湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

マイクロソフト助成金申請を終えて/3月講師は難しい選択

2007-02-21 06:27:11 | 引きこもり
やっとマイクロソフト助成金申請が済んだ。申込書は短いのだが、構想のエンジンにガソリンを入れるような願いだから、是非通ってもらいたいと考えた。それには現在社会の課題の適切な改革案として、そして未来を準備する新たな枠組みとして、構想の価値が先方に伝わらなければならない。それでテキストディタに書いては消し、書いては消し…。結局最後は一気に書き上げてしまった。

拡張型の企画は予算が難しい。ある達成レベルを想定して予想経過を抱え込み、予算化する。だから可能性に応じて発行部数を徐々に増やしていくような、拡張型企画はそのまま予算に追えない。もうひとつは「わーく」は実社会のマスコミ営業ごっこ(勿論収支は社会的企業としてきっちり収める)のプレ就労であり、取材と称する「職場見学」であり「経営陣との出会い」であり、職業人・専門家との対話から「感化を期待する活動」なのである。

だからマイクロソフト申請に重要となるSNSネットの部分は、いわば「情報の血流の部分」であって、ネットのシステムの構成はOpenPNEや、NOTA2,DAISYであったりする。いずれも開発途上の刻々と変わるシステムで、構想計画のオンライン・テレコムとして描くことが難しい。つまり描ききれない部分が常にあって、申請の核心、ネットワーキングの部分の魅力がいまひとつ切れ味が悪い。携帯ネットとしても、若手ユーザーが面白がってくれないとまずは続かない。機能や操作性だけではないのだ。こればかりは、試験運用だけでもスタートしていなければ、見通しが利かない。

構想、あとは念力かけるだけ。

助成金関係では「DAISY 湘南」について「げんき基金」にかけるか、それとも「わーく」そのものの「ミニ講座・取材費」を俎上にあげるかという問いもある。悩ましい本当にそう思う。これだけやっているんだから、助成金をくれと主張できる若手人材が欲しい。

なにやら分譲住宅を売る不動産屋の気分になってきた。実は、スペアちがさきの皆さんに品川裕香さんの講演会主催団体になって欲しいとお願いして、無念、断られた。事情がそれぞれあるからやむをえないが、受験生の気分にもなっている。不動産屋と受験生…何だそりゃとため息をついている。

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昼間、茅ヶ崎サポセンで「さぽせんニューズレター」の印刷をやった。二色刷りである。分色多色刷りは十年ぶりくらいだろう。そのころの印刷機はインクが乾かなくて両面刷りで汚れ・印刷ミス(くっついてしまう)が連発して、そこに色を重ねる多色刷りは、よほどゆとりを考えないとぴたりと収まってくれなかった。トンボを飛ばすが機械の遊び(ゆるみ)が多く、無駄な労力だった。

印刷してすぐにインクが乾いてくれるので、かなり詰め込んだ配置でも、なんとかなっている。個人宅少量印刷が高嶺の花の時代で、汚れる謄写版からジアゾコピーが出たときは画期的と思ったのだとJさんに話したら、宇宙人の寝言のように話が宙に浮き上がって空転してしまった。歳の差は悲しい。

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DAISYのデモ版をサポセンの関係者に見てもらう。DAISYの基本フォーマットは平凡で、統合ソフトとしても、機能がいわゆる先端を切っていない。しかしこれは国際標準とし、息の長い関わりの可能な基本ツールを目指しているからだ。

少しその重要性が伝わったようだ。「わーく」から派生した起業第一号ソーシャルファーム(社会的企業)となるだろう。初夏までに研究会を立ち上げる。協力が得られないかと思う。

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*君の就職活動が始まっている。明日はハローワーク藤沢に同行し、*君生涯の就労支援連携チームを立ち上げる。サポセンは月例会員総会だが、欠席することにした。帰りに彼を藤沢サポセンに連れて行きたいのだ。

今夜は22日の私の提案会資料を作っている。14時。まさかひとりではあるまいなと思いつつ、悪夢を振り払っている。明日は牧野さんに教えていただいた方を訪ねに、*君の話のあとに江田に回る。お願い通るや否や。


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電話:Q子母・*君・児相・他3件
夜間傾聴:レギュラー冷やかし覘き 1名
巡回:なし(明日、夜間町田1件)
Amazon に上野・ソーヤー本、古書買いエントリー

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柔らかな菜の花をいただいた。はまぐりを買って帰宅。さあて、明日はパスタからかな…と。

コメント
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