脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

HAWAIIーこういう生き方も

2017年12月31日 | ハワイ紀行

ラウンジでたまたまお話したご夫婦の生き方にも、ボケ予防のヒントがありました。
何年か前、短いツアーで初めていらっしゃったハワイ。タイムシェアというシステムがありますが、その説明会に出てみてひらめいたそうです。「観光でなく暮らしてみる」という言葉に惹かれたといわれます。退職なさって、時間を自由にレイアウトできるようになったときに「一年のうち一か月くらいハワイでゆっくり暮らしてみるのもいいんじゃないか」と思われたというのです。
ハワイでの生活は、まず、朝の散歩から始まります。このラグーンやワイキキビーチを「だいたい10000歩は歩きますね」とこともなくいわれました。もちろん日本でもよく歩かれるそうですが、「ハワイの風と光の中を歩くのがいいんです」この発想がいいのです!

昼間はラウンジでのんびりコーヒーを楽しんだり、「ほんとに何をするというのでもないんですよ」と言われるのですが、私達がホテル内の散策をお誘いするとすぐに乗ってくださいます。

ワイキキのホテルですから夜になるとそこここでショーがあります。私たちが必ず顔を出すOlomana(オアフ島にある山脈の名前を持つバンド。ボーカルのJerry Santosさんとはチョットしたご縁があって顔なじみです)のショーのお知らせをしておいたのです。時間になって会場のタパバーに行くと、ちゃんとみえました。

「時に何もしません」と言われますが「ノリがいい」のです。
前頭葉が、興味津々である証拠。意欲的。そして環境に適応する力が高い。
休憩時間のショットです。Jerryとは初対面ですよ。でもこのリラックスした雰囲気を見てください。

私達が帰国した後に、この写真が届きました。

ダイアモンドヘッド山頂。
行き方はいろいろあります。どういう行き方をしても、ダイアモンドヘッドは「火山活動で噴出した火山砕屑物が火口の周囲に積もり丘を形成した火山砕屑丘」。ウキぺデイアによるこの説明でわかるように、火山のふもとから頂上までは未舗装の山道を歩かないといけないのです。ここだけで往復1~2時間と言われます。
・ワイキキ発のツアー「ダイアモンドヘッドで日の出を見る」これはホテルからの送迎付き。(駐車場内まで)
・レンタカーやチャータータクシーで行く。(駐車場内まで)
・ザ・バスというオアフ島内の公共バスを使って行く。(手前のバス停まで)
ご夫妻は、この方法をとらなかったそうです。
ホテル⇔ダイアモンドヘッドを往復全部歩いたとコメントがありました。25,000歩!
写真の右側の白い高層ビルが続くところがワイキキビーチですが、そのいちばん中央に出っ張った所あたりがホテルなのです。そこから歩き始めるという意欲に乾杯。最寄りのバス停までは1時間以上かかると思います。
ダイアモンドヘッドへの行き方もいろいろありますが、生き方そのものもいろいろ。
「ハワイでゆっくり暮らす」と言われましたが、とても積極的な脳の使い方に感心しました!


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