Q子君から早朝電話がはいって、まさに「傾聴」を行った。いじめの加害者は痛みの自覚が薄い。Q子の親御さんをけん制する動きがあって、学校は「調査中」を振り回し始めたとのことで、Q子の父親が切れた。告訴すると校長に告げ、周囲はあせってQ子さんのご両親に示談の道を歩み始めた。Q子は自分の頭ごなしに、ことが進んでいることに反発。加害者のいる学校には戻らないと、怒りを電話に叩きつけていたのだった。
ご両親を含んでQ子と会ってきた。詳細は書けないが、あまりにも微妙な問題が介在していた。ただQ子は時間をとめて、しばし静かにして欲しいと願った。私はADHDの関係で知っていた精神科医をペースメーカーとして紹介した。法的な手続きについては、親御さんの仕事柄、私などよりもずっと詳しいので、先方との話は釘を刺す方法を考えて、急な展開を避けるように確認した。私はQ子が求めたときの傾聴屋として動くが、それ以上の動きは自制する旨を伝えた。
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*君が実家に帰っている。彼氏の実家である。戻るのは一向に構わない。しかし、痛みの切り分けをし、彼の出発点を取り直したことが、なしくずしになること。実は他の例の大半がこれになる。体調の不調を訴え、しかも実際に不調になる。これが契機で崩れていく。こころの不安が病を作り出してしまう。大事なことは、新居と実家は切れているのではなく連続していること。そういう行き来のリズムを自分のなかに作ることだ。敷居の高さを親子相互が作ってしまう。そこがこだわりの種をつくる。実家で骨肉の争いを再開するのは愚かだ。そこには自分の存在を確認できる実感はあるが、自分を食いつぶしている。どう「離れ」を生かしていくかを考えていくべきなのだ。
一昨日、私は「ヤングジョブスポットよこはま(YJSY)」にお邪魔して、責任者の眞さんの重いお話を伺った。YJSYは3月で任務を終えて閉鎖となる。同じビル4Fの横浜市か管轄する「よこはま若者サポートステーション(YYSS)」が、機能をリメイクして中心メンバーが移動して運営が始まるのだ。YJSYの若者のたまり場的な雰囲気はなくなる。就労を希望する個人に長期的に寄り添う相談が個性となる。
*君を担当してくださった方々が、YYSSに引き継がれていることにほっとしつつも、就労意識を作れないでいる若者たちの状況打開の鍵(当事者活動…ミニ講座)を捨ててしまう行政の愚かしさを感じる。ばらばらの個人が適職企業にはまっていくのが、すべてではないということを知らなければ問題は解決しない。なぜ自分は働くのか、何を得ようとしているのかを友を通してつかんでいく作業が大事なのだ。その養成の場として「ミニ講座」があった。私はその部分を「わーく」紙発刊活動に初源の時期を担わせようと考えている。窓口が発足すれば、中に会議(講座)を埋め込み、セフティーネットの実務者ネットを官民協働の第三セクタとして、窓口の委託管理を行う。つまりNPOサポートちがさきが、市民活動サポートセンターを受託運営することに似ている。違うことは若者の就労支援が社会政策として実行されるがゆえに、民間委託していくのではなく、官民協働の事業となることだ。
その湘南モデルの源流が消えてしまった。眞さんとスタッフの皆さんに重ね重ね感謝すると同時に、無念でならない。当事者活動を内包した窓口拠点作りは今年、姿を修正して茅ヶ崎市への共同提案・政策提案として行う。
*君は、このYJSYからYYSSへの移行に腹をたてた。正直言って私も納得していない。しかし家で暴れてはいけない。ひとりでは食事も味気ない。だから通うスタイルを作ればいい。君のいわば出撃拠点は新居なのだ。君の世界を形作ることの中に就労がある。
私はQ子と会い、午後筑波大大塚の学習論の研究会に割り込んできた。当事者活動とくに「わーく」の中に生じる就労のまなびを磨きたいがゆえだった。一度家にもどり父の食事を作り、*君のお宅にお邪魔した。君の顔に優しさが戻っていたことに安心しつつ、それが実は強さのもとになるのだとつぶやいていた。
