湘南オンラインフレネ日誌

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5/10 茅ヶ崎市立図書館の使いにくさ/18日懇談の資料作り/半身不随者の階段昇降

2010-05-12 11:37:18 | 引きこもり
2010/05/10 記
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市外からの図書借り出しは、期限更新が出来ない。茅ヶ崎市立図書館は、誰が買わせたかわかるような癖の強い書籍がたまに入っているが、全体としては藤沢や寒川の図書館に劣る。在庫数というより目利きの司書が担当係にいない感じだ。茅ヶ崎は某書店も読書人のいない書店というか、的外れなものしか置いていない。これは私が若い頃からの「伝統」で、そのころは茅ヶ崎の文化程度を見るようでいやだといっていた。今はここまで言わないが、読者がそれほどいるはずがない予約した図書に半年待たされるのは、ざら。開架書籍のひどさを競う平塚市立図書館でさえ、予約は一ヶ月以上になったことはない。私はベストセラーのような人気のある書を読んでいないので、予約は、順待ち数名で治まるのだから、取り寄せが遅いのは、図書館運営の質の問題だろう。

数年前になるが、オンライン検索システムが出来たとき、ISBN-10 とISBN-13 の検索が、同じ図書のはずなのに全書籍違う書籍が検索されてしまうバグを見つけたので、担当者と話した。その場で異常が再現されたので、業者に直させるとと言って、その後は、なしのつぶてだった。図書館にとっては大事のはず。4月に今度は私の予約が同じ本を係が2回登録したのか、予約限界の10冊を超えて11冊で表示されるバグがあり、それを指摘したが、けんか腰で担当者が議論を吹っかけてきた。まだ言いたいことがあるのかというので、貸し出しも予約も、画面タイトルの色ひとつ変える心配りがないこと、第一、貸し出しと予約を2回パスワードを入れさせるなんて野暮ったいシステムだと伝えた。業者に意見として言っておくといったが、私には業者とは実は自分と言っているように聞こえた。バグ指摘が二度と言ってこないように不快感を与えようというのか、攻撃のように対応する係の質のひどさ。今後図書館海援隊プロジェクトで深入りする相手だから、なおさらうんざりしている。

今日は月曜日なので休館日だが、ビッグイシューの本に紛失があり、補充分を届けた。裏口から届けたのだが、警戒されるのはわかるが、面倒くさい表情が露わになるのには、こちらもうんざりさせられた。

私の若い時に教えた子が海老名市立図書館にいる。海老名巡回のとき、時間にゆとりのあるときは、ちょっと寄ることがある。うんざりした顔だけは、やめろよなと言っているが、結構クレームがあるようだ。海老名ではなく相模原市の橋本図書館にいてほしいのだがと言って、困らせている。橋本図書館は休んでいると、すぐに私を起こしにくるのだ。うつ伏せがいけないらしい。

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父のベッドシーツの補充と防臭剤を買うと母を納得させ、デイサービスの父の居ぬ間の用足しをするために、市役所の窓口で用事を済ませたあと、サポセンにまわった。昨日まとめた新聞記事は、そのいくつかは18日の野宿者支援者懇談の場で資料に使う。「襲撃続発、狙われるホームレス 行政の排除も進み孤立化」「職探し、図書館がお助け コーナー設置、支所も積極助言」を加える。昨日の「「買い物難民」に宅配や送迎支援、研究会提言へ」や、「ツイッター街づくりに商売に」、そして「空き家活用地域の力と知恵で生かす」などは、「わーく」編集部の活動「無業者就労支援」の線からの構想に接する話だ。野宿者の課題とは段階が違うが、大きく生活困難者の地域包摂ネットの行政横断構想で簡単に紹介するつもりだ。緊急連絡&生活情報カードつくりは、東京事務所から誰か覘きに来てもらうので、「路上脱出ガイド」と一緒に見本をプレゼンする。その資料を印刷していたが、時計を見ると父の帰宅まであと50分。路線バスのつながりは最悪の時間に入り込んでいた。慌てて中央公園まででてから、タクシーを拾った。

