも元は溶岩台地!マウナケアの溶岩が太平洋に流れ込んだところだと聞きました。火炎樹の大木。

ハプナビーチプリンスホテルがザウエスティンハプナビーチリゾートに変わっていました。

近づくとスイレンが。

ギャラリーにも変化が。

少し南に行くと、緑濃くなっていきます。これは自然な植生。プウホヌア・オ・ホナウナウ国立公園。
プウホヌアは「逃れの地」の意味でカプ(タブー)を破った人の救済の地だったそうです。

温帯モンスーン気候もあります。霧や虹が出る湿潤な地域ワイメア。個人所有としてはアメリカ最大と言われるパーカ―牧場があります。ハワイでは、カウボーイはパ二オロって言うんですよ。

ワイメアのショッピングセンターの入り口。

ハワイ諸島へのアプローチはやはり飛行機です。マウイ島を機上から。

ハワイ島に別れを告げて、さあ帰国。





サマープレゼントその1

2018年07月31日 | ハワイ紀行

とんでもない豪雨、西行する台風。皆さま、大丈夫でしたでしょうか?お見舞い申し上げます。
そして酷暑ということば以外には、この暑さは表現できないような・・・
これだけの自然の猛威を見せつけられたら、私たち何か反省すべきことがあるのではないのかと思った人も多かったのではないかと思います。
暑中お見舞いということで、ハワイの海の景色をお送りします。
ホテルの浜辺で発見!

本当の結婚式ではなくプロモーション撮影でした。

隣には、どういう訳か観音様が。

夕日を眺める不思議な動物たち、なんだかミスマッチ。

典型的過ぎるでしょうか?

暮れていくさまも魅力的。

日々サンセットの表情が違います。

光あふれるハワイ。ダイアモンドヘッドからワイキキ方面

ダイアモンドヘッドからカハラ方面

ダイアモンドヘッドは火山。外輪山の一部に登れるようになっているのです。

海から見るダイアモンドヘッド

ワイキキビーチから見たダイアモンドヘッド。左の建物はレインボータワーです。31階建ての建物に16000枚のタイルを使って虹を表現しています。手前のラグーンではヨガ教室開催中。

ヨガはこんな感じでやっています。

方向を変えて海の方を見ます。

モンキーポットの木とヨットハーバーもハワイの景色でしょう。

ハワイカイのカフェ。この入り江にある家はみんなヨットを係留できる作りになっています。

ハワイ島にある岬。ワイピオ渓谷。

最近人気が出てきた、ハワイ島北端のポロル渓谷

少しは涼しい風が吹いてきたでしょうか?


 

HAWAII-見~つけた②

2018年01月10日 | ハワイ紀行

ホテルの中を悠々と歩いてた!鶏よりちょっと大きいくらいでしたが、どなたかなんという鳥か教えてください。

ハワイといえば亀。ホテル遊歩道から。

遊歩道をどんどん行ったら、「出会い」がありました。よろしくお願いします。

ヒヨコ。パンダシャンシャンもかわいいけど…

動物ではありませんが、ネコノヒゲ。

ハワイ島ヒロの熱帯植物園のまだ紹介していないランの花ですが、12月に戸外で普通に咲いてます。ヒロは気温も湿度も高いのです。



このオンシジュームは、甘いおいしそうな香りがしました。


こうして、木に着生させられているのも多かったです。植物園ですから人の手が入ってます。





S保健師さんが「南国の花があることは知っていましたが、あんなにすごい、素敵な、一部グロテスクな…」とコメントをくださいました。そうですよね。Sさんのところは寒いところですもの。なかなか目にする機会はないでしょう。
「グロテスク」って気に入りました。ほんとに微妙なところですから。
ただ鮮やかな色は南国の花の特徴ですね。