*君、今度は君が私を食事に誘ってくれ。私の好みは「やすくて・うまい」まるで某*野屋みたいだが、これが注文。あの新居の長ねぎを工作用はさみで切るサバイバルな環境でいい。私の分は実費で払うから。週に一度はやろう。慣れてきたらしんどくない招待客をつくろう。
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私は×1だから実家にいる。家事分担があって、毎日二食の炊事と買物・洗濯・親の通院介助をやっつけて、仕事周りをしている。安月給だから仕方ないが、おかげで調理は結構覚えた。そうそう、*君、君の新居でお初のフライパンでチャーハンを作ったね。私の家では中華なべでやっているものだから、攪拌中、飛び上がった飯粒がフライパンからはみ出して、床に散ってしまった。少々恥ずかしかった。でもその米粒を元に戻さなかったことは合格にしてほしい。(笑)食べた後もそのままだった。次回から洗う、君の手のことがあるから、洗うのはまかせろ。
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今日はおそらく茅ヶ崎サポセンで広報の編集会議だろう。その後、この前日送りしていた藤沢保健所に行く。帰りに藤沢推進センターに知人に会いに行く。間があくから「わーく」を作って待つ予定。相模大野の巡回は日送り。夜間傾聴予約者1名。
2/10(土)都社協ボランティアセンター(ボラセン)主催の「ワーキング・プア」のフォーラム分科会がある。行ってみよう。面白い奴がいるかもしれない。\1,000-必要。飯田橋だ。
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岐阜養護学校の神山忠教諭から、ありがたいメールをいただいた。神山さんはディスレキシア(読み書きの障害)を中心とした軽度発達障害のどのような困難に対してツール有効であるか直感的に掲示する優れた解説画像を開発された方で、DAISY の有効性をからめて今年招待したいと思っている。中邑賢龍氏が機能的にツールの可能性の世界を提示してくださる(予定)であるのと同時に、神山忠氏には現場の場面のリアルさをおさえて、そこに何が生成しているかを描いてもらおうと思う。後半は「わーく」の中に組み込まれる世界だ。神山さんは、まだ日取りが決まっていないものの、講演に快諾をいただいた。感謝します。
以上
ご両親を含んでQ子と会ってきた。詳細は書けないが、あまりにも微妙な問題が介在していた。ただQ子は時間をとめて、しばし静かにして欲しいと願った。私はADHDの関係で知っていた精神科医をペースメーカーとして紹介した。法的な手続きについては、親御さんの仕事柄、私などよりもずっと詳しいので、先方との話は釘を刺す方法を考えて、急な展開を避けるように確認した。私はQ子が求めたときの傾聴屋として動くが、それ以上の動きは自制する旨を伝えた。
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*君が実家に帰っている。彼氏の実家である。戻るのは一向に構わない。しかし、痛みの切り分けをし、彼の出発点を取り直したことが、なしくずしになること。実は他の例の大半がこれになる。体調の不調を訴え、しかも実際に不調になる。これが契機で崩れていく。こころの不安が病を作り出してしまう。大事なことは、新居と実家は切れているのではなく連続していること。そういう行き来のリズムを自分のなかに作ることだ。敷居の高さを親子相互が作ってしまう。そこがこだわりの種をつくる。実家で骨肉の争いを再開するのは愚かだ。そこには自分の存在を確認できる実感はあるが、自分を食いつぶしている。どう「離れ」を生かしていくかを考えていくべきなのだ。
一昨日、私は「ヤングジョブスポットよこはま(YJSY)」にお邪魔して、責任者の眞さんの重いお話を伺った。YJSYは3月で任務を終えて閉鎖となる。同じビル4Fの横浜市か管轄する「よこはま若者サポートステーション(YYSS)」が、機能をリメイクして中心メンバーが移動して運営が始まるのだ。YJSYの若者のたまり場的な雰囲気はなくなる。就労を希望する個人に長期的に寄り添う相談が個性となる。
