湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

ADHDの女性の就労談5/31に/父のホーム通所前夜

2008-04-23 04:29:35 | 引きこもり
4/21の見学会が午前中からだったことが尾を引いている。全体のレポートが遅れているがご容赦を。

昨日は珍しく授業代行が入った。勝手に進めるわけにもいかず演習とQ&A風に進めるが、展開にコアがないとたちまち受講者がちりぢりになり私語と携帯が見え隠れするようになる。PCとプロジェクタを使って、テンポを速め、目先を変えて引っ張ったこともあったが、もともとの講師に、自分の授業に私語が噴出し、仕事の負担が増えるから、やめてくれと言われて、他校の様子を茶化して、今の自分たちの不細工さを茶化す。そんなスパイスで何とか時間を乗り切る。しかし名前は出さないが、他校の茶化しは、契約切れの際、他校で自校が茶化されると思うのだろう、管理者がやんわりと自粛要請をかけてくる。確かに仁義のようなところがあって、そこはそれ、たわいも無いところしか話していないから、授業の実質を壊さなければいいと思っている。

しかしこれも、パワーがいるのだ。眠いとたちまち周囲も眠くなる。お昼寝の術というわけにもいかず、授業をやっと乗り越えて、席のない職員室の応接椅子に座り込むと、目に違和感が出てさっさと帰宅というわけにも行かなくなった。

ティッシュをポットの湯で湿し、ポリ袋に入れて、ハンカチで包むと即席ホットタオルができる。それを使って目に当てて、回復を待った。

******君の話を私の担当者が確認に来て、珍しく悪態をつかなかったと、私の評価とも場つなぎともつかない話を聴かされてしまった。FAX仕事はパスして藤沢に戻った。本来火曜日は公休なのだ。父の通所時に切る下着とジャージを買い込んでうんざり。店は私が使うものと間違える。サイズが違うのでうるさいうるさい。

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今日、初めて父がホームの通所サービスを使う。デイサービスだというのに、入浴サービスがあるので、ショートステイ(宿泊)並みの準備がいる。衣服・所持品に名前を書かなくてはならない。めがねに名前をいれろとは。祖母は眼鏡を必要としなかったので、父の眼鏡を見ながら、米粒に字を書くように、ため息突きつつ、名前を張り込んだ。湿ったらテープをかぶせてあったも取れてしまうのにと、ぶつぶつ。以前、祖父が入院したときは、洗濯ばさみに輪ゴムをつけて、端に名前カードを下げた。履物などにちょっとはさむグッズである。これではいけないかと担当者に見せたが、拒否されてしまった。

衣服に名前を入れるが、縫い取りが必要なものもある。とくに靴下のような伸縮生地が困った。母の指先はあかぎれのように水泡が裂けて血漿がにじんでいる。無菌性の掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という自己免疫疾患を周期的に発症するために、発症時は、水仕事・指先仕事ができなくなる。ストレスが明らかに関係していて、いざというとき、指先が使えなくなる。このため、家事の一部は私がやってきた。祖父・祖母のときは、認定が高かったために、訪問看護やヘルパーさんの応援を使えたために、決定的に深刻な状況に陥らずに済んだ。ところが父の場合は、通所+αで「α」の部分が使えないこともないが、日々の支援にはとてもはまらない。

衣類を買い替え、父が文句を言えば取替えに行く。この認識の空転が家事を一切してこなかった父には見えない。身辺自立していない男性に対するしょうもない怒りのような折が心に溜まっていく。不合理にガス抜きするが、不登校・引きこもり青少年に対する父親の根性論が相談中、威圧的に語られると、自分の頭を冷やす間が必要になるのは、こういう体験が影響しているように思う。男性だからと言って、家族の介護から免除されるわけではないだろう。

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いくつか話が決まってきたこともある。

5月31日(土)午後、ADHDの娘さんの就労苦労談をしてもらうことが決まった。

「わーく」放送局の機材のひとつ、4ch ミキサーが、今月29日の夜に到着する。いよいよ本番である。

湘南子どもフォーラム懇談会が「わーく」編集部へ転身する。この懇談会最終企画の「ニート」上映をするために、最終チェックをプロダクションと行う。先方が新潟県のプロダクションなので、先方が東京の企画のために上京するので、その場を利用させてもらうつもり。ここをめどに上映実行委を盛り上げていく。日程はいずれ公開。

JC-NET会員、今年も継続。送金はまもなく。DVD「ニート」とともに3万円の臨時出費は痛い。しかしJC(ジョブコーチ)企画は高い。参加費だけで身が引けてしまう。施設のバックグラウンドがないと、個人でハローワークへの付き添いや、職場仲介を個人的にやるだけで、ほとんどメリットが無い。未組織当事者への対応のスタイルをどうとるかという矢先、志賀さんの講演で中小企業の欠員補充求人は取り組まない。職場の障碍者受容が出来ていないからだという論に、取り付く島無しだなとため息をつく。粘り強く職場訪問をした事例も数少ないがある。経営者の理解があったので、何とか維持できた。アスペの青年の事例だ。この形しか個人支援者では取りきれない。差別への対応は粘り強く就労後も伴走を続ける必要がある。この青年の一部が夜間傾聴に参加している。

土曜日、茅ヶ崎市の自治基本条例関連の常設意見交換会に出る。成人後見制度のセンター支援と、地域就労支援の未組織若年者就労の件で、問題提起していきたい。

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今日は8時過ぎに父を送り出した後、TOTOドロノワの陶芸ワークショップが10時から14時。15時から茅ヶ崎サポセンでNPOサポートちがさきの事業部門代表者会議。16時に中途退席して帰宅し、父の帰りを引き受ける。夕食を準備して、橋本にでる。夜間傾聴までに、どこで仮眠を取るかが鍵。父の帰りがあと1時間遅ければ全く違うのにと思うが、ショートステイを父が拒否しているので、それも出来ない。

「わーく」の実働までに、父の外泊を実現したい。そう思うのだが…。

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