これはホテルの道端に植えこまれていました。
もっと、もっとたくさんの種類の花が咲いていましたが、うまく写真がとれません。すこ~し暖かくなってくださいましたか?
ホノルル空港で搭乗手続きをしていた時に、わたしの前の方のトランクに目が釘付け。撮らせていただきました。
時間切れで片側だけですが、両側いっぱいホノルルマラソン参加ステッカーが。しかも2002年から毎年欠かさずですよ!
「あと2個でいっぱいになります。その後どうしようかなって考え中なんです」こういう生き方も、最後の最後で見~つけ。

お付き合いありがとうございました。


HAWAII-見~つけた①

2018年01月09日 | ハワイ紀行

植物が続きました。もちろんその他にも「おっ!」と心を動かされたものはたくさんありました。
毛槍。大名行列が進む時、その先頭で長槍の鞘がすっぽりと白く覆われているのが毛槍です。
カラカウア王が来日した時に毛槍を知って、ハワイでも「王族の座」の象徴として使い始めたのだそうです。ハワイ語ではカヒリと呼ばれます。

カヒリは王族ごとに違うデザインを誇ったそうで、そのカヒリやマントや扇などに多くの鳥の羽を使ったために、鳥の数が激減したとか。

ペトログリフ。大雑把な解説しかないのですが、描かれたのは比較的新しく数百年前ぐらいといわれています。紙も文字もなかったハワイアンにとっては「柔らかい溶岩にこのような図形を描く」ことは自然なことだったでしょうが、何を目的にし、何を意味して描かれたのかもまだ解明されていないとのことです。宿泊したところから歩けるんですよ。

遊歩道を歩くと、そこここに見つけることができます。ほんとに何か伝えたいことがありそうです。
遊歩道の終点は、池。海まで400mくらいなのに真水です。マウナケアやマウナロアの雪解け水が伏流水となって湧き出るのです。
たまたま虹、発見。

ハワイ島ヒロで見つけた古い建物に表示されていました。なんだか心惹かれました。

太平洋津波博物館。

ヒロのアーケード通りのそばにあるプランテーションの鐘。砂糖プランテーションで使われていたものです。

オアフ島、特にワイキキビーチのまわりは高層ビルがどんどん建ってます。散歩道で見~つけた。
新しい高層ビル。金色じゃなかったですが、ワイキキのトランプ・タワー。画面左手前がハレクラニ。

ワイキキの隣にあるアラモアナショッピングセンターにあるアップルストア。普通のお店の3倍くらいあります。日本では通り過ぎるのですが、ちょっと入って見ました。

せっかくだから挑戦。ハワイのショッピングセンターにあるパソコンから、夫のブログ画面が出てきました!
表示は日本語なのですが、検索をする時には日本語で記入できないのです。夫のブログは「kinukototadao」で検索できるので成功したという訳です。それでも何だか感動。

感動ついでにもうひとつ。
成田で、飛行機を待つ間に思いついて「グーグル翻訳」の機能を調べてみたら、「カメラ機能を追加したら、文字入力しなくても、英語⇔日本語が自動的に表示される」「えっ!ウッソ~!ほんと?」
疑問符たくさんのまま、成田のラウンジで一応、日本語→英語を確認しました。

ホテルの回廊ギャラリーにたくさんの美術品が展示されていました。説明板があるものがあったので、実験、実験。

ここに私のiPad-miniで「グーグル翻訳」の画面を出して、画面中央にある窓に文章をはめ込みます。

このようになるのです!
画面下の緑の眼ががんばってるらしいです。
訳は、あれこれ考えてるみたいでなかなか固定されませんし、レベルも…でもすごいでしょ。
便利な世の中になったものです。