*君を担当してくださった方々が、YYSSに引き継がれていることにほっとしつつも、就労意識を作れないでいる若者たちの状況打開の鍵(当事者活動…ミニ講座)を捨ててしまう行政の愚かしさを感じる。ばらばらの個人が適職企業にはまっていくのが、すべてではないということを知らなければ問題は解決しない。なぜ自分は働くのか、何を得ようとしているのかを友を通してつかんでいく作業が大事なのだ。その養成の場として「ミニ講座」があった。私はその部分を「わーく」紙発刊活動に初源の時期を担わせようと考えている。窓口が発足すれば、中に会議(講座)を埋め込み、セフティーネットの実務者ネットを官民協働の第三セクタとして、窓口の委託管理を行う。つまりNPOサポートちがさきが、市民活動サポートセンターを受託運営することに似ている。違うことは若者の就労支援が社会政策として実行されるがゆえに、民間委託していくのではなく、官民協働の事業となることだ。
その湘南モデルの源流が消えてしまった。眞さんとスタッフの皆さんに重ね重ね感謝すると同時に、無念でならない。当事者活動を内包した窓口拠点作りは今年、姿を修正して茅ヶ崎市への共同提案・政策提案として行う。
*君は、このYJSYからYYSSへの移行に腹をたてた。正直言って私も納得していない。しかし家で暴れてはいけない。ひとりでは食事も味気ない。だから通うスタイルを作ればいい。君のいわば出撃拠点は新居なのだ。君の世界を形作ることの中に就労がある。
私はQ子と会い、午後筑波大大塚の学習論の研究会に割り込んできた。当事者活動とくに「わーく」の中に生じる就労のまなびを磨きたいがゆえだった。一度家にもどり父の食事を作り、*君のお宅にお邪魔した。君の顔に優しさが戻っていたことに安心しつつ、それが実は強さのもとになるのだとつぶやいていた。
*君、今度は君が私を食事に誘ってくれ。私の好みは「やすくて・うまい」まるで某*野屋みたいだが、これが注文。あの新居の長ねぎを工作用はさみで切るサバイバルな環境でいい。私の分は実費で払うから。週に一度はやろう。慣れてきたらしんどくない招待客をつくろう。
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私は×1だから実家にいる。家事分担があって、毎日二食の炊事と買物・洗濯・親の通院介助をやっつけて、仕事周りをしている。安月給だから仕方ないが、おかげで調理は結構覚えた。そうそう、*君、君の新居でお初のフライパンでチャーハンを作ったね。私の家では中華なべでやっているものだから、攪拌中、飛び上がった飯粒がフライパンからはみ出して、床に散ってしまった。少々恥ずかしかった。でもその米粒を元に戻さなかったことは合格にしてほしい。(笑)食べた後もそのままだった。次回から洗う、君の手のことがあるから、洗うのはまかせろ。
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今日はおそらく茅ヶ崎サポセンで広報の編集会議だろう。その後、この前日送りしていた藤沢保健所に行く。帰りに藤沢推進センターに知人に会いに行く。間があくから「わーく」を作って待つ予定。相模大野の巡回は日送り。夜間傾聴予約者1名。
2/10(土)都社協ボランティアセンター(ボラセン)主催の「ワーキング・プア」のフォーラム分科会がある。行ってみよう。面白い奴がいるかもしれない。\1,000-必要。飯田橋だ。
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岐阜養護学校の神山忠教諭から、ありがたいメールをいただいた。神山さんはディスレキシア(読み書きの障害)を中心とした軽度発達障害のどのような困難に対してツール有効であるか直感的に掲示する優れた解説画像を開発された方で、DAISY の有効性をからめて今年招待したいと思っている。中邑賢龍氏が機能的にツールの可能性の世界を提示してくださる(予定)であるのと同時に、神山忠氏には現場の場面のリアルさをおさえて、そこに何が生成しているかを描いてもらおうと思う。後半は「わーく」の中に組み込まれる世界だ。神山さんは、まだ日取りが決まっていないものの、講演に快諾をいただいた。感謝します。
以上