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湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/11(補)現代に「半鐘」を復活させる価値(メモ)(転載歓迎)

2011-10-13 04:36:19 | 引きこもり
現代の緊急放送は、サイレン以外は言葉に頼っている。茅ヶ崎市の場合は、高齢者の徘徊捜索の放送も、同じ放送網になっており、その言葉も互いに反響して、多くの場所で、何を言っているのかわからない状態である。そこに正常性バイアスがかかれば、今回の東日本大震災の津波の悲劇が繰り返される。

昔、スピーカーによる放送がなかった頃は、「半鐘」が使われた。たとえ放送内容が聞き取れなくとも、この半鐘の音は干渉しにくい。サイレンとの違いは、叩き方に意味を持たせていることだ。防災放送の冒頭にこの半鐘の音を入れて、TVなり携帯なりの情報を至急キャッチするようにと約束事を決めておくと、正常性バイアスの対策になるかもしれない。それは鐘のたたき方が、何通りかあるというところが鍵。サイレンは緊急信号だけとなるが、状況聞き取りに幅が生まれることによって、5点打のように至急情報取得をと促すシステムを衆知できるのではないか。無論、正常性バイアスは、そう簡単ではない。しかし緊急度の段階が意味を持つ可能性がある。検討する価値はあると思うのだ。勿論、伝達内容をすべて半鐘信号に担わせるというのではなく、緊急度の指標の意味を持たせ、利用せよという意味である。(111011 湘南オンラインフレネHP 飛田 tobita@mail.goo.ne.jp)

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<参考資料>

●「半鐘 Wikipedia」
●「火の見櫓の半鐘の音 youtube」
●「防災・危機管理心理学/防災システム研究所」

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以上

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