HAWAII-花々

2018年01月06日 | ハワイ紀行

白花ネムノキ。♪この木何の木気になる木♪のモンキーポットってネムノキですよ~正確にはアメリカネムノキ。

ハイビスカスは、蕊が長いほど原種に近いと聞いたことがありますがさてどうなのでしょうか?花びらが咲きわけで園芸種としか思えませんね。

これ以下は、みんなヘリコニアの種類みたいです。
ヘリコニアはトリニダードトバゴの国花です。

花穂が上がるのも。

花穂が下がるのも。

アップしてみました。

歩いている人と比べてください。長~い花穂でした。

黄色もありました。

このくらいの方がかわいい?でもよく見るとちょっと変わってますね。

これは可憐なヘリコニア。

これも花。大型多肉植物の雄花。

トーチジンジャー

これも花ジンジャー


これも多分、花ジンジャーの仲間でしょう。

ルリマツリ。花だけアップにしてありますが巨大な株でした。

アンスリュームも多様でした。

プルメリア

ランもたくさんありました。一足先にご紹介してあります。
「レビー小体型認知症」って増えてますが。この記事中の花は全部ハワイ州ヒロの植物園で撮りました。12月の戸外に咲き乱れていました。

H本保健師さん。お待たせしました。ようやく「花々」まで報告しましたが、あともう2テーマお付き合いください(笑)


HAWAII-木と実

2018年01月06日 | ハワイ紀行

本歌取りで、ひそかにニックネームを付けました。美人ヤシ。ハワイ島のハプナプリンスのエントランスですが、今年の2月からウエスティンに名称変更されるそうです。
本歌は十日町市松之山の美人林。樹齢100年近いブナがすらりとした姿で林を作っているのを、地元の人たちが美人林といい始めたのです。ブナの樹皮は白っぽいですから。

もちろん、曲がったヤシにも魅力があります。

足元に目をやると、いかにも南洋らしい景色が広がります。これは多分「木」ではないと思いますけど。
追記。Jガーデンの石井さんのところにも同じものがありましたので名前を教えていただきました。「メキシコザミア」

高い木のことは「高木」や「喬木」といいますが、私の語感でいえば「喬木」の方が高い感じがします。
まちがいなく「喬木」の南洋を代表する花木といえる火焔木。
10メートルをはるかに超える中空に広がる樹冠に、その樹冠を覆うように赤い花が年間通して咲き続けます。

南洋には喬木は多いですが、珍しいものを紹介しましょう。
10メートル近くもあるソーセージの木に実がぶら下がっていました。実は3~40センチでしょうか?見上げるばかりで下に落ちた状態では見たことがありません。普通に食べることはしないそうですが、手を加えて食用にすることもあるそうです。

これも喬木のキャノンボールツリー。幹から直接実が成るのです。幹もごついし樹形も木の下部には葉がほとんどなく、実をつけるための花梗がニョロニョロ出ているというユニークさ。
実は直径20センチはありますね。熟すと食べられるそうですが、あまりおいしそうではない?木全体にたくさん実がついているのを見た時にはびっくりしました。
キャノンボールは大砲の弾丸という意味だそうですよ。武器に使うのではないのですが、落ちてきた実に直撃されたら危ないので「樹上注意」の看板がついていました。

たべられる実も紹介しなくてはいけません。ハワイ島でしか採れないコナコーヒー(高価です!)だんだん熟してくるので、手摘みだそうですよ。

バナナ。こういう角度は珍しくないですか?

高さは3~4メートルはありましたが、バナナは「木」ではなく「草本」です。

ハワイらしくヤシの実。ヤシの実だって直撃されたら痛いでしょうね。

これもハワイらしいでしょうか?ドトールコーヒー農園マウカメドウズ。(有料になっていました!)




HAWAII-花より団子②

2018年01月04日 | ハワイ紀行

外食もしました。
ハワイ島にはマウナケアとマウナロアという超4000mという山があるので、東から吹いてくる湿った貿易風は、これらの山々にぶつかって山の東側に雨を降らせます。その結果東海岸のヒロは多雨で気候区分でいうと熱帯雨林、西海岸の特に私たちが泊まったワイコロア地区はほとんど雨は降りません。ここは溶岩台地に水を引いて植栽し、人工的に作られた緑あふれるきれいなリゾートがいくつか開発されているのです。
それに比べ、ヒロは、熱帯雨林にあるというだけではなく州都でもあり、歴史もある町ですから、どこかノスタルジックな雰囲気が漂っています。

ここは一応メインストリート。左の塔は「プランテーションの鐘」
イタリアン「CAFE PESTO」はクラッシックなビルにありました。タイ風冷製パスタ。ハワイでは珍しく少量で小ぎれいでした。もちろんグッドチョイス!

