湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

光の風ネットワークに出席し/緩急起きても活動を絶やさないために

2008-03-13 07:10:02 | 引きこもり
睡眠1時間後、朝、突然庭先で木材を打ち付ける音で起こされた。近所で合同の便利屋をしている*さんの、私の取っては予告編なしの修繕工事だった。実は、父が電話応答して承諾したまま忘れていたものだった。資材を買ってしまったので中止は困るといわれ、やむなく承諾。結局徹夜状態で厨房に立った。

家の確定申告が迫っていたので、帳簿をひらいたが工事音で数字が跳び中止。父が2階窓から*さんを怒鳴り始めて仲裁に入る。母は観劇にとうに出かけて、父の介護を拒否。コーヒーで平静を取り戻して、父の食事を準備したあと、テーブルに臥せっていた。母は介護サービスが入った時点で仕事を分担するが、それまでは嫌だと明言。土曜日、私はつくばに出かける。その日の担当と交換する形で、今日を引き受けていた。2階で転倒の音。急いであがると、ベッドマットごと父が床に寝そべっていた。夜間の騒動の結果、マットが、くずれていたのだった。打ち身で痛がって寝ていてくれたおかげで、今日は家を空けて光の風ネットワークの会合に午後参加することが出来た。

昨日は市の自立支援協就労支援部会の日でもあった。前日の傍聴申請が通らなかったので、同時刻の会合となった光の風ネットワーク(茅ヶ崎市十間坂)に出かけた。昼食を片付けると、家族の協力がないのでいつも13時半になってしまう。タクシーでエメロード商店街のはずれまで移動。15分遅れで会場に滑り込む。

翔の会関係者・湘南おやじの会・ハローワーク関係者が参加、今回は地域商店会や民生委員関係の方は欠席。ネットワークの現状と今後の方向の議論。後半就労支援部会参加するという方が多く、予定より早く終了。目の前にいる私の傍聴許可について相談するのだから、奇妙な話だろう。手帳を持つ障碍者の関連団体ではないハンデが常に壁を作っている。却下かなと思いつつ、会合で紹介時間が得られなかった「わーく」の支援ネット作りを、光の風関係者の方に提案。今後の議論に乗せてもらう事になった。

茅ヶ崎市立図書館で本を交換。「地域でささえる 障害者の相談支援」(横浜市立図より)他6冊。「わーく」の絵を描く基礎資料。

この書でも、様々な事例が紹介されているが、ハローワークの担当の方との話のとき、「『いかにして楽をするか』という意識があるので、そんな職場はない」というような発言が担当の方の就労支援の議論には必ず出てくる。「職場の就労条件は甘くないのだ」という論調は、社会的挫折組の空を重く覆ってしまう。ましてや精神障碍の方の場合、寛解期と急性期の周期があるために、安定した労働が出来ないから、障碍自身を否定されてしまう。仕事を抱え込みやすい障碍ゆえに、自分の限界線を制御しながら働こうとする。このことまでも「楽をする」と判断されては、まったく障碍の状況を理解しているとはいえないのだ。どこかで競争原理を協業・多様化にずらしていく試みをしないと、働けないひとがいる。これを「なまけ」というか。現場にいるがゆえの通俗経験則は問われなくてはならない。

ジグソーパズルのコマを操るように、求人の隙間にコマ(求職者)をはめ込んでくのが就労支援と解釈するのは狭義解釈的な間違いだろう。彼とともに描く絵(業種と形態)を提案し続けることも就労支援の大切な仕事だ。

本と食材を抱えて、外食するため店に入って睡魔に襲われた。帰宅すると店に買い物をした食材の袋を忘れてきていた。朝の突然の工事の影響だった。帰宅する前の母を携帯で捕まえて、引き取ってもらった。その荷物をバス停で受け取った。母は両手に「掌蹠膿疱症」があり水仕事が出来ない。その掌が痛む可能性があった。父の介護を敬遠するもうひとつの理由だった。

母に夕食を依頼し、とにかく2時間、睡眠をとった。巡回調整の電話連絡をすっかり忘れていて、先方に迷惑をかけてしまった。父を電話から引き離すことが必要となってきていた。先日は墓地販売員が父の許可を取ったと訪問してきて追い帰した。留守中、得体の知れない人間を家にあげてしまう可能性もあった。父のプライベートな電話は週数回ある。これも絶つわけにはいかないので、いきり絶つのは父と相談する必要があった。

足元を整理する。介護サービスを承諾させ、家族の時間を作る。これが来週の大きな課題となる。


夜間傾聴:町田2君(仮名)
     *****君(仮名・本人)やっとことがはじまった。


p.s. 昨日の話し合いでも問われたが、私の巡回は2系統あり、仕事が違う。ひとつは以前勤務していた塾の紹介による就労支援ボランティア(多摩川沿い)。もうひとつは、学習相談の生業、ただし引きこもり・障碍などの困難を抱える青少年たち。こちらは復学支援。相模原市が中心。年齢が高い方の復学支援もあるので余計わかりにくい。湘南にもうひとつの就労支援ボラを求めているが、昨年夏から恒常的な対象者がいない。地元日干し状態にある。

有珠山噴火のとき、避難所放送に提供したミニFMの送信機をいれておいたバッグが出てきた。送信機は今どうなっているだろうか。

すぐれた実践をしているNPO法人「カタリバ」を学習論関連の研究者に紹介した。反応やいかに。

(校正2回目済み)
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