父の帰宅時間には間に合ったが、父の予定に細切れにされていると、まとまったことが全く出来ない。タクシー騒ぎがこう頻繁になると、自転車がほしくなる。自転車は昔骨折した側の足が、乗り終えた後、見事につってしまうので、購入がのびのびになっていた。両親の不調が出てきた今、本来なら車が欲しいが、私の眼、特に右目は網膜色素変性症で視野の中央部が霞んでいて間もなく失明する。運転は危険だ。だから他者を乗せない自転車をせめてと思うのだ。TV購入分割残金があと数回、すんだら買うと、自転車業者組合のボスの店で、機種物色をしては、いるのだが。

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父の半身不随状態は、いっそう進んだ感がある。玄関から階段までの2mが歩けない。周囲につかむところがない不安があるのだろうが、麻痺側の足が全く動かなくなった。私が背後の守り役なので、珍妙だが麻痺側の腿(もも)を前に蹴飛ばして歩行を進めている。

階段は間もなく昇降できなくなるだろう。このとき、父を階段に座らせて昇降する方法を準備している。果たして学習できるかが問題なのだ。今回、下から4段目で父が腰砕けを起こしてしまったので、さっそくその場で切り替えてみた。今回は階段昇降を頼んでいる手馴れた方と組んで試したが、結果は立てないことに当人が慌てていて危うい状態だったが、何とか昇ることができた。一般には知られていないが、これは身体障碍の当事者が自然にやっている仕草から学んだものだ。

まず麻痺側の足が下側になる向きに、階段壁に向かい全身を横向きに座らせる。利き手、利き足が階段面に接するが、麻痺側の半身には体重がかからない。この姿勢で、利き手を座面段より一段上につき、腕に下向きの力をださせ腰を一段上の面に利き足を突っ張り、利き側の手足の力でもち上げる。腰を上段面に乗せ、次に半身を引き寄せる。この繰り返しで「いざる」。麻痺側を使わず、残存能力を使い階段を昇る。下るときはこの逆だが、下りは一段ずつ尻は落とすだけなので楽だろう。

問題は階段に座らせたり、立ち上がらせる最後の場面だ。不安定でも1~2段は立って昇れるなら、最後まで上りきらず、1~2段手前で補助してたちあがらせてしまう。最上段の床から立ち上がらせるよりは楽に身体を立たせることが出来る。

今回ぎごちなかったのは、当人の混乱だけでなく、支援者の動きのフォーマットが出来上がっていなかったからだ。この形を担当者と相談する時間を、次回取ることになった。座った位置からの昇降なので、当人の転落不安はかなりちがうはずだ。

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父の夕食は冷凍物の刺身を解凍した。しかし悪い癖で食事中に排泄したくなり、ポータブルトイレに移ろうとするのだ。この途中で排泄が間に合わず、床がびしょ濡れになる。転倒するときもこの場面だ。ここを見張っていると私は用事に出られない。父は往復で20分弱かかってしまう。食事を作り、済まさせ、父をベッドに戻し、下膳するまでで1時間を超え、周囲の清掃、食器洗い、汚した衣類の洗濯を含めると2時間弱かかる。これが日3回、5時間は介護に消えていく。用事は起床就寝時のおむつ交換や着替えなどがそれに加わるから、6時間は毎日拘束されていく。父は勝手に階段を降りる元気はなくなったが、かわりに、ところかまわず失禁騒ぎが起こる。利き手を下にして寝てしまう肘枕の癖があるので、利き腕がしびれてしまう。就寝中ときどき手をずらせてやらないと、次はこの利き手がだめになってしまう。深夜2回は巡回している。

どうしても母とのタッグで介護を支える以外ひとり介護は無理なのだ。

だから現在は入所を前提に、動き出している。入所優先度もあがるので、介護度3から4へと上げて欲しい。切に願っている。

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明日は母を眼科に送った後、北茅ヶ崎から橋本に出て巡回予定。

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Tさんが捕まらない。寝場所は知っているが、その夜間は夕食始末と、父の排泄騒動の最中、または巡回中。ひと息つくのが23時半頃、それから彼の寝床に訪問するのは決心が要る。どうしたものか、悩んでいる。

夜間傾聴:なし


(校正2回目済み)
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