ハワイ島は一部の観光地を除き、素朴な島です。お客はほとんど地元の人ばかりの「Seafood Restrant」道を隔てたところは港湾施設が並んでます。そこにも大きな夕日が沈みます。

料理はおいしいんです。SHRIMP SHUMAI。ハワイでシュウマイを食べるとは!

SEAFOOD QUESADILLAS。何かわからないままに挑戦。後で調べたらケサディーヤはメキシコ料理でした。チーズとシーフードのお好み焼きみたいなものです。これもおいしい!この二つは9ドルでした。

お知り合いになった方が、スーパーマーケットに売ってるトルティーヤを勧めてくれました。
とうもろこしの粉ですって。ヘルシーです。隣には「すしロール」や「Bento」がありました。

ハワイ島では自炊しましたから、ワイキキの報告。
日本では六本木にあるそうですね。ステーキで有名な「WOLFE GANG」ワイキキのロイヤルハワイアンショッピングセンターにありました。日本人がいっぱい。

ランチでしたから、フィッシュバーガーとハンバーガーを注文。サービスもいいし、おいしかったのですが、山盛りのオニオンリングを見てください。なんか雑。サラダは別で13ドルくらいだったかと思います。

韓国料理店。いかにも、らしいでしょ?

チヂミ。大きい!35センチはあったと思います。

ハワイらしいシーンでしめにします。

ワイキキビーチのカフェ。写真中央の桟橋から1時間くらいのクルーズが出発します。そのそばで泳いでる人もいます。
ここで食べたのは、ちょっと前に流行っていたアサイボール。高くなっていて12ドルくらいだったか。おいしかったです!



 


HAWAII-花より団子①

2018年01月03日 | ハワイ紀行

ハワイにいるときに、M県のH本保健師からの質問に答えたのです。資料が足りずにハワイにいることを白状しました。H本保健師さんからは
「うわーそれだったら、お花の写真をあげてください」と注文を受けています。
でも。花より団子という言葉がありますが、食べたものについての報告をさせてくださいね。

泊ったのが台所付きのコンドミニアムでしたから、ほとんど自炊状態でした。
おすし屋さんをやった高校時代の友人、八丁さんが、遊びに来た時に教えてくれました。「キュウリを例えばかっぱ巻きにする時、掌に塩をのせてもむというか擦ると、味が変わるからこれは覚えておくといいよ」
おすしにもしましたが、この後一夜漬けにしてサラダ代わりによく食べました。
右の赤いお塩はハワイ産。海底の赤い粘土を混ぜてあるのですって。ミネラルたっぷりで健康に良いといわれてます。
キャベツ、ニンジンなども生でいただきました。大根は水分が少なすぎる感じで手が出ませんでした。

ハワイ島には、アワビ養殖して成功を収めている日本人の方がいます。ハワイ島沖合には北極由来の海洋深層水があって、その水を使った養殖です。このサイズでだいたい8ドルくらいだったか・・・私はもちろんお刺身で、夫はバター焼きにして。とてもおいしかったです!以前お話を伺ったことがありますが、発想も大切、そしてそれにまして意欲が大切だと思いました。前頭葉です!
おいしいといえば、果物でしょう。

パパイヤを毎朝テラスで。そんなに上等品ではありませんが、ファーマーズマーケットに行くと6個5ドルとか。
マンゴー(これは輸入品なので食べません)、竜眼、アボカド、スターフルーツ、etcたくさんあります。
ランブータン

