湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

8/17 茅ヶ崎市意見交換会まであと5時間半

2012-08-18 04:32:06 | 引きこもり
2012/08/17 記
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年に1~2回、決まった夢を見るのだが、全身が冷たくしびれ、動悸がして目が覚める。18日の意見交換会を前にして、縁起でもないなと思いつつ、一日を終え、夜間待機をしながら作った意見交換会用のプレゼン画像を、午前2時過ぎに、セブンイレブンに印刷しに行ってきた。私の持っている中古レーザプリンターは、カラー印刷が出来ない。用紙サイズもA4までである。

人通りのない夜道をコンビニに向かって、ぶらぶらと歩いていて気がついた。朝、私が見ていた夢はこれだったのだなと。誰も居ない深夜の道を歩いているのだ。電灯は灯っているがひと気がない。冷たい濡れた岩肌を見せる露頭際の砂利道を下って、鉄工所に入る。2階の事務所に明りはあるが誰も居ない。鉄製の階段をめぐって、再び外にでる。私に孤独感はなく、見通しの利かない裏通りの古い街並みに突き当たり、曲がっては音だけの表通りの車の通過音を聞いている。ひび割れた二階の窓の中のカーテンは破れ、すきまから崩れかかった空き箱が見える。迷っているのではなく、綿々と私はただ、通りを抜けていく。そんな夢だ。

私は塾をやっていた頃、塾生たちを鍾乳洞に連れて行った。観光洞ではなかった場所や、一般開放していない道をもぐった。おそらくは大学探検部以外の人間が入った事のない場所を、アリアドネの糸を張るように、太い糸を張って進んだ。不登校の子も、閉所が大丈夫な子だがハンデを持っている子も、一皮剥いた様な心地で、場を心に刻み付けていった。地質や岩石に強い同僚がいたのだが、私は生物の変異や地中の分布、地下浅層生態系の存在などを極端に絞り込んで話した。

しかし、こうした活動の下準備は、なかなか同行者が得られなかった。そこで行動計画表を地元役場に預けて、地の底を歩いた。予備の電球も切れて、手元にはろうそく一本になって、道に迷って洞内でビバーグしたときも、3日経っていたが、無音漆黒の闇も怖れはなかった。他者の救いを信じていたからでも、諦めがついていたからでもなく、不思議と心が穏やかだった。祖母は神主の娘だったから、寺ではないが、死は間近なものだったのかもしれない。私に神はいない。

蒸し暑さは少し収まったが、ひどい湿気だ。突然、深夜現われた私に緊張する店員に両替を頼み、USBメモリからB4カラーの印刷を行なう。こういう日、外に出ると自分の体臭を感じる。

私は、種のように、瑞々しく先々の広がりを内包した企画が芽吹くのを善しとする。中間支援の仕掛人の立場が二重化している私の提案は、だから関係者なら提案の意味はいずれ通じる。しかし直感的でありたくても、解説的言辞が邪魔をする。

B4のホルダーに資料を準備した。ともあれあと5時間半。語り合えるひとと出会いたい。


夜間傾聴:橋本2君(仮名)


(校正2回目済み)

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