文旦

着いたらすぐに大きなスーパーマーケットでカリフォルニア米をはじめとして、醤油、塩、砂糖、油などを買い求めます。後の食材は何しろお肉が安い。簡単に焼くのが一番おいしいでしょうか。ひき肉を買ってハンバーグも作りました。
夫が魚料理も作ってくれました。そうそうお得意の空心菜の炒め物も!ヘルシーでしょ。

少量のものがないのが困ります。エビのむき身(冷凍)も一袋2キロくらいあったでしょうか。五目ずしの飾り、エビサラダ、エビそぼろ、エビのパテ(エビバーガー)エビマヨ、エビの炒め物、エビの天ぷら。結局全部使い切りました。
野菜は、ちょっと高級なスーパーにはいろいろきれいなものがそろっていますが、全体的には割高だと思いました。この段ボール箱の大きさにご注目。

料理は認知症予防に有効、かつ注目のデユアルタスク(同時に二つのことをすると脳が活性化される)を取り入れて、調理をしながら歌を歌うという研究を読んだことがあります。これは確かに「研究」にとどまってます
ベテラン主婦なら、食材は何があるか、急いで食べる必要があるものをまずチェック、今日の天候は?昨日の献立は?もちろん、栄養のバランスも考えて献立を作ります。普通ならばこの他に誕生祝とかのシチュエーションも考えなくてはいけませんね。お財布状態だって大切な条件です。調理が始まると手順も重要。何より大切なのは味付けでしょう。できあがると、盛り付けも一工夫したほうがおいしそうになります。
マイタイ(これはレストランで)

今うえにあげたようなことは、すべて前頭葉が正常でないとできません。幼稚園の子供ができるでしょうか?
小ボケになるということは、前頭葉機能が万全に働いていない状態ですから、料理に関して家族の訴えは以下のようになります。
1.献立があまりにも単調。
2.食べる人数に会わない量を作る。
3.手順が悪く、おかずができているのにご飯がまだ炊飯中などが起きる。
4.冷蔵庫や食卓に同じ食材がたくさんある。
5.包丁さばきが以前と全く違う。
6.盛り付けに工夫がない。(以前はあったのに)
7.出来合いのおかずを買ってくるようになる。など。

今回のハワイでは、しっかり前頭葉を活性化しました!
これもご覧ください。
認知症予防に調理が有効、でも前頭葉機能も考慮して!

 

 


HAWAIIーこういう生き方も

2017年12月31日 | ハワイ紀行

ラウンジでたまたまお話したご夫婦の生き方にも、ボケ予防のヒントがありました。
何年か前、短いツアーで初めていらっしゃったハワイ。タイムシェアというシステムがありますが、その説明会に出てみてひらめいたそうです。「観光でなく暮らしてみる」という言葉に惹かれたといわれます。退職なさって、時間を自由にレイアウトできるようになったときに「一年のうち一か月くらいハワイでゆっくり暮らしてみるのもいいんじゃないか」と思われたというのです。
ハワイでの生活は、まず、朝の散歩から始まります。このラグーンやワイキキビーチを「だいたい10000歩は歩きますね」とこともなくいわれました。もちろん日本でもよく歩かれるそうですが、「ハワイの風と光の中を歩くのがいいんです」この発想がいいのです!

昼間はラウンジでのんびりコーヒーを楽しんだり、「ほんとに何をするというのでもないんですよ」と言われるのですが、私達がホテル内の散策をお誘いするとすぐに乗ってくださいます。

ワイキキのホテルですから夜になるとそこここでショーがあります。私たちが必ず顔を出すOlomana(オアフ島にある山脈の名前を持つバンド。ボーカルのJerry Santosさんとはチョットしたご縁があって顔なじみです)のショーのお知らせをしておいたのです。時間になって会場のタパバーに行くと、ちゃんとみえました。

「時に何もしません」と言われますが「ノリがいい」のです。
前頭葉が、興味津々である証拠。意欲的。そして環境に適応する力が高い。
休憩時間のショットです。Jerryとは初対面ですよ。でもこのリラックスした雰囲気を見てください。

私達が帰国した後に、この写真が届きました。

ダイアモンドヘッド山頂。
行き方はいろいろあります。どういう行き方をしても、ダイアモンドヘッドは「火山活動で噴出した火山砕屑物が火口の周囲に積もり丘を形成した火山砕屑丘」。ウキぺデイアによるこの説明でわかるように、火山のふもとから頂上までは未舗装の山道を歩かないといけないのです。ここだけで往復1~2時間と言われます。
・ワイキキ発のツアー「ダイアモンドヘッドで日の出を見る」これはホテルからの送迎付き。(駐車場内まで)
・レンタカーやチャータータクシーで行く。(駐車場内まで)
・ザ・バスというオアフ島内の公共バスを使って行く。(手前のバス停まで)
ご夫妻は、この方法をとらなかったそうです。
ホテル⇔ダイアモンドヘッドを往復全部歩いたとコメントがありました。25,000歩!
写真の右側の白い高層ビルが続くところがワイキキビーチですが、そのいちばん中央に出っ張った所あたりがホテルなのです。そこから歩き始めるという意欲に乾杯。最寄りのバス停までは1時間以上かかると思います。
ダイアモンドヘッドへの行き方もいろいろありますが、生き方そのものもいろいろ。
「ハワイでゆっくり暮らす」と言われましたが、とても積極的な脳の使い方に感心しました!


HAWAII-まったく同感

2017年12月31日 | ハワイ紀行

ランチに入ったレストランでおもしろい経験をしました。

私達の食事が終わったころ、お店に入ってきたこの女性。
朗らか、オープン、明るさを周りに振りまいています。
ここは美蘭(マイラン)という、ベトナム料理のレストランです。以前に食べたことがあって、夫のお気に入り。前回は車で行ったのですが、グーグルマップで調べると、買い物に来ていたアラモアナショッピングセンターから徒歩15分。テクテク歩いて到着。目的はカニカレー。

店内はベトナム風なのか中国風なのか・・・私にはその差がよくわかりません。そのうえ、洋酒もあれば日本酒や焼酎もあります。

この店にはTakakura Roomという部屋があります。そう、高倉健さんのごひいきの店だったのです。壁には多くの著名人たちの写真が貼られていました。

食事が終りかけたときに、件のピンクレディの登場となりました。
ちょっと年配の女性と一緒に、入ってこられました。さっさと奥まで行ってオーナーとハグ。それから席に戻り、お連れの女性に「もう注文してあるから、ここはおいしいんだから、たくさん食べましょうね」と大きな声で話しかけます。

「家にこもっていたらダメよ。悩みはあっても出ないとボケちゃう!」
「出かけるとなると、ちょっとはおしゃれもするでしょ。そしたらワクワクするじゃない」
「お金は使ってナンボなの。死ぬときに持って行けるわけじゃないし。楽しく生きていかなくては!そのためにはちょっとはお金もいるものよ」
「とにかく食べなくっちゃ。食べたら、生きる力が湧いてくる」
なんて明快。ボケ予防を目指した生き方そのものを、主張していらっしゃいます。

近くでお話を聞きました。
沖縄のご出身ですが、24歳にハワイに移られたとのことで、年齢は「48歳は過ぎたんだけど…詳しいことは忘れました」と笑いながらのお返事。とてもそうは見えませんでしたが、いろんな情報をまとめると還暦は超えていらっしゃるようでした。
ブログ掲載のお願いをしたら
「一応、アクトレス(女優)志望なので、写真写りも考えないと。サングラスかけようかしら。かけちゃうとと顔が写らないし、それもねえ・・・いっそ、写らない方がいいかも」ここでまた爆笑。まったくひとり芝居を楽しませていただいているようでした。
「何だって使わないとだめなのよ。体だって、お金だって」
ここで、ようやく口をはさむことができました。
「脳だってそうですよね?!」
お名前も住所も伺いませんでしたが、大いに盛り上がりました。こういう思いがけない出会いが旅の醍醐